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isekai dokutā ha boukensha to koi o suru
墨谷佐和先生の作品を読むのはこれで3作目になります。ずっとこの先生の作品は合わないと思っていたんですが、亜樹良のりかず先生のイラストとあらすじに惹かれて久しぶりに購入しました。
ですが異世界でお医者さんということで、どうしても期待し過ぎていたかもしれません。
それに冒険者もちょっと期待してたのと違って、物足りないと思ってしまいました。
異世界で元の世界の衛生観念を広めて行く過程とか、医療に必要な物を異世界で工夫して集めて行く過程は凄く読み応えがありました。
魔獣によって大怪我をした女の子の傷を、異世界に来てから初めて縫合するシーンはお見事でした。凄く面白かったんです。
ところがですね、サキ(咲也)を魔獣から助けた冒険者のティーダの過去が明らかになって、彼の宿敵である相手が現れてから2人はすれ違ってしまうんですよ。ちょっと2人の距離が近付きつつ甘い雰囲気だったのに、サキの医者としての使命感が強過ぎて独りよがり感が強かったです。
ここで宿敵に雇われて魔獣退治に医者として同行しなければ話が進まないのが読んでて悩ましかったです。
ここからがちょっとご都合主義に思われて一気に冷めてしまいました。
ティーダの過去とか宿敵とか要らなかったです。
それと彼らの家のある場所から隣国が凄く近いのが解せなかったです。
多分ひと月もしないうちに記憶から消えそうな内容だったのでこの評価になりました。
ティーダの容姿とか凄く魅力的で、亜樹良のりかず先生のティーダが凄く素敵だっただけに残念です。また暫く離れると思います。