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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ボディガード同士の、軽めなハードボイルドなお話です。ボディガードとして働く二人がカッコイイです。セツの過去も加わって、ドキドキしながら読めます。
新しくセツのパートナーになったのは、後輩のアヅマ。アヅマは最初から好意を示して、懐いてきます。
でも、セツは以前、悲しい事故でパートナーを失ってて。もうあんな思いはしたくないと思ってるので、なかなかアヅマに心を開けません。
そんな二人に危険が襲います。
お互いに、相手を守ろうとする様子や、二人の信頼関係に萌えます。
アヅマの、変わらないセツへの一途な想いには、キュンキュンするし。セツの、最高のパートナーはアヅマだと言い切った姿もカッコ良くて。
カバー下の「ショウの誤算」も笑えて好きです。ラブとドキドキ感を楽しめる1冊だと思います。
絵柄は好みですが、設定に少し甘さが感じられるというか…。
でもストーリー自体は、嫌いではなかったです。
むしろシチュエーション的にはかなり好みでした(笑)
ボディガードという設定からも簡単に想像できると思いますが、アズマもセツも良い体してます。
受けがなよなよしてるのがあまり好きじゃないので、私としてはポイント高かったです。
あと若干薬ネタがあったところも(笑)
ラストパートナーシリーズのほかにもうひとつ作品が収録されていましたが、、こちらもなかなか良かったです。
舞台は昔の中国。この雰囲気、好きですvvv
こちらの話で主人公が好きになる相手は、髪が長くてぶっちゃけ男らしくはないですが(笑)、このお話は好きでした。
漢詩で気持ちを伝えるというのが、きれいで良かったです。
アズマは生物化学兵器開発企業の社長警護の任務につき、受けのセツと出会う。
天然で考えなしだけど、身体能力は突出しているアズマを最初、クールで厭世的なセツはうざいヤツだと思っているが、次第に二人の心は接近していく。
今年、好調な楽天イーグルスの選手でいうと、アズマ=田中、セツ=岩隈といった感じでしょうか。かなり強引ですが……
設定としてハードボイルドな展開になっていますが、張り詰めた緊張感とまではいかないです。設定に不満はありますが、二人の信頼関係は、安定感があって安心してみていられます。もっとハードな展開になると、またちがった満足感があるのでしょうが、これはこれでOK!
この作品は2002年、MAXシリーズの闇社会特集に「パートナー」という題名で単発で掲載された作品。4年後に「ラストパートナー」が連載。まとまったところでコミック化されたので、絵質がかなりちがっています。日輪さんの遍歴を見ることができるのもこの本の楽しみの一つでしょう。絵をみると、そのときの流行っていうか、雰囲気が伝わってきますね。