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bitching omega to yotogi no kishi
オリジナル設定のビッチング。 小山田先生の挿絵が美麗。
※ビッチング:bitch「雌」のスラング。 雌化の意味で、スペルは「bitching」、
ちるちるの解説には「ビッチングとは、αの精を何度も受けることで、元よりαまたはβ性だった者がΩに転換してしまうこと」とあるけど、この物語は、オリジナル設定。
第二王子に突然起きたビッチング α➡Ω化・・(実は呪われていた)
継承権一位の兄王子が、病没。
Ω化で、婿取りをして王位継承者を生まなければならなくなった弟王子。
見合いを断られ続ける傍ら、未発情の弟王子は、発情を促しバースを安定化させる為に努力する。
・・実は、王子自らが選んだ相手が・・運命の相手だった、という設定。
すごく読み応えがありました。盛り盛りでした。
アンドレアーーー!!!
アルファでもオメガでもクラウス、あなたを愛してます!なアンドレアーーー!!!
アルファだった第2王子クラウスが三年前に高熱を出してオメガになってしまい…。
父王は倒れ兄は死にアルファの王が不在の中、クラウスにはアルファの婿を迎えてアルファの子供を生むことが運命づけられ…。
アンドレアが夜伽役になった時は、ヨッシャア!でした。
不肖アンドレアこのまま中に出して首を噛んで番になっちゃえ〜!と安易に考えた自分が恥ずかしい。
前半は夜伽のエッチがとても良かったです。アンドレアの実況言葉責め?しかも特殊能力のある民族で、そこがまたこの先にも活きてくるんですよ〜!
なのに大陸の情勢が動き出し、クラウスが奴隷として連れ去られ、どうなるの?とハラハラ。
その後も逃げ切れるか?とハラハラ。
アンドレアーーー!!!クラウスとクラウスが大事にする国を守るために…(泣)
ヤダヤダ!でもこうするしか…(泣)
クラウスが真実を見つめて、闇をあぶり出し真の王として認められ、いよいよ(汗)
アンドレアーーー!!!(しつこい)
やっとやっとなクラウスとの誓い。ここまでこなければいけなかった運命だったんだね!
初めての発情期エッチはとても幸せでした。良かったね(泣)
そしてなんといっても小山田さんの神イラストですよ。素晴らしい!ちゃんと背景や細部まで描き込まれ迫力があり可愛いところは可愛くて。額に入れて飾りたいくらいです。衣装や建物や表情や本当に大満足のイラストでした。
αから突然変異でΩにバース転換してしまう事を『ビッチング』と言うらしいです(初めて知りました)
17年間αとして育つものの、Ωに突然変異してしまった王子・クラウス。
20歳になっても発情期が来ず、成長を促す為に〝αの夜伽役〟をつける事になり、その夜伽役に幼馴染みで兄弟の様に育った従者・アンドレアを指名するのだが…と言うお話
主人公が元αと言う事で、同じαに抱かれる抵抗感や、幼馴染みで兄弟同然に育ったのアンドレアに抱かれる羞恥心等々…「俺だって、同じαだったのに…」と葛藤するノンケ感にめちゃくちゃ萌えました。
しかし、それ以上にアンドレアの〝忠犬っぷり〟が素晴らしかったです……!
——今夜も不肖、このアンドレアがクラウス様の『夜伽役』を勤めさせていただきます。
って……もう、セリフがカッコ良すぎて悶絶。
幼い頃のように、幼馴染み兼親友としてアンドレアと親しく接したいクラウスに対して、大人な対応で一歩引いて接する〝年上の従者感〟が良いですよね。
クラウス的には寂しい話ですが、しっかり〝主と従者〟の距離感を弁えているアンドレアに激萌えでした
そんな2人が〝身体の関係〟になるなんて……(エロい)
幼い頃から知ってる幼馴染みであり、信頼する従者であるアンドレアに抱かれる…この背徳感が堪りません!
αに抱かれる覚悟が無く、場繋ぎ的に「恋愛に疎くて初心なアンドレアなら手を出さないだろうし、昔のように朝まで一緒に過ごせてラッキー」位の気持ちで任命したのに、アンドレアはヤル気満々&フェロモンムンムンで……もう、色気たっぷりな年上の敬語攻めに、拍手が止まらない……!
恋愛パートは文句無しに大満足ですが、ファンタジー小説としても山あり谷ありなストーリーで読み応え抜群です◎
〝従者×主〟ならではなキュン要素が盛り沢山で、萌えること間違い無し!の一冊でした♡
今回は騎士団百人隊長と第二王子のお話です。
受視点でアルファからオメガに変転した受様が
大国の陰謀に巻き込まれながらも唯一の番を得るまでと
攻視点で婚姻後の後日談短編を収録。
この世界の男性には男女の性とは別に
アルファ、ベータ、オメガというバース性を持ちます。
人々の上に立つ立場になる事が多いアルファ
人口比率の最も高い温厚な性質で働き者が多いベータ
生殖能力がずば抜けて高く発情してアルファを惹きつけ
アルファ性の子を生む事の出来るオメガです。
受様が生まれたヴァナルガンド王国はバース性によらず
生まれや家柄によって社会階層が形成される国ですが
アルファはオメガと婚姻して番となり
アルファの跡継ぎを設ける事が求められています。
父王は2人のアルファの王子をもうけますが
兄王子は5年前に亡くなり、受様は3年前に突如
原因不明の高熱で生死の境をさ迷い、
身体がバース転換してオメガとなります。
昨年、父王が亡くなると受様はアルファの婿を迎えて
アルファの世継ぎを産む事をも強く求められるのですが
受様は20才になっても発情期が来る気配がなく
他国からの縁縁談が来ても破談になってしまいます。
そこで宰相は受様の身体に発情を促すため
夜伽役をつける事を提案してくるのですが
受様にはまだアルファに抱かれる決意がつきません。
そんな時に山賊討伐で3カ月前から遠征にでていた
王立騎士団が帰還し、その戦いで活躍した
百人隊長の攻様に夜伽役の白羽の矢を立てるのです。
攻様は晩餐の宴でそろそろ嫁を勧められている
攻様を見た受様は経験はともかく気心は知れる攻様が
相手ならと思い立つのです。
果たして夜伽役の攻様の成果とは!?
アルファから変転したオメガの攻様と
受様の元侍従である攻様の王宮オメガバースです♪
攻様は戦闘民族と呼ばれながらも
魔術師王と呼ばれた隣国に滅ぼされたシレアの民で
アルファである受様にとって同じアルファの攻様は
他に代え難い特別な相手でしたが、
受様がオメガ変転すると攻様は受様の侍従を退くのです。
序盤だけでも攻様にとっても受様が特別な存在であるのは
明白で2人が番になるまでの色々がメインですが
シャーヒーン国の王子との婚姻話を持ち込む使者の目的が
ピッチング・オメガである受様の拉致で
受様を救おうとする攻様が人身御供となるし
受様のオメガ変転も仕掛けられた疑いが出てくるし
予想外なハラハラ展開に!!
受様が王となり攻様を王配として幸せの礎を気づくまで
とても楽しく読ませて頂きました (^o^)/
後日談短編が2人の間に生れて王子のお話だったのも
良かったです。
小山田あみ先生+オメガバースなので購入しましたが、真宮先生の本は10冊以上読んでる事に気づきましたw
ビッチングオメガとは、アルファだった人がオメガに転性してしまう現象をさすそうで。
西野花先生のビッチングオメガ読んだ事あるのに忘れていました。。
オメガバース+魔法+聖獣+触手と盛りだくさんで一気に読了。
エチシーンは敬語の言葉攻めで素晴らしかったです。
(最後はお子ちゃま産まれます)
小山田あみ先生の挿絵がストーリーに寄り添っていて、痒いところに手が届く挿絵でした。
ストーリー、挿絵、エチシーン。文句なしの神評価で♡
敬語攻め、言葉攻め、オメガバース、ファンタジー、小山田あみ先生の描く大王イカが見たい方にオススメです(笑)