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gokutora no honey Bunny
ケモ耳という名目の…
ひとつの成長物語だと思います
メインは大人になったアスカくん(虎属)とアオくん(うさぎ属)のお話なんですが
冒頭、2人の少年時代の出会いが周囲の人々含めてしっかり描かれています
おかげでこちらは10数年彼らを見守っているような気持ちになれるんですよね〜♡
本作でハマったのが受けと攻めのお顔の濃さの違いって萌えるなぁってことでした！
アスカくん→彫深め眼光鋭めな美形
アオくん→さっぱり塩顔かわいい系
アスカくんは極道の次期組長です
美形が凄み効かせると迫力がすごい…！
アオくんは中華料理屋の子で、制服はチャイナ服のようです(激アツ)
塩顔チャイナめちゃくちゃいい…
この2人が並んでるのめちゃくちゃいい…
体格差も大変よきです◎
アスカくんは昔からアオくん大好きですが、ただアオくんスキスキだけでは通らない組のこと、町のこと、家族のこと
いろいろ考えられるようになったところ、成長するところ本当にカッコよかったです…！
誰かの人生に立ち会えたような、濃いぃ〜内容の本でした！
愛おしい存在を守るために
今回は次期組長の虎族と実家を手伝ううさぎ族のお話です。
家の事情で非難した町で受様と知り合った攻様が
時を経て受様との恋を成就させるまで。
この世界のヒトは草食種と肉食種の2種類に分けられ
お互いに上手く補い合って暮らしています。
草食種は本能的に肉食種の力強さに惹かれますが
肉食種は自分より弱いものや敵意を向けてくるものを
無意識に威圧し支配しようとするため
草食種は委縮してしまう場合が多々あります。
受様はうさぎの草食種で両親は草食種の多く住む町で
老舗の中華料理店を営んでいます。
受様は5人弟妹の長男で両親に代わって
幼い弟妹達の世話していますが
ある日の帰り道、
弟妹達と別クラスに転校してきたらしい猫族の子が
公園に1人でいるところを目撃します。
この子が攻様になります♪
隣町のヤクザの組長が殺害される事件が起こり
母子が逃げてきているという噂があり
受様は翌日もぼっちでいた攻様を放っておけず
友達になってと声をかけるのです。
攻様は受様の家族と過ごすようになりますが
やがて受様親子は元の町に戻る事になります。
明日は帰るという日、受様は
「今よりもっと強くなるから本当の家族になってくれる?」
と涙をこぼす攻様を「もう家族だよ」と
強く抱きしめるしかできません。
それから12年後、精悍な青年になった攻様が
「約束通り迎えに来たぜ」と受の前に現れて!?
WEB配信連載作をまとめての紙単行本化で
肉食種虎族の攻様と草食種さぎ族の受様の
もふもふラブコメディになります♪
受様は攻様が会いに来てくれた事をとても喜びますが
攻様にとって受様との再会は「家族になる」約束を
果たす日でしたが受様は求婚されたとは思っておらず
攻様はシオシオと帰る事となります。
しかしそれくらいで攻様が受様を諦めるはずもなく
翌日から従兄弟とともに店に日参するようになるのです。
肉食種と草食種、年下と年上、ヤクザと一般人、
交わりづらい要素を沢山抱えた2人の恋の進展に
受様の町を仕切るヤクザが関わってきて
どうなる事かとハラハラ&ドキドキ、
攻様が長～い初恋を実らせるまで
とても楽しく読ませて頂きました (^o^)／
たれ耳ウサギの受様と仔猫っぽい攻様はとっても可愛く
成長した攻様は凛々しくカッコよくて
もふもふ好きには沢山ツボ押しされた1作でした。
カバー下にキャラクター紹介と相関図がありますので
ぜひこちらもペラッとしてみて下さいませ。
ケモ耳、年下攻め溺愛、年の差ラブ
アスカ× アオ
ケモ耳愛好者必見！
獣属の世界で繰り広げられる、
草食種うさぎ属のアオと
肉食種虎属のアスカの
胸キュン年の差溺愛ラブ！
なんでこんなに心にグッとくるのかしら〜？
うさぎ耳が、
長くて柔らかそうに下向いているのを見るだけで、癒されちゃう。
アオのふわふわの耳の触感と可愛さで、
アスカの日々の疲れなんて吹き飛んでしまうよね。
アオが中学生の13歳の時から物語が幕を開ける。
アオは、
5人もの弟妹をしっかりと見守る長男としての立場。
その優しさと穏やかさがすごく滲み出ている。
お兄ちゃん力満点で、心温まる存在。
ある日、アオが、
公園で1人でふさぎ込んでいる
6歳のアスカと遭遇する。
アオが、極道家の家庭の事情で心細さを感じていたアスカを
あたたかく迎え入れてくれる。
6歳、まだまだ純真なで天使みたいな感じで、
アスカがアオに頼りにされたり、
アオの一家と家族みたいに続いていく日々がほっこりする。
でも、突然の別れがやってきて、
アスカが極道家に戻ることになる。
雪の中での涙ながらの別れシーン、
その中に家族以上の愛情が隠れてることは間違いない。
12年間の時を経て、
立派な極道系のイケメンへと成長したアスカが、
アオの前に現れて、
なんと一途なプロポーズをする。
という展開。
25歳になったアオの
きっちりとした気品がさらにパワーアップ。
弱気な泣き虫だったアスカが、
アオをを守る強い男になって、
虎のように強くて獰猛だけど、
12年が流れても変わらないアオへの想い、
ワンコっぽい天真爛漫な執着心、
とびきりの溺愛っぷりは、
まるで子猫みたいに純粋なの！
彼に引き寄せられるのは当然よね！
12年という長い空白の間の中、
アオがアスカのことをずっと心の奥底で気にかけている、
10代特有の無力感とか、
単純にアスカのことを忘れることはできなかったとか、
ぐっと痛切に感じる。
アスカもアオが好きだからこそ、
立派になるまで会うのが怖かったのだろう。
好きゆえの不安もあるよね。
アスカのいきなりの抱きしめるシーン、
「好きだ」という言葉付きで、
アオが無防備な赤面しながら困惑する様子が可愛すぎる！
ヤクザの危険な世界が絡み合うのか、ワクワクする。
アスカがその中でどうやってアオを守るのか、目が離せない！
アスカの舎弟、旭飛も結構カッコいいで、
彼のファンになっちゃいそうだよ。
描き下ろし、
とうとう待ちに待ったエッチ！
スカの体、刺青が雄味たっぷりで、
ちょっぴり少年っぽさもアリで･･･
アスカよりも大人なアオの感じてしまう顔･･･
長い間に溜まった熱情が一気に解放される感じが、
読んでるこっちまでドキドキしちゃう！
ケモ耳の魅力満載で、
2人のほのぼのとした日常から、
年の差や異種属、ヤクザと一般人という
3つの超えなき大きな壁を乗り越え、
あの頃の繋ぎと約束が、
12年間でじわじわと築き上げた、
強固な深い絆が愛おしくて仕方ない！
純粋に家族愛だった2人が、
密かに心の奥底で縮まって、
恋に変わっていく過程が、
長い間ずっと真っ直ぐな
アスカの愛の尊さにたまらなくて、
年上のアオの心の微妙な変化に対して、
責任感の強さと戸惑いの狭間で
本心でアスカの愛を受け止める姿が可愛くて、
2人の甘くて辛いラブが
思わずキュンキュンし
ほっこりとした笑顔があふれました！
