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omoi wa shizuka ni furitsumoru
全部で4組のカップルのお話が収録された短編集です(お話の数としては6話)。
雰囲気としては切ない系のお話とほのぼの系のお話になると思います。
読んだきっかけは、切なそうなタイトルと表紙。
片想いの切な~いお話が読みたかったのですが、思っていたほど切なさは感じませんでした(期待しすぎてしまったのかもしれません><)。
確かに、表題作も「向こうからの声」も「ぼくのおとうさん」も切ないのは確かなんですが、もう少し深さが欲しかったという印象です。
それぞれのカプの受け様達はみんな可愛いくて健気なんですけどね~。
切なさより可愛さが勝ったかな?という表現の方が近いかな…。
あと、細かく説明するとネタバレになるので書きませんが、プロット的に納得できない所もちらほらありました。
特に、元恋人を亡くしてすぐなのに新しい人と付き合う気になるのかな?とか、長年抱いてきた片想いが失恋に終わってすぐに別の人と付き合う気になるのかな(その人に好意を寄せられているのを知っていたとしても)?とか。
まぁ、こういうことは気にしない方が楽しめるとは思うのですが…。
亡くなった人が自分の体にはいってしまう。
不慮の事故でなくなった男性がそのついてしまった男性。
その亡くなってしまった人の恋人と会うようなる。
結局2人は恋人になる。
気分よく無い展開じゃないかと
思ってしまった
恋人だった2人は、事故前に別れていたということではありますが
だから良いということではなく
割り切れない不条理な気分でした
その他に予知夢をみる話のや
地のつながらない父親を好きになる話の、学校の先生と生徒の話などがあります。
イラストが少女漫画のようだからなのか、涙を流していても切ないとは感じなくて
動きが見えなかった