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seirei wo yadosu kuni akai honoo no tsubasa
好きすぎて長らく感想が書けなかった巻です。
起承転結の「転」の巻、過去が明らかになり今までの謎が一気に明かされます。鳳泉の章を読んでからこの話は一生自分の中で大切な物語になると確証しました。
愛とはなんなのか、それがこんなに苦しいのになぜ貫くことを選んでしまうのか。
カディアス様の王であることとトーヤを想う気持ちの葛藤が本当に苦しいです。この過去を知ってから前の巻を読むとカディアス様の見方が必ず変わります。
トーヤの心の変化も何度読んでも良いです。カザンが土壌を作り、カディアス様が種を撒き、水を注いできたという表現が作中にありますが本当にその通り。
半神とは、唯一無二とはなんなのか、本当にたくさんの方に読んで欲しい作品です。
ずっと楽しみにしていた続巻です。既に「新しき空と神の獣」が2月19日に発売されると発表されてる通りまだ続いてます。
次が最終巻になるのでしょうか?凄く楽しみです。
こちらの作品はとても登場人物が多いのですが、その分それぞれにドラマがあって読んでて、その分心を揺さぶられるんです。途中なん度もグズグズ泣いてました。それぞれのCPにドラマがあって引き込まれてしまってました。
私はキリアスの父王であるカディアスが嫌いだったんですが、今作だけでも好きと嫌いを行ったり来たりして忙しかったです。結局は好きに落ちつきました。www
ヨダ国という精霊と共に生きる国では、国王や神獣師や精霊師は国の為に生きてるんですよ。彼等の生き様が凄まじくて、そこからこぼれ落ちた者も辛いんです。この独特の世界観が癖になる事間違いなしです。
それぞれの人物が絶望を味わって、そこに救いや希望があるところが好きです。
冒頭に人物紹介が載ってますが登場人物全てを網羅してないです。そしてキリアスとオルガのお話に過去が絡まって来て、過去の神獣師の名前まで登場するので今回のように前巻から間があくとちょっとだけ辛いのも確かでした。
なのでまだ未読の方は次巻が出てから一気読みするのも良いかもしれません。