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arufa na binwan manager sama no wakarinikui kahogo na dekiai ni tsuite
月曜に届いてやっと今日読めました!
なんか読んでて気が散るなあ、とあんまり熱中はできなかったかな。
なんかな…。安曇ひかるさんの作品は大好きだけど自分の中で当たり外れがあるみたいで。
時系列やあれ?今どこにいるんだっけ?と見失いそうになるのが数回。
切ない切ない片想いかあ…と思ったら攻め視点もあり。
でも売れっ子俳優と専属マネージャーでどうにもならない、できない、はずだった。
それが長かった。
保守的な私はつい、もういいじゃん俳優辞めて奥さんにしてもらいなよ…、子供を生んででっかい家で白い犬を飼って…なんて思ってしまったんですがね。
エエェェ!あんなにどうしようもないと苦しんだのはなんだったの?な最後で。
理由は説明あるけど、だったら!!!と納得がいかず。
全体的にずっとモヤモヤした感じでした。
読了してからスピンオフ作だと知りましたが、こちらだけでも問題なく楽しめました。合間合間に前作のキャラクターも登場しますので、既読の方はより楽しめるかなと思います。
出会いは亡き両親の四十九日。冴島と名乗るスーツ姿の美丈夫に拾われた、ひっそりと輝く原石のような15歳の少年。
人気若手俳優と、彼を厳しくも優しく見守り育てる専属マネージャーが繰り広げるなんとも焦ったい恋のお話でした。
てっきり受け視点のみかと思いきや、突然攻め視点になったりと…視点の切り替えが急で、やや読み辛さを感じた部分があったかなと。
受けの拓真は、片想いの相手・冴島の気を引くために試し行動をしたりと、20歳にしては少し子供っぽいところがある印象でしたが、振り向いてはくれないと分かりながら小さく袖を引くような子なんですよね。一途で健気でいじらしい。でもくどくないです。
ファンを大切にしていたり、ちびっ子とのやり取りがかわいらしかったりで、頑張ってしまいがちな彼の刷り込みにも似た片想いの成就を願ってしまう。
らくた先生の描かれる拓真と大翔もすごくかわいかった。
で、ですよ。今回はちょっと攻めが合わなかったかなあ。
というか、受け視点で見る攻めの冴島に関しては特にそこまで何も感じなかったのですけれど、冴島視点が情けなくて。
彼なりの分かりにくい溺愛なのかもしれません。でも、拓真からの想いに気付きながら何年も見ないふりをするずるい大人で…いやいや、拓真に甘えるんじゃないよーと、彼の鈍感なヘタレっぷりをあまり愛せませんでした。
拓真の片想いのいじらしさとキャラクターは好きです。
しかしながら、ラストがこの展開になってしまうのであれば、かえってオメガバース設定はない方が面白かったのかもしれないなと思うところありな1冊でした。
安曇先生おっかけで購入。なんだけど攻め受けともめっちゃ好みというタイプではなく、少し盛り上がりに乗れなかったので中立にしました。芸能界ものがお好きな方、頑張り屋さんな受けが好きな方にはよいのかも。本編250P弱+あとがき。「アルファな俳優様のおうちで住み込みシッターはじめました。」と世界観は同じですが、単独でも十分楽しめると思います。
両親を亡くし、身寄り無いという時にスカウトされた拓真。スカウトしてくれた冴島のあまりのカッコよさが気になり芸能界に入り、人気上昇してきたところ。ずっと一緒に居てくれて守ってくれているマネージャーの冴島のことが好きで好きでしようがないのですが、ある日、冴島が電話で「パパは・・」と話しているのを耳にして・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
大翔(ひろと、攻め知人の子)、重森(受けのサブマネ)、教会の神父さん(ええ人!)、「アルファな俳優様の・・」のカプ+お子様たち、受けの仕事仲間(俳優やら監督やらADやら)ぐらいかな。
++攻め受けについて
攻めは受けの光るものを見出しスカウトした方(グッジョブ)。両親を亡くし独りぼっちになった受けを支え、演技のイロハから学び、無事戦隊もののヒーロー役をゲットし、活躍するまで見守っていた、theマネージャー★という感じの方。優しいだけじゃなく厳しいですしね。同時に知人の子を引き取り育てているなんてスーパーマンすぎやしませんか。アルファだから成し得ることかも。
受けはイケメンマネージャーに支えられ、まだまだひよっ子だけど一生懸命頑張るキラキラぴちぴち若手俳優さん。何もしないでもムダ毛は一本もないに違いないという印象。戦隊もののセンターで頑張っている様子が目に浮かびます。お子様にもイキイキ楽しそうに接しているし、ほんと好青年です。オメガなんでヒート来ちゃうのが大変なんだけどね。中学生のころに保護してくれた攻めを、自ら「理想像、好き♡」と刷り込んでしまったんじゃないかと思うのですが、攻めがカッコいいし優しいから、まあいいか。
攻め受けともめちゃ♡になるところが無く、さらっと読み終えてしまった一冊でした。ぴちぴちきらきら頑張り屋青年が好きな方はもっと萌えるに違いない。