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yabun ni kyuketsu shitureishimasu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ガッツリBLというよりも匂わせて読者にさんざんニヤニヤさせたところで
ご褒美を投下してくれる作品
主要キャラの山寺くんという歪んだメンヘラキャラが一際輝いていて眩しい
吸血鬼ではないのに一番強いと思う。有無を言わせぬ嬢王様っぷりがかっこいい。
たまに見せるデレ(無表情)なところとか、執着がすごいところとか
よそには絶対になびかない安心感とか
なんかもう色々ニヤニヤします
ストーリーも作り込まれていて先が読めないので常に続きが気になります
今後の展開も楽しみです
面白かったです!前半はなんとも形容しがたい面白さ!シリアスなのに笑っちゃって戸惑ったり、山寺に振り回される展開に快感を覚えたり。とにかく山寺が本当に良いキャラしてます。ゲスクズだろうと、振り切れてるキャラは好き!
今回の新キャラは、小夜をパパと呼ぶ双子の子供。そこからメイと吸血鬼の過去話に入ります。魔女狩りから人間の終わりと吸血鬼の始まりを迎えたメイが、愛した吸血鬼を殺すまでの残酷な物語。
気になったのは、吸血鬼が正気を失った理由が分からなかったこと。推測だけ示してはっきりさせなかったのは、今後の展開に関係あるってことかな。
小夜は変わらず善人キャラだけど、濃いキャラがどんどん出てきて主人公ながら影が薄くなっているような…もっと背景とかいろいろ知りたい。濃すぎる顔圧ホストは要所で大ゴマを使いつつ重要なお仕事してました。
そしてラストの山寺のモノローグはちょっとすごい。小夜から受け取ったものを、昔貰いそびれたものと表現してて。山寺の過去はこれまでに何度も描かれてきましたが、その全部がこの言葉にかなりの重みを持たせてて、うっかり泣きそうになります。
守りたい小夜と自分のものにしたい山寺、という関係性の確立を見たような。この作品を誰かにオススメするなら、まず5巻まで読んでみて!と言うかもです。
ちょっとした背筋の凍るようなスリルが、
深まって面白くなってきた。
暗い過去とトラウマの痛み、
現在の脅威に潜む心の闇と絡み合っている山寺。
吸血鬼の愛情物語の裏に潜む
愛の深さや恐怖に翻弄されている小夜。
山寺を救おうとする小夜、
その山寺への愛護がますます愛おしく感じられる!
徐々に露わになっていく
山寺の狂気的な執着が非常にいい!
2人の関係はどんな展開が待ち受けているのか。
これからも目が離せない。
吸血鬼の業に付き纏われて、
人間にある愛と裏切り、
そして殺すという欲望が全部混じり合って、
ファンタジーとリアルなリーマンの間を巧みに行き来するこの物語が、
巻が進むにつれて、読む手が止まらなくなってきました!