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kabe no te yamada san
2ページの1コマ目、とてもシュール。普通に考えてホラーでしかない状況なのに、逃げ出さずにあれこれしてみる"りよー"と、手だけになったのに朗らかな山田さん。ふたり(?)の日常が、普通じゃないのに普通に見える。
左手を救い出して終わったかのようだったふたりの関係はまだもう少し続く。本体登場に「よかったね〜」とほっとする。やっぱりハピエンが見たいもの。が、「壁の手〜」は"りょー"の願いが叶ってあっさり終わり。
なのだけど、実はまだ続くのです! 続編「大好き 山田さん」(12/15〜)でさらなるハピエンが。私は紙本で読了。多幸感に包まれるのでぜひ読んで欲しい!
新鮮な結末でした。
死んでそうなものとのCPは、どういう人間がレビューするかがネタバレみたいなところがありますが、この作品は結末どっち派でも楽しんで読めると思います。
漫画としても読みやすいですし、終わりかたの秀逸さにも感動しました。
単話で廉価なこともあり、気軽に読まれたいです。
主人公が仕事でミスをした場面の描写について。
口の悪い上司に怒られている一方で、言いすぎな言葉に対して彼をフォローしているフキダシがあります(多分直前にいる井手さん)。
ただ怒られて場面転換ではなく、こういった部分にもあまり物語が怖くなりすぎないように(?)という配慮が感じられて良かったです。
手は確かに死んでいるのですが、心を通わせている間に禍々しい描写はなく、優しいお話です。
SNSで途中まで読み、あまりに続きが気になったので電子で購入しました。
100ページない作品なので、短めに感じる人もいるかと思いますがストーリー的にはちょうど良かったです。
登場するのは壁の手(攻め)✕社会人男子(受け)
壁の手は本当に手です(これは見てもらうのが1番)
ただホラー要素はなく、ほのぼの系のファンタジーです。
エッチ?なことをするシーンはあるのですが、手しかないので、手で致す止まりになります。
手と涼くんが部屋を舞台に恋人になります!(見てほしい)手は部屋から出れないので物語は基本その部屋だけです。
壁の手と社会人の涼くんが恋?に落ちるわけですが、相手は手、そのままという訳にはいきません。
最終的には涼くんが動きます。
山田さんは実は亡くなっていて…を想像していたのですが…
ネタバレありにしていますが、それを書いてしまうと本当に面白くないと思うので書かずにやめておきます。
最終的にはこれからを予感させる、素敵な終わり方になっています。
ほのぼのしていてとても可愛い作品でした!