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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
2005~2007年に雑誌掲載された6つの漫画作品と挿絵入り小説が1作品、何枚かのイラストが白黒で収録されています。
『no names』と『スイート・ブランチは単行本『熱情イノセンス』に収録されている作品のリンク作ですが、主人公が違うのでそちらの方は読んでいなくても大丈夫です。
今回はどのお話も私の好みから少しずつずれている感じで、萌を感じられる作品が少なかったです。
過去のトラウマの事を何度も意識して却って自分を追いつめてしまっている受け様とか、ラブはありそうなんですがそれ程感じられないのに体は繋げてしまう展開が気になりました。
でも『ときには ことばに すべきこと』は攻め様の強い執着が感じられて好きでした。
長髪キャラ、主従モノ、高校生モノ、弁護士モノ等、色々詰まってます。
やっぱりこの作家さんの魅力は長い髪の人物にあると思うのですが、その髪をテーマにしたのが表題作。
自分の趣味で長い髪の使用人ばかりを使っているご主人さまが、夜伽をさせるのは庭師。
でもその情事をドアからのぞいているのは真面目で純情そうな執事。
執事のヘタレたツンデレも、チャラそうな庭師が本当は樹木を愛する誠実な人柄だったのも、甘い雰囲気を演出していました。
いわゆるゆるい髪フェチのお話ですね。
このご主人様、怪しげな雰囲気なんですが顔の表情とか一切描きこまれていません。
作家さんも後書きで書かれているように、顔をだしてしまったら、主役を喰っちゃいそうな曲者かも?
『どんぐりは夜めざめる』
砂漠化した地上を緑で埋めるために奔走する魔法使い。
魔法使いと同衾する年上の弟子にヤキモチを妬く子供の弟子。
うんうん、これは絶対大人になったらヤバイですよ~!
すでに火花散ってますが、将来を思うとひょっとして3P展開!?
DUOさんにしては、子供が出てくる話も珍しいのですが、比較的ほっこりしたお話でした。
『ときにはことばにすべきこと』
画家の専属モデルとして派遣されているのに、その絵は全く完成されることがなく、自分は必要ではないのでは?と悩むモデル。
実は・・・な、まんま題名のお話でした。
リゾート地、ヤシの木の下での青姦とか絵的に洒落た演出でした。
『no names』
学園祭の出し物”生徒会茶室”の為に茶道の練習をする生徒会執行部。
その副会長と、病気で留年している茶道を手ほどきする生徒との茶室でのエチが淫靡♪
意外にも背の高い方が受けでこの意外性がツボ!
”熱情イノセンス”に登場していた面倒見のよい会長・多紀もちょびっと出演。
『ESCAPE』
再会した後輩を逃がすことになった”逃がし屋”の先輩。
過去のトラウマから自分が逃げたくて始めた裏商売。
ラストに至るまでの二人の結びつきにさほど強いものは感じなかったのですが・・・?
『スイートブランチ』
学生時代のアルバイトで一目ぼれした弁護士に、自らも弁護士になって押しかけるほどの猛裂アタック。
えっ!?こんなに積極的で乗っちゃいました!!襲い受け?
見た目を裏切る行動にびっくり(でもそこがイイ)のですが、この弁護士、最初ヒゲをたくわえてダンディだったのに、数年後はさっぱりしてキレイ系のカワイイ人になってましたよーー。
どれも短編でサラっとしていて、あとを余りひかない雰囲気系の作品が多い本です。
DUO BRANDさんのコミックとしては、初購入です。
水月真兎さんの『冷たい砂』シリーズのイラストを見ていて、シンと佳威の絵にヤラレました>o<
1冊丸ごと短編集です。他の作品に出ているキャラも登場しているそうなので、何冊もDUO BRANDさんの話を読んでいる方は、更に楽しめそうです。
庭師×執事、召使い×魔法使いのご主人様(&攻め狙いのチビッ子召使い)、画家×モデル、生徒会副会長×着物男子高生、殺し屋×逃がし屋、先輩弁護士×後輩弁護士と、バラエティに富んだ組み合わせとシュチュエーションが楽しめます^^
各話ごとにその話の裏話的なページもあって、舞台裏を覗いているような感じです。SDキャラもカワイイ!
特に気に入った話は、攻め狙いのチビッ子が出てくる話です。
ご主人様は、先輩召使いとの間に愛があって身体を重ねているわけではないようです。
チビッ子の告白により、言葉の魔法にかかったご主人様。先輩召使いを辞めさせるわけはないから、ゆくゆくは3Pで2輪挿し?
見てみたい……
茶鬼さまへ
コメントを寄せて戴き、ありがとうございます^^
日頃、茶鬼さまのレビューを拝見させて戴いているので、とても嬉しいですTuT
DUO BRANDさんの描く人物のフェイスラインと眼が何だか心惹かれています。
戦国モノは、今まで読んだことがないので、薦めてくださった「月刺」、是非読んでみたいと思います。
ますたーどさま、はじめまして
丁度自分もこの作品レビュしようと積んであったところです!
DUO BRANDさん初読みですか?
この作家さんは、髪の毛・眼鏡・和装・刀が特徴の作家さんです♪
服装も独特でゲームキャラみたいで、自分は好きな作家さんですが、認知度が低いみたいで読んでる仲間ができて嬉しいです。
この作品に出てきたキャラが他作品にもというのは、単行本「熱情イノセンス」の中に面倒見の良い生徒会長・多紀が、その面倒見のよい姿でまた出てきておりますよ。
この作家さんの作品の中では時代物「月刺」が一番よいものだと思うので、もし興味があったら是非に読んでみてください(まわし者ではないです・・)
表題作の庭師と執事の組み合わせは、多分皆様の
思われている展開とは些か勝手が違います。
庭師は庭師らしく、執事は執事らしく振舞った故の
展開、とだけ申し上げましょう。
他の作品も芯のぶれが無い佳品揃いですね。
思わぬ作品の中で思わぬ顔に再会したりするという
お楽しみも含めながら、非常にバラエティに富んだ
一冊となっております。
ショタ執事と髭の甘党を拝めたのが、評者の愉しみで
ございました。