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arufa girai no osananajimi to ummei no tsugai
幼馴染同士。
海外でも大人気の人気俳優でα×パティシエで15歳のときに攻めが原因でバース性がβ→Ωに転換し、αアレルギーも発症してしまったと思っているΩ。
あらすじを読んで、攻めが芸能人設定好きとしては読まねば!! と思い、いざ!!
王道な幼馴染再会オメガバでした。
が!
幼い頃から攻めが受けを好きすぎて呪いの言葉のように、もし受けがオメガになったら「うんめいのつがいに」なってね、と言い続けてプラセボ的なビタミン剤を「これがΩに転換する薬だよ~」的な悪の囁きをしながら受けに飲ませるくらいの強強執着Loveが最高でした!!
まあ、偶然この事件をきっかけに本当に受けはβからΩになってしまうのですが!
どこまでもいなくなった受けを追いかけ続ける攻めが大好きなのと、一難去ってまた一難的展開も大好きなので、とても美味しく読ませていただきました。
GPS的なものを受けの持ち物に仕組んだり、幼い頃に受けからもらったものを大切にし続ける激重愛も良きでした!
筋金入りの執着溺愛攻めがお好きな方は、ぜひお手に!!
親友の呪い?
あらすじの数十年後の再会は13年でした。あらすじを読んだときはいったい何歳で再会するの〜?と思ったら。
良いお話でした。
なんて言いますかレビューが難しい作品かなあ。ここがすごく良い!というよりは出会ってからと会えなかった期間と再会してからと。まあ佑星が可愛いやつって感じかな?
幼馴染で親友だろってところから、アルファだのベータだのオメガならだのありまして。
ある事件というのが、それ犯罪では!?圭都視点なのでこちらも圭都の思い込みを疑ってなかったのに…。
佑星の執念に頭が下がります。よく圭都を見つけてくれたね!よく助けてくれたね!よく親友だろってアレコレしてくれたね!
しかしその親友という言葉の呪いが圭都に呪詛返しのように苦しめて…。
13年差の片想い?すれ違ったね〜。
でも再会できて良かった!呪いも解けて良かった!佑星の圭都に会えなかった13年間がもう!もう!
ちょっと気になるのは、13年前の事件かなあ。圭都に思いが通じなくてやけになった佑星は単にキスしたかったのかな?とあとになるともしかして?と思えます。
あと圭都の叔父さんの借金の相手って本物なの?ちゃんと調べたの?証書とかアパートになかったの?
あれこれ気になる点はありますが、スーパーアルファな幼馴染とやっとおさまるところに落ち着いたお話でした。
榛名悠先生の、オメガバースの新刊。挿絵はみずかねりょう先生ということで、予約して楽しみにしていました。
表紙だけでうっとり…みずかね先生の描かれるスーツ男子、大好きです✨
思ったよりボリュームがあり怯みましたが(300P弱)、中弛みすることもなく一気に読めました。
以下、ネタバレありのレビューとなります。↓
世界的な俳優の佑星(α)× パティシエの圭都(元β。10代半ばにΩに変異)の、幼馴染×再会愛ストーリー。
主人公の圭都(受)はとある理由から思春期にβ→Ωに変異してしまいます。
そのきっかけとなったのが幼馴染、αの佑星(攻)。
更に圭都は変異と同時に、アルファに対してのみくしゃみが出たり、全身に蕁麻疹が出るという”アルファアレルギー”という疾患を抱えてしまいます。
その後、突然の佑星の引っ越しをきっかけに10年間離れ離れになっていた二人ですが、ある日佑星が圭都の店を訪れ、思わぬ再会を果たしー
と続きます。
再会後、割とさらっと二人の間の確執・誤解は解け、ハプニングによる佑星宅での同居、借金取りによる強制発情のピンチ、攻めの婚約者の登場ー
と、割と王道ルートに沿って物語が進む感じで、サラッと読めます。
その分、こう……胸にグッと来る感動とか萌え、みたいなのは薄かったかなあと。
恋愛面以外の、主人公の成長やトラウマを乗り越える、的な要素も特になく、少し物足りなさは覚えてしまったかも。
ただ、佑星が持っていたパンダのキーホルダーのエピソード…なぜか分からないんですが、こちらに激しく萌えました。
萌え要素って、どこに転がっているか分からない!!!
どうも自分は物を大事にする方に萌えるようです。
以下、ちょっと疑問に思ったのは、、
・圭都のΩへの変異は佑星のせいではなかった、ということで一件落着しているけれど…当時の医者の話では「アルファとの過剰な体液の交換がきっかけとなって起こることもある」ってことだったので、キスして体液交換はしているのだから、やっぱり変異は佑星のせいなんじゃ?
とか、
・同居が決まった際、まさかオメガじゃないですよねと念を押してきた佑星のマネージャー・石黒が、強制的に発情させられた圭都を見てオメガだと分かっても、後日何も言ってこないのはなぜ?
という点です。
…とかなんだかんだ言いつつも。
「親友」という言葉に縛られていた攻め様が念願叶って大好きな受け君と結ばれ、嬉しそうに微笑む姿には、心が満たされました・:*+.
今回は人気俳優とオーナーパティシエのお話です。
借金持ちの受様が攻様と再会したことから
公私ともに運気が変わっていく顛末を収録。
この世界には男女の第一性と別に
第二性として3つのバース性があります。
総人口の約8割以上のベータは
バース性の影響はほぼない一般性で
1割ほどながら最上位かつ優位性をもつアルファは
容姿才能に突出したエリート性です。
超希少種のオメガは男女問わず
妊娠可能な身体構造をもつ性で発情期があります。
フェロモンが安定しない思春期にはごく稀に
バース異変が起こりますが
受様は15才でベータから変異したオメガです。
受様は自分のオメガ変異は
幼馴染の攻様の呪いだと思っています。
受様と攻様とは幼馴染でアルファ家系の攻様は
スポーツ万能で頭もよく、受様にとって自慢の親友でした。
攻様は小4でバース性の話をきくと
ベータの受様がオメガになったら
自分の"うんめいのつがい"になって欲しいと言い出し
受様はオメガになったら攻様の番になると約束します。
その後、中3の時に攻様の父が事業に失敗、
実家の事業の後継者として引っ越す事になるのですが
受様は何も教えられてくれなかった攻様に
怒りをぶつけて言い争いとなり、逆切れした攻様に
"バース性の異変を促す薬"を無理やり飲まさてしまうのです。
受様はその夜に高熱をだしてオメガに変転した上
アルファアレルギーも発症する事となり
攻様との連絡を一切立つのです。
受様は製菓の高校に進み、
パティシエとしてフランス修行をしていましたが
叔父の急逝で借金ごと菓子店を継承します。
腕は良く、滑り出しは好調でしたが、
お洒落なパティスリーやカフェが続々開店すると
店は閑古鳥が鳴くようになります。
そんなある日、類まれなルックスと才能で
今や国民的人気俳優となった攻様が客として現れて!?
中学で喧嘩別れした親友だった2人の
再会から始まるオメガバースです♪
受様はお忍びの攻様と気づくのですが
激しい動悸で上手く呼吸ができなくなります。
すわ、アルファアレルギーか!? と思い至りますが
いつもは止まらないくしゃみもできはずの発疹も出ず
なんとヒートのような症状がでるのです。
この時点で受様にとっての攻様の特別性が見えて
読者はニンマリですよ ヾ(≧▽≦)ノ
もちろん攻様が店を訪れたのは偶然ではなく
音信不通な受様の行方を捜していた事が見えてきて
受様のアルファアレルギー設定と
攻様の"元婚約者"と"ずっと好きな人"をキーワードとして
受様が攻様の番となるまで楽しく読ませて頂きました♪
攻様の執着に全く気付かない受様に
振り回され気味な攻様がたいへんツボでした (^-^)
ああきっとこの後こうなるんだろうなあと分かっていても、王道作品ならではの「きっとこうなる」を追うのが楽しかったりします。
アルファが側にいるだけで、まるで鼻炎か花粉症のようにくしゅんとくしゃみが止まらなくなってしまうアレルギー体質を持っている主人公…と、珍しい設定が面白い1冊でした。
ただ、先述の通り作中からBLの王道の香りがするものですから、全体的にお話の展開が読めてしまったんですね。
でもそこが安心して楽しめるポイントでもあったかなと思います。
元ベータの圭都がなぜオメガに変異したのかについてなど、疑問点や都合が良いと感じるところもあるのです。
しかしながら、なんというのかなあ。
特大級の萌えではなくて、道端できれいな花を見つけた時のような素朴な萌えを拾い集めるのが楽しかった印象でした。
佑星という人が、いわゆる一途で健気な攻めなのですけれど、それ以上にちょっとしたエピソードからかわいらしさを感じる人でして。
大きな体で圭都のためにせっせと緊急時用のハンカチを準備していたのかと思うと微笑ましいですし、ぼろぼろになるまでパンダのマスコットを大事にしていた佑星が健気ですごくかわいい。
国民的人気俳優だというのに、その実態は素朴な一途さん。
幼い頃から想いはとってもシンプル。
それが1番ちょうど良い甘さでおいしいのです。
なんだか圭都が作る焼き菓子のような人でしたね。
300P超のお話でしたが、幼馴染2人が恋にたどり着くまでの紆余曲折は決して悪いものではなく、ゴールが分かっていても見守りたくなる良い雰囲気です。
これは佑星視点のお話も読んでみたかったかも。
読み終えた後に焼き菓子とミルクティーが飲みたくなる1冊でした。
みずかね先生なのでマストバイ。表紙通り、攻めが受けを求めて求めて三千里という感じのお話でしたが、攻め受けともめっちゃ刺さるというものが無かったので萌にしました。
東京郊外、さびれた商店街で洋菓子店を営むパティシエの圭都。ある日、店に世界的大スターで幼馴染の佑星がやってきて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
文哉(受け店のバイト)、惟月(攻め弟)、借金の関係者少々、攻めマネージャー、攻めの元許嫁ぐらいかな。
++攻め受けについて
受けはフランスで修行し帰国後に店を持ったケーキ大好きな頑張り屋さんで実はオメガさん。店は閑古鳥鳴いていたけど、攻めがこの店の味のファンと言ったもんだから、一躍人気店に♡人気店になった後もあれこれ研究続けて、熱心。ああフィナンシェ食べたい・・アルファが近づいてくるとくしゃみ、蕁麻疹などが出るアルファアレルギーさんでもあります。
攻めは5歳のころお隣に引っ越して受けと知り合ったアルファの世界的スターさん。受けの事も受けの作るケーキも大好きで大好きで、でも事情あって離れていたのを久しぶりに再会した方。受けのケーキを前にしたときは待てを言われている大型犬という印象です。
オメガバ要素はあるけど、オメガバ的なエピソードよりお菓子エピソードの方が好きだった一冊でした。
佑星(α)×圭都
幼馴染、幼い頃の約束と、
長い時を経ての再会、
そして同居という王道展開で、
佑星の過剰な執着!と
そんな佑星のせいで、
圭都の体の変化(βからΩへの変化)や、
人間不信となったトラウマ!が刺さるポイント。
誤解のまま、13年ぶりの再会で、
お互いの気持ちを磨き合わせて、
佑星の許嫁のことで、圭都の思い込みがハラハラさせる。
2人のそれぞれの背景、上流社会、少し芸能界も含めて見どころがたくさん詰まって、
2人のが新たな愛情を育む過程が、ちょっぴり切なくて甘い展開になる。
5歳からお隣同士で、保育園も一緒だった2人。
佑星が運命の番だという信念を抱いて、
子供の頃からずっと圭都に「Ωになれ」と言い続けてきた。
中学校のある日、圭都に佑星がしたヤンデレ行動によって、
2人の関係性が一変し、
佑星の家庭の事情で引越して、
圭都が佑星を嫌いになったまま、
2人は会えなくなった。
13年後、28歳になった
叔父が残した洋菓子店の店長兼パティシエになっている圭都と、
芸能界で有名な存在になっている佑星。
2人が再会してしまう。という展開。
βからΩへの後天的な変化に伴う心の痛みや体の負担、
そしてアルファアレルギーが生じた圭都。
その不憫さの上に、
借金問題や店の経営の低迷などにも迫られて、
全てを支えることになるのは佑星。
危険な状況に陥った時、助けるのも佑星である。
自分の感情は恋心というものに気づかなくて、
気づいた後も親友との立場に戸惑ったりして、
親友以上の感情を押し殺す圭都だが、
写真や宝物、古い記憶を辿りつくと、
その感情が再び動き出すのがちょっと切ない。
佑星の許嫁(女)がいると勘違いし、
佑星が彼女のことが好きだと思い込んでしまうという
圭都の過激な嫉妬がよかったけど、
その許嫁のことについて深く書かれていることがストーリー上では不要かもしれない。
佑星の弟の登場や、
佑星のαである立場の苦悩や家族を優先する自分のことを後回しにする姿勢、
その中には圭都への愛情が潜在する姿も必見。
心の想いから運命に導かれる、
子供時代〜中学校時代〜大人、
数十年にわたる甘酸っぱい2人の恋が、
幸せな気持ちにさせてくれました。