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idol no yabasugiru ura no kao
このレーベルは多分個人創作だと思われるので仕方無い部分もありますが、少々辛口レビューになります。
こういうお話にしよう!ってプロットのまま、そこからセリフや設定、ストーリー進行などを盛ったり肉付けせずに、そのまま漫画にしたような印象を受けました。
特にセリフに捻りが無く薄い、熱い想いを伝えるシーンもあまり熱意が伝わって来なかった、ファンならもっとベラベラ喋り過ぎちゃいそうだけれども…。
地下アイドル颯(攻)とファンの大垣(受)、ストーリーはあらすじ通り↓
1.楽屋に呼ばれファンになった理由を聞かれて話す
2.「俺のためならなんでも出来るの?」→純粋な気持ちの大垣「YES」
3.「体使わせてもらっても」+「俺のモノになれ」2コンボ…何故いきなり
困惑&抵抗の色を見せる大垣に有無を言わせず布で口を塞ぎ、後はひたすら使い倒す超特急強制進行BL!最後は大垣をマネージャーに任命しますがこれも拒否権無し。
大垣が呼ばれた理由、二人が過去に会った事があるような颯のセリフに隠された秘密が紐解かれて行けば、何故いきなりの理由もBLとしての気持ちの部分も成り立っていくかと思われます、続巻が出る可能性もありそうですね。
エロシーンのセリフや展開もどテンプレのオンパレードでしたが、表現面の方が色んな意味で面白かったです。「擬音」と「喘ぎ声」が大きめの手書き文字で沢山描きこまれ、しかも殆ど平仮名なのでかなり目立つ存在でした!
擬音マニアの方や、昔ながらのムサくて無骨なガチムチが見たいハイレベルな方が読めば少なくとも損はしないかな…?イラストは創作にしては上手な方かと思う。
私としてはひたすら「ぐぱんっ」「ずぷんっ」「ん"ひいいいっ」みたいなやつに、日本語による音や声の表現力と多様性に面白さを見出せた感はあるのですが、エロシーンに対してやBLとしての萌えは足りなかったのでこの評価です。