夜分に吸血失礼します。 4

突然のグロ！そしてすごいとこで終わる

グロ注意！な4巻です。前巻から続くノリノリホストな雰囲気から、小夜の実家訪問ほのぼの回、と思っていたら突然のグロ。スピーディーな展開は楽しいです。またまたすごいところで終わるので、続きがとても気になります。
ホストクラブ回から特に増えた気がしますが、BL好きが喜びそうなネタがぽんぽん入ってきます。正直、ちょっと読みにくい…。BLを期待して読むか、吸血鬼漫画としてのテンポを求めるかで感想は違ってきそうなところですが。
(私が欲しいのは、あからさまなBLベタネタでなく、匂い立つ関係性萌えなのです！初期の雰囲気が好き！)
今回は小夜の実家と両親が出てきます。いろいろと引っかかる描写やセリフがあり、私は苦手だったけど、この母親はいい人として描かれているんでしょうか。山寺には救いになったようで、微笑ましいシーンがあったのは良かったです。
新キャラはまた濃いめの真祖。麻呂眉＋長髪＋袴！で、突然小夜の腕を切り落とし、両足まで飛ばしたりと心臓に悪いです。応戦する山寺も躊躇なく頭をカチ割りにいっててすごい。何より小夜が痛がるシーンがきつかったです。
美礼はなんのためについって行ったのか分からないくらい出てこなくて、もっと活躍して欲しいと思いました。変な真祖ばかり出てくるから、美礼に癒される…笑。
ピンチを脱し、メイとの再会。終わり方はえーって感じで、次巻に期待です。