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異色の吸血鬼もの、第2巻です。
人間世界において自分が出来る事をしながら静かに暮らしていきたいと思っている吸血鬼・レオンとその対のディタレント・ノア。
二人は魔物絡みの事件の解決を請け負う仕事をしているのですが、使い魔のランとレン、人形のリンゼイとともに暮らし、常に金欠という状態です。
この巻は、聖女の薔薇事件に絡めてノアの計り知れない力の話がされています。
さらに、レオンとリンゼイ誘拐事件においては、ノアの力が爆発します。
(前巻はアクション中心のお話でしたが、この巻はちょっと考えるタイプのお話にもなっています。その分せつなさもあります。)
レオンの母・アリアやノアの母・エマも登場し、彼ら二人が次世代を担う汚れなき「新しい血」、魔物の世界を変えられるかもしれない「光の力」だと言うのです。
それでも彼等は人間世界の方が好きで・・・
登場人物が揃ったところで「完結」しているのにはなにか訳があるのでしょうか?もう少し続けてもいい気がします。
ラブがあるともっとうれしいな。