CRダメ人間
koi gokoro sakuryaku
本編十話、外伝三話。タテヨミの短編作品です。
同窓会で八年ぶりに再会した高校の同級生、シオンとジェウ。ジェウはシオンに声をかけるも、シオンはジェウを覚えていなかった。恥ずかしさに泥酔したジェウは酔った勢いでシオンと一夜を過ごしてしてしまい……というお話。
シオンもジェウも可愛かったです。
同作家さんの『夜明け、雲、そして河』の二人がキャラクター属性的に好きな方は、こちらの二人も好きだと思います(ストーリーは全く異なります)。
攻めのシオンが結構癖のあるキャラで、わりとダメ人間です。ジェウを好きすぎて社会生活を放棄しているので、好き嫌いは別れるキャラクターだと思います。
想像以上に長期間の執着愛で、公式で腹黒タグもついていますが、致命的な行為はしていません。
受けのジェウは包容力のある苦労人。過去の行動でシオンを傷付けてしまいますが、基本的に善人。過去のことも理解出来る範囲だったかなと思います。
シオンの言動について同級生から指摘を受けた際に、速攻でシオン本人を問いただしたところが良かったです。変にウジウジし過ぎないのでノンストレスで読むことが出来ました。
結果的に両片想いだったところもハッピーで良かったです。
とはいえ二人の生活スタイルがかなり異なるので、本編完結時点ではやや心配が残る二人でした。
しかし、外伝でその後の甘々な様子を見られたので、まあ大丈夫そうかなと思うことが出来ました。
もしシオンが暴走してもジェウを傷付けることが無いとわかって良かったです。
シオンの監禁発言がめちゃくちゃ可愛かったです。
エロも濃厚で、即落ち二コマしているシーンがありました(笑)
色々と怒涛の展開……? で、終盤いきなり攻めの童貞が判明したりと、エロコメ的な面白さもある作品でした。
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