野生のSubは支配されない

敵のアイツのコマンドにとろけて

鬼野うめ吉先生によるDom/Sub作品。

街を二分する西と東の勢力、そのトップの西条と東谷の相性は最悪。
顔を合わせれば血を見ない日は無い。
ところがある日、西条の前で東谷が体調を崩して倒れ…
…と始まります。
東谷が目覚めたのは西条の家。しかも、実はSubだったことも知られ。
散々バカにしてくる西条に、ダイナミクスを知らないくせに、と怒りを露わにする東谷なんだけど、そこに発せられるのが「座れ」という西条のコマンド。
西条はDomだった！
…というわけで、東谷にとっては信頼のできない敵相手なのにカラダはコマンドに抗えず、西条に褒められると体の底から心の底からとろけてしまう。
翌朝、東谷は逃げ、一方西条は東谷が忘れられず。
西条は部下たちに東谷の居場所を尋ねる。
が、彼らは勝手にカチコミと思い込んで、東谷をボコボコにしてさらってきてしまう…

これ、西条の思いがけない素直さ、ストレートさがいいんだなぁ。
短編だからここで終わっちゃうんだけど、この話/2人はこれから！
超絶続き希望ですよ！