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warui shounen
こちらの作品は電子単行本での配信で、6巻にて完結です
ちるちるで2巻以降の申請が通らなかったのでこの1巻の作品ページに作品全体を通してのレビューを残しますので、だいぶネタバレレビューになります
以下、ご了承下さい
、、、本当は結構巻が進む毎に展開していくドラマティック仕立てなので、その巻毎にレビューを残したかった。。。残念(´・ω・`)
最初、何気なく電子サイトをチェックしていて新刊情報でふと偶然目に留まりました
ちょっと時代を感じさせるような表紙と扇情的なタイトル、、、!え?新刊なの?しかも完結巻??!!気になる、、、!と思い、試し読みをしてみたら、、、!!!
わ♡イラストがなんかすごく好み、、、 ((*♡д♡*))‼
そして思っていたより古くない???
ん?寧ろ好きだけど??!!ヤッターー!
と思い改めて作品詳細を見てみたら、、、作家さまは韓国の作家さまでしょうか?
この「悪い少年」も1巻は2023年からの配信作品のようで全然新しい作品でした!
中身のスタイリッシュさよりも雰囲気の耽美さを優先させたようなこの表紙で少し表紙判断されてしまっている気もして、、、少し勿体ない気がします、、、(そんな事ないかな?私の場合の話しかな~…)
ーーーお話しは1人の音大生を発端に彼が関わった音大教授の一家のお話しが舞台となります
ヨーロッパの映像作品になってそうなエッセンスも感じつつ、韓国ドラマや日本のメロドラマのような生々しさも香る、、、とても引力のある作品でした
作品トーンは基本静かな雰囲気でコミカルさよりも切なさ、シリアスさが漂います
1人の音大生、柊礼音はバイオリンを愛する美しい少年
しかし家庭の貧しさ故に好きな音楽の道を諦めなければならない、、、
そんな音楽の未練から教室にあった教授のバイオリンを勝手にこっそり弾いてしまう
自分のバイオリンの音が聴こえた事を不信に思いその音を辿った先で目にしたバイオリンを弾く礼音の姿に意識を奪われる教授である月島
この出会いから話が始まっていきます
簡単に言えば才能と礼音自身に惹かれた月島がパトロンのような立場になるのですが、あくまでも同じ音大の教授と一生徒である二人
その上月島は既婚で礼音と同じ年齢の息子がいます
それでも家庭の事情で音楽の道を逸れてしまう事をさせたくない月島は彼を自宅に同居させてしまいます
勿論妻には才能ある生徒をサポートする為として、、、と伝えます
そして訪れた月島家で礼音が出会った月島の息子、透也の反応には含みがあります
何と、、、この透也と礼音は高校時代に同じ高校に通っていた過去があります
ただし仲の良い級友とはとても言えない関係で、、、明らかに透也の礼音への反応は「招かれざる客」
礼音にとっても苦い過去のはずなのに一切その事を口にしないのが逆に無言の圧力にも感じる透也
それでも素知らぬ顔で月島の妻であり透也の母でもある芳佳に礼儀正しく接する礼音の甲斐甲斐しさ
一瞬私はこの礼音が1人でこの月島家全員を虜にしていき、家族を壊して行くような展開を予想しました
さて、、、実際はどんな展開なのか???
は是非ご覧いただきたいです!!
濡れ場は「エロ」というより「濡れ場」です
激しさはないけれど背徳、官能さそして苦しさと愛情が感じられます
そして一棒一穴主義の方には向きません
じっくりと未成熟な心と体の変化と成長を見守っていける礼音を囲む男の愛憎劇です
どこで道を間違えたのか、、、捩れた糸は解れて結ぶべき先を見つけられる事が出来るのか、、、
攻めザマァでもあり受けザマァでもあるかな?と思う読み応えかな?と思います
黄昏寄りの夜明け属性さんにはおススメしたくなるシリーズです(ღ˘͈︶˘͈ღ)
修正|基本はぼかし描写や体位でカバー でも白抜き、発光、トーンなど色々修正ごちゃまぜ修正でしたが作品的にココがメインって感じじゃないので許容範囲かな…とは思えます