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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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梶本潤先生は結構好きなんですけどね男体の描き方が。
で、何を思ったかショタを描いたら、ものすごくビミョーな味付けになっちゃったと。
なんつーか、梶本先生、得意分野を外れると説得力が急降下するお方である。
まず、大家族モノや大所帯モノはそのまとめ方にセンスが必要なジャンルだと思うのだが
梶本先生、『不確定ソシオグラム』でそこらへん失敗していたので、ちょっとヤな予感はしたんですが…。
それにショタをかけあわせたらもーーートンデモになってしまったじゃん。
部分部分ではそこそこオイシイところもあるんだよなぁー。
ショタを二人がかりで(凌辱ナシで)攻めちゃうとか。
一番の地雷炸裂は双子の描き方が安定しないどころか、
時系列ド無視ってところですね。
やっぱり餅は餅屋ってところか。ショタを得意とするコミック作家さんにはどうであれ、魅力を感じるショタっ子が登場するんだけど、梶本先生のショタには萌えない。ミニミニにすりゃいいってもんでもない。
でもまぁ、そこでショタ風味の子を描くのに慣れて、それが『若旦那の恋は憂鬱』の健気な受けにつながっているような気もしないではないので、梶本先生の一プロセスとして見るか。
今までに様々な場所で養子になろうとして失敗した双子の兄弟。
今度きたのは養子ばかりの十一人兄弟の孤児院の担当のお医者さん。
だけどこの兄弟はエッチな方向に一癖。
といういかにもピアスっぽいストーリーですが、ヨミすすめるうちに違和感。
あれ?こんなに二人ちっちゃかったか?と。
後書きよんで理解。最初はショタの感覚が掴めなくて努力して段々なれたっておい。
だからって「段々若返る」のはないだろと。最初の設定が14才なんだからそこまでショタでなくても良かったし。
とにかく設定を飛び越して過剰に若返る二人に大混乱しました。
元に戻ったと思ったら四年後だし。梶本さん、神作品もあるけどこれはトンデモ。
ストーリーは悪くないのにね。
雑誌「Cita Cita」を創刊号から読んでいるはずなのに、連載中「?」を頭に浮かべながら読んでました。
単行本で読んで納得。前半部分がマガジンマガジンの違う雑誌で連載されてたようです。雑誌が終わって、途中だったのがCita Citaで再開したようですね。
だから、雑誌のカラーの違いから話の感じも変わっていきます。それとは関係なしに、双子の絵柄も変わって、どんどん幼くなっていくよ!
受け攻めも思っていたのとは違い(私は全くこだわらないタイプです)、いささか不自然な感じはしましたが、それでも楽しく読みました。
ショタにはあまり興味がないので、二人が大人になっていくのがよかったです!
光なんてすっかりたくましい男になってしまいます。
この方の描く大人の男は、体つきが大好き。私は後半になるほど萌えました。
作者はこの本が出版された去年で、作家活動10年目らしいです。
BL漫画を読みはじめた初期に出会い、乙女の私はその……ナニの描写に驚き、頬を赤らめたものです。男らしい体にもうっとりしました。
そういう思い出深い作家さんが、ずっと描き続けているのは本当に嬉しいことです。これからもたくさん読みたいなと思いました。
雑誌掲載時から気になっていた梶本潤の大家族ものBL。
と言っても、生活には全く困っていないようなので、お屋敷暮らしのセレブな人種のお話となる。
主人公は孤児院で育った双子の光と千影。
彼らが孤児院時代に世話になった、医者の一色雪人に引き取られるところからストーリーは始まる。
この作品、私は後半部分だけを雑誌で読んでいたので気がつかなかったのだが、冒頭から通して読んでみると、少々違和感を感じる。
もちろん足かけ4年で発表されたものを繋ぎ合わせているので、絵の変遷は確かに感じられる。
しかしそれよりも引っかかったのが、初期のものがショタエロなのに比べ、後半部分が相当な純愛路線に変化しているということだった。
初出一覧を確認してみると、掲載雑誌の版元が途中でマガジン・マガジンから芳文社へ変わっていたので、なるほどだからこのトーンの違いなのか、と妙に納得。
そのせいで光と千影の頭身が安定せずに別人のようなのか!と思ったのだが、これは単に作者が描き分け・・・と言うか、ショタを描ききれていなかっただけらしい(笑)
お陰で話が進むごとに子供っぽくなってゆく双子に、この作品の時間軸はどういう風になっているんだ?と暫し悩まされたりもしたが。
また一色家の面々についてだが、引き取ってきた子供にそんなおイタをするなんて・・・・・・犯罪?とツッコみを入れたくなるのだが、まあその辺りはあまり追求しないほうが良い。
一色家の兄弟たちは全員もらわれっ子なので、全員そういう洗礼を受けているような気もしたりする。
ああBLファンタジー・・・・・・。
とまあ、流れ的に多少のぎこちなさはあったものの、幼いころから想い続けていた恋が叶うラストにはやはり感動させられた。
あれだけ気が強くノラ猫のようだった千影は、しなやかにそして色っぽく成長し、次男の大地と結ばれる。
また天真爛漫な子供だった光は、心身ともに男らしくなり・・・雪人を抱く側になっていた!
兄弟たちにイタズラされまくっていたあの子供が、長男を抱くようになったのか・・・と、ついしみじみとしてしまったわけだが、こういうサプライズは読んでいても嬉しいものだ。
絶対に大地×雪人だと思っていたので、本当にヤラレター!と思ってしまった(;゜○゜)
ちなみに番外編的に、銀牙×森緒のショートも収録されている。
この2人のお話はミステリアスな部分も多そうなのでもっと読んでみたいものだ。
恐らく同人誌には続きが収録されていそうなので、ここまでくると他の兄弟たちの恋模様も読んでみたい!と思ってしまう。
どうも私は大家族ものには弱くて、多少評価が甘めになってしまったが、すんなりと入りやすい作品であるのは間違いないので、ぜひほのぼの好きな方は読んでみていただきたいと思う。
>匿名さま
なんだか冷静に読んでいたらですね・・・初期の部分は本当に犯罪だなー!っておもっちゃいましたヨ。
なので後半の純愛が光りますね(笑)
マガマガ→芳文社ってのは、ちょっとカラーが違いますよね。
それくっつけた作品もスゴイ。
チャレンジャーな内容だと思いました(;´∀`)
匿名さん
足掛け4年で、出版社さんのカラーで絵柄で変わっているとはおもしろいです!
そういう裏読みをすると、とても面白いですね。
ちなみに私は、ショタ絵柄のほうが気に入っています。