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tokuno jujin milk
十二支モチーフの獣人と異形の獣人「年獣」とのカップリング、色々な作家さんが分担して各干支を担当されているシリーズのようです。
キャラデザが双方個性的。主人公は牛の獣人白モウ(受)、身体は大きくぽっちゃり系、これは食用牛として肥える必要がある為。ちょっと胸毛(牛毛)があり穏やかで臆病、あまり声を出せないようです。
年獣の黒魎(攻)は、元は海竜のような姿ですがHの時は人型に。とは言え腕は4本、アレは2本、小さな角、口の横はギザギザ裂け、魚のような尻尾が生えているのでかなり異形かと。
年獣は12年ごとに湖から現れる侵略者的存在、それと戦うのが牛族の守護獣。前任の守護獣が倒れ、そこにたまたま居合わせた白モウ。
まだ幼かった彼に黒魎は、次の丑年にお前を食べると宣言し、しっかり肥えなければ村の生き物を食いつくすと脅す。こうして、幼き日から美味で理想的な生贄牛となる為努力を重ねるのだ。
自虐的過ぎる設定が面白いなと思ったけれど、当人にとっては食べられるために産まれて来た食用牛のような可哀想な人生である。そして遂にその時がやって来た、労いつつもノリノリで送り出す村人達鬼畜ですな。
「食う」ってまさかカニバ!?と不安になりますがもちろんやらしい意味の方、これには理由があるのだが…。
基本的には白モウが受けですが、最初は黒魎が襲い受けするので少しだけリバ要素あり、そのまま白モウの穴に指を突っ込むのも珍しいかも。
腕が4本あるから様々な場所を同時責め可能。牛らしく搾乳もあり、バックと言うより駅弁の逆向きVer.みたいに大柄なキャラを持ちあげるのも、人外ならではのあまり見ない体位である。発光修正で色々と見えにくいのは少々残念ですが仕方ないですね…。
黒魎は白モウの事を可愛いと思っており、無知な白モウが素直に気持ちよくなっていく姿も可愛らしくて意外と甘めでした。
真相は最後に判明、幼少期の暗い努力が報われるかのように、最後の一コマがほっこりするような幸せエンドで良かったです。
どちらかと言えばエロメインでラブは最後にやっと出るかな程度。絵とキャラデザは好き嫌いが割れそうですが、背景の水辺や植物なども含めて独特の芸術センスを感じる。
ぽっちゃり受けがお好きなら、かなりの肉厚&巨乳なので楽しめるかもです。ナンバリングがあるので後から続きが出るかもしれませんが、今の所は読み切りかと思います。