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吸血鬼ものが好きなので、手を出してみた作品です。
純血種の吸血鬼・レオンと、彼を唯一抑制できるディタレントのノアが主人公。
(どちらかというと、ノアの方が目立ちます。)
人間世界において自分が出来る事をしながら静かに暮らしていきたいと思っているレオンは、吸血鬼ながら人を襲う事はしません。
時々生じる飢えを満たすのはノアの役割です。
使い魔たちとともに生活するための資金を稼がないわけにはいかず、二人は魔物絡みの事件の解決を請け負う仕事をしているのですが、常に金欠という設定でもあります。
この巻は、下級吸血鬼の事件に絡めて二人の紹介をし、二人は離すことも離れることもありえない存在であると言っています。
(可憐なノアが実はコワい存在だという事も。)
また、使い魔のランとレン(猫に変身)、魔女・パメラ、人形・リンゼイが絡むことによってよりファンタジックなお話になっています。
どちらかと言うと魔物退治的要素が強いので、吸血鬼好きにとっては少々物足りなさを感じますがまあいいか、綺麗だから。
二人の絆(ラン・レンにとったらパパとママ扱い)が強いという設定だけでBL的要素は非常に少ないですが、ささやかな耽美観は味わえるかと思います。