1話売り
asajitaku
直×祐太郎
完全にやられてしまった。
最初はサクッと読めるあまあまなよみきりだと思っていたのに、
読んでいくうちに、心が震えて、
切なさに胸がいっぱいになって、
最後には涙がジワジワ溢れてしまった。
同じ会社で異なる部門に所属する2人が恋人同士。
直の溺愛たっぷりなスタートから、
ゲイとしての葛藤や社会の目を気にする祐太郎の気持ちが、
リアルで、胸が苦しくなるし、
・・・。
2人が出会った時のフラッシュバックシーン、
初めはほっこりするけど、2回目読むと、泣きたくなる。
デビュー作とは思えないストーリーの完成度で、
作者さんの次の作品に期待しています。