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kiss ga dekinai koi ga shitai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
バカのため迷子になった子犬ちゃん(たぶんチワワ)を超エリート飼い主が拾いました。
と、いうイメージが読んでいる間ずっと頭の中でぐるぐるしてました。
憲之に叱られて落ち込むたび、脩の犬耳+シッポがシュン…となるんですw(イメージです)
で、誉められたり、頭なでなでされたり、「かわいい」って言われるたび、耳がピーンと立って、シッポをチョロチョロ振ってw(もちろんイメージです)
なんて可愛いんでしょ\(^o^)/
あとがきで崎谷先生がおっしゃっていましたが、目一杯楽しんで書かれんだなぁということがとてもよく伝わってきます。
この話、というかシリーズは過去回想型? で、出会いなどなどが過去のこととして語られるので、私としてはのろけ話を聞かされているような気分で読んでいました。
それでも前作はちょっと湿っぽい感じが強かったのですが、本作は脩のバカっ子効果なのか、憲之の少女マンガばりの有能さ効果なのか、コメディの香り漂う甘々仕様に出来上がっています。
甘党の私としては大満足。脩のバカっ子さにも愛しささえ感じました。飼いぬ(rz 憲之も頑張っちゃう訳です。
それにしても「好き」って言わないな(^^;)
このシリーズは「好き」を言わずにどこまで恋愛ができるか……みたいなのがテーマになっているのでは(-_-;)?
BLだと10年越しの……とかよくありますけど、それよりも、本作の3年は長く感じましたw
この作品、なんかツボをついてくれているようで、
「何か分からないけど、妙に好き」っていう位置づけです。
脩は、何度も同じような変な男にひかかってばかりで、
同じように痛い目にあうのを繰り返している。それもあって、
尻軽と皆から見られているけど、
あほっこなこともあり、それを受け入れてしまっています。
で、いつものバーにて、叱ってくる憲之とお付き合いをすることになります。
普段、あほっこ受の本って、つい敬遠してしまうのですが、
この脩は、読めました。
また、憲之もいい味だしてます。根っからの真面目男。
脩と付き合うにしても、脩を「まともに」教育してくれています。
やさしさも、目には見えない男ですが
脩も、そんな憲之だからついていこうと思えたんですかね。
なんだかんだで、甘いお話で、楽しめました。
関連作の『恋愛証明書』と共にCDから聞いて、お気に入りで何回聞いたかわかりません。
この二作の原作を読みたくなって、原作買って読んで。
脩(しゅう)のバカっ子ぶりがもう、たまらなく可愛くて可愛くて♪
ただのおバカじゃないからたまらないんですよね。
CDには無い細やかなエピソードも多々あり、原作読んで良かったなぁ~と、しみじみ思いました。
興味ある方はぜひとも、恋愛証明書から順に読んで頂きたい二冊です。
2丁目のバー「止まり木」で知り合い、一年後にひょんなキッカケで付き合い。
一年の交際を経て、同棲に至り。
同棲して二年目というところから、お話は始まります。
もともとホレたはれたで付き合いだした訳ではない二人。
知り合ってから四年という月日の中で、甘い空気も無いままスレ違いの生活になって半年。
憲之(のりゆき)にとって、俺ってなんなの?!
と日々悶々とする脩なんですが。
まわりにはワガママだのバカだの言われながらも、なかなか相手を思いやる一途ぶりにキュンキュンします。
憲之の、口に出さないわかりにくい性格によくついていく。
あんたは偉い!と脩をほめてあげたいです。
それにしても、前にもどこかのレビューに書いた気がしますが。
人には相性ってのがあるなぁ、と。
ウマがあう、波長があう、とか言うやつですよね。
なんとなく、ピピッ!とくるものがあるんですよね。
例えはじめは嫌な印象でもそれはおきる。
マイナスからはじまったほうが、かえってプラスへのふり幅が大きくて印象深かったりしますし。
不思議なもんです。
憲之と脩は、まず相手をプラス方向へ変えるものをお互いに持っていて。
それを見逃さなければ、ものすごいベストカップル。
身体も心も相性抜群な二人。
その事に気づけた奇跡と、スレ違った時間を無駄にしなかった。
脩は、憲之がいかに大事な存在かを再確認した大事な時間にできたし。
描かれていないその後のある時間で、憲之は脩の欲しかったものを惜しみなく与えたはず。
そんな素敵な未来しか想像出来ないくらい、ベストカップルだと思います♪
前作の春海と遼一のハラハラエピソードもあったり、あとがきの後にも、春海&遼一のさらにオマケのエピソード話があったり。
二つの作品は漂う空気もかなり違いますが、すごく繋がっていて楽しかったです!
そしてなんと、今月のルチルの付録にこの二人のその後の話が!
タイムリーにもこの本を昨日読み終えたばかりで、嬉しいかぎりです♪
ほんとに偶然なんですけどね。
私には、限りなく神に近い萌×2な作品でした。
可愛いなあ、と思いつつ、軽く読めました。
でも、本当に、この主人公はすごいなあ、と思ったのは、最後にはちょっと嫉妬したところ会ったけど、でも、それも寂しさがひどかったから、というだけで、無条件に相手を信用できるって凄いことだなあ、とおもいます。
素直とバカ正直って、近いようで遠いものだと思うんですけど、でも、その中間くらいで本当に一途に前を向いているんだなあ、と思ったら、すごくいじらしいと思いました。
でも、バカっこではあるけれど、ただのバカじゃないな、と思います。
信じるっていう簡単なようで難しいことを素直に普通のこととしてやってのけるって凄いなあ、と思いました。
人を信じてみたいとか思う人にはお勧めだと思います。
「恋愛証明書」のスピンオフというかシリーズものかな?
読みやすかったですけど、特に事件とか修羅場とかはないです。しかも甘甘ってわけでもないので、ちょと物足りないかもしれません。
ライブハウスで働く脩(受)はSEの憲之に会うまでいい加減で男を見る目がなく、敬語も使えない甘ったれのアホっ子でした。
そんな脩を毎回厳しい言葉で叱っていたのが憲之でした。二人の間には色っぽいことなど何もありません。あまりの脩のアホさ加減に憲之はイライラしてたようです。だったらもういっそ自分が脩をしつけてやろうと付き合うことに。
何このなれそめ?とは思いましたが、実に現実味があっていいんじゃないかと(笑)こんな始まりもありさってかんじで。脩もさすがに初めは驚いていましたが、憲之は今までの男たちのように「怒る」のではなくいつも自分を「叱って」くれていたと気づき、信用するに値する人だとついていきます。
この判断がよかったんですね。それから1年の間憲之にしっかり世間の常識や生活力を学んだ脩は、以前のアホっ子ではなくなりました。でも脩はアホっ子だった時でもちゃんと「ありがとう」は言える子でしたから、憲之もそこは認めていたんでしょう。なんだかんだでいいカップルだと思います。
それから更に数年。同棲にいたっている二人ですが、ここ半年憲之が忙しすぎてろくに会話もしていない状態に。脩もだんだん不安になっていくのですが、憲之を信じようと文句を言いながらも待つ脩は本当に成長しました(´Д`)
で、なんで憲之がそんなに忙しかったのかというと、脩が以前行きたいと言っていたテーマパークのホテルと入場パスを取るためでした。仕事を引き受ける代わりに、仕事相手に手配を頼んでいたのだと。ええ―!あの憲之が!?と読んでるこっちもびっくり。脩なんかもうボロ泣きです。よかったねぇ。
エロスはいつもの崎谷作品と比べると標準より少なめ。しかし崎谷作品はエロスの標準が高いので(笑)それなりにエロいっちゃあエロいかな?
憲之はいい男だったと思います。決して甘くはないけど脩のことは裏切らないし、大事だから厳しくあるのでしょう。同棲するにあたってもきちんと脩の両親に電話で話を通してたし。ここにもびっくりしましたが。脩の両親は10代でカミングアウトし家出した息子に「たとえ男が好きだろうと生きてればいい」と散々説教をしながらも安堵してした様子。
特に大きな波もなかった作品なんですが、何故かつまらなくはなかったです。軽く読むぶんには最適だと思います。
おまけで「恋愛証明書」の春海×遼一の話がありました。春海にお見合い話が持ち上がるのですが、何故その話を自分は他人から聞かなければならないのかと、ヒンヤリ微笑みながら静かに怒る遼一にビビる春海がおかしかった(笑)
この本を楽しむのに、主人公である受を許せるかどうかが大きく関わってくると思います。このアホの子ぶりが可愛いと思えれば、ツンツンの攻の気持ちが頷けると思うので、とても楽しく読めると思います。
おバカだけど、なんだか憎めない受けでした。
攻めの憲之と付き合うまでは、本当にどうしようもない人間だった受け・脩。周りの人間もだいぶ呆れていました。そんな中、なりゆきで憲之と付き合うことになります。
今までは最長でも半年しか保たなかった脩ですが、憲之とは3年も続いています。
しかも、憲之と付き合ってからだいぶ
人間らしくなりました。と言っても、一般的に見て普通の人レベルなんですけどね(笑)前があまりにもひどすぎたから(^_^;)
そんな脩ですが、最近悩みがあります。それは恋人である憲之と、まったく会話ができないこと。それどころか、顔を合わせることすらままなりません。不安な日々を送っています。
それでも、忙しい憲之の身を案じて仕事がひと段落するのを信じて待ちます。
だいたいこの流れだと、普通は攻めの周りに女性の影がちらついたり、他の男の影がちらついたりして受けが口では信じてるといいながら疑心暗鬼になっていく…ってパターンが多いと思うんですけど、偉いことに脩はちゃんと憲之のことを信じ抜きます。まぁ多少不安になったり、ちょっと疑惑を向けたりはありますが事態がややこしくなるようなものではありません。
変に疑ったりしないとこが、良かったかな。
ただ、そうすると事件が起きないわけです!そう、ほぼすれ違いに重点を置いていて事件らしい事件が起きないんです!
崎谷作品にしては、まったくもって珍しいパターンではないでしょうか?
だからかな…ちょっと物足りなかったのは否めません(^_^;)
でも、ウジウジしない、脩みたいなバカっ子もたまにはいいなぁと思いました。
憲之はちょっとわかりづらいかなー。彼は彼なりにちゃんと脩のこと、愛してるんですね。
いつかちゃんと『好き』って言ってあげてほしいな。
そんなこと言われたら、脩は悶絶しちゃいそうだけど。
なんだかんだ、合ってるカップルだと思います。
「恋愛証明書」のスピンオフ。
前作よりは、この作品の2人の方が好きだったかも‼
コメディタッチの、ゆるいお話だったので、余り深く考えずにつるっと楽しんで読める作品でした。
怒りんぼの理系鏡攻•憲之 × おバカ系純情受•脩のツンツンツンデレな年上攻もの。
あとがきにもあるように、『ばかっ子』と『いじめっ子』という設定でした(笑)
見た目も中身も軽い印象で見られてしまう、敬語すらまともにしゃべられない、ばかっ子キャラの脩。
仕事も住んでいるところも、すべて適当‼
付き合う相手ですら、ほぼ行きづりのように始まる関係ばかり。
当然、長続きしない始末。
それに対し憲之は、技術者として、その世界ではまあ有名で、仕事での信頼もあつく、財力もある出来るいい男。
でも、脩と顔を合わせて、口を開けば意地悪と、嫌味ばかりで容赦がありません。
だからいつもの反発ばかりしてしまう脩。
そんな中、いつものパターンで振られ大泣きする脩に呆れかえる、憲之達だったんですけど…
脩のセックスに対する臆病さと、コンプレックスが発覚し…
流れで、憲之が実地で、ばかっ子脩に教える事になります。
と!あれよあれよと身体の関係から入っていくんですけど(笑)
少しいつもと関係性が違うのが、恋愛感情の部分が微妙なまま、なんとなく付き合うことになった2人だったところ‼
憲之が最初に修に叩き込んだのは、きちんと仕事につき、身だしなみに気を配り、遅刻は絶対に厳禁だと!
不規則な生活を改めさせ、誰かに甘えるのではなく、一人で自活した生活送る事を教え込んでいきます。
2人の関係も、学生並みの「普通の恋愛」からスタートさせるという…
1番脩に教え込んだのは、「我慢」かもしれません(笑)
でも、根が素直な脩は、怒られてばかりだけれど、自分の事をこんなにも考えて扱われたことがなかったため、素直に受取り、一生懸命頑張っていきます。
ばかっ子だけれど、健気で可愛くて、一途さが好感でした。
そして憲之の教育の賜物で、脩は本当に大きく変わります。
甘えるのが大好きな修が、憲之の体調を気遣いに、言いたい事も、嫌われたくないから我慢するまで成長させたんですから、習慣的なものって大切なんだなあ、と感心してしまいます(笑)
同居も2年目に入り、急に仕事を詰め込んで忙しくなった憲之への不満を抱えつつも、我慢する脩。
会えない、話せない、触れられない寂しさを、ずっと我慢する脩。
そんな時、「好きかも」とやっと自覚するんです…えっ今頃みたいな(笑)
そしたら、些細な事でも不安になってきて、ひょっとしたら浮気かも⁉と嫉妬に駆られたりと、
我慢も限界に近づいていく脩が、せつなくもありました。
脩の視点でしか描かれていないので、憲之の心情は分かりにくいんですけど、
両思いなのは確かなのに、最後まで憲之は「好き」と言ってはくれないんです。
でも、さすが理系だと思ったのが、初めて修と寝ることになった時から、責任は取るつもりで、脩を自分の人生設計に組み込んで考えていたという…
非常に分かりにくい結末でした(笑)
でも、意地悪い事や、厳しい事ばかり言っているようで、仕事や家族の問題、身体の関係についても、決して見捨てることなく、押したり、支えてくれたりと、誠実な部分もみせてくれていたので、愛がなきゃできないよなあと、安心して読めました。
こういう方向での包容力タイプも良かったです。
本当は、先延ばしにしながらも、言葉にするのが恥ずかしいのが本音だと思うと、可愛くても思える憲之でした。
Hシーンもですけど、ちょっと普通の形とは違ったタイプの恋人関係でしたけど…
読み終わってみたら、お互いに一途に思いあっていた、ラブラブカップルでした。
いくら脩の憧れの夢の世界の為に、仕事を引き受けて忙しかったにしても、半年もほっておけるのかなあと…現実的に考えてしまう部分もあったんですけど、
ここは、気にせず、流して読まさせて頂きました(笑)
あとがきの後に、『恋愛証明書』のその後のエピが登場してます。
短編ながらも、良い意味で、前進している2人が微笑ましかったです。
さらりと読めて、読後感も爽やかで楽しめる作品でした。
あとがきにもあるように、脩というキャラは『ばかっ子』という設定です。見た目は軽薄だし、中身も見た目のまんま。敬語すらまともにしゃべれないまるでお子ちゃま。
それに対して憲之は、仕事も出来るいい男。でも、出てくる言葉は嫌みばかりで容赦がない。脩とは何もかもが反対な人物でした。
かなり言葉より態度な攻めだったのと、ちょっとばかな受け視点だったから、全く攻めさまの気持ちがわからないから、受けちゃんと一緒にジリジリグルグルしましたが。またそれも面白かったなと。
脩視点のお話なので憲之の気持ちは一切わからない展開です。が、何となくは想像できるんですよねぇ。脩は全くわかっていませんが。
だから、脩の淋しかったり哀しかったりする気持ちがわかるから、一緒に泣いちゃうんだかけど、まるで心配はなかったですね。
なんにも言わない憲之だけど、言わないっていうのは不言実行だからだよね……と。
でも、こんな不安を抱えてるなんて、憲之は全く知らなかったんだろうなぁ。脩がポロッとこぼした、とあるキャラクターの国へ遊びに行きたいというひとことで、休みを取るために仕事を詰めちゃったのが、脩の不安の原因になるなんて、憲之は想像もしてなかったでしょうけど。
仕事を詰める前に、何か言ってやっておいてくれよ……でしたね。そしたらここまで脩も不安にならずにすんだのに。
何も言わない分、将来をず~っと見通していろんな計画を立ててたのにはびっくり。そこまで考えてたのかぁと。きちんと脩のことも計画に入っていたし。やっぱりオトナの男で、きっちり責任って言葉をわかっているヤツでしたね。
憲之への誤解が解消され、脩の不安も消し飛んだあとの仲直りエッチ。最初の授業のようなエッチとは違って、憲之もガンガンに攻めてましたねぇ。我慢ならない~みたいな。
これで脩も、憲之に愛されてるっていう自信を持てたかなぁ。
バカっ子脩には これぐらいの男でないと きっと脩は幸せにはなれないでしょうね!! しかし これだけ しっかりしていて 仕事ができて 包容力と実行力と決断力と!!時に強引vvvvv なんだぁ この岩佐憲之って男はvv 強引にグイグイ引っ張っていってくれる男vv あこがれるなぁvv ベットでは めちゃくちゃ可愛がってくれてwwwww いや でも 恋人だからいいのか!! これ亭主だったら 返ってムカつくか!? 自分が相手でもないのに 憲之のこと考えて 心の中で一人葛藤してしまいましたvvv