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akuma nante yada!! -migawari-kun ha fukujoshi wo semarareru-
思えば今日は不吉な事ばかり起こる一日だった…高校生、山波チヒロ(受)が帰宅するとカーペットに謎のミステリーサークルが!気になりつつも疲れていたので寝ようとすると(もう少し部屋の異変に危機感を持とう!)サークルの中から悪魔のロエ(攻)が現れる。
ロエの話によると、彼は過去にチヒロのじいちゃんが呼び出した悪魔、悪魔を呼び出すには代償を払わなければいけないけれど、じいちゃんはそれを払わず天国へ行ってしまったのだ。
そのツケが勝手に連帯保証人にされていた孫のチヒロに回って来たと言う訳、要するに借金BLの悪魔バージョンです。
代償は魂なのでチヒロは命の危機!すぐ殺されるのかと思いきや、お互い気持ちいい方がいいだろと、なんと腹上死をさせようとして犯しまくる!
腹上死…まさかDEAD END?!と若干の不安が過りますが、そんな事は無く表紙のイメージ通り明るいお話なのでご安心を。前半は経緯の説明、後半はネタばらしのストーリーありきですが、結局はエロに持っていく為の設定で、エロを楽しむための単純明確なエロコメです。
絵が上手いので見やすく個性的なキャラデザが良かったです。表紙のロエの外見でピンと来たら、その悪人ヅラのイメージのままブレ無いので楽しめると思います。人外キャラ、体格差、長い爪、この辺りの性癖に刺さりそう、肌色の差はロエが着衣のままなので、手以外はあまり強調されていないかな。
チヒロの方はぱっと見普通の可愛い系ですが、そばかすがあるのがチャームポイントですね。
悪魔らしくHは一方的で快楽を煽るような言葉責めが多め、実際に何度もイかせている。特殊な力も使っており、せっかくなので母乳も出して欲しかったな。
BLのLまではまだ到達していない段階ですが、実はロエが現れたのは代償の為だけでは無いようで、その胸中には10年越しの恋の種が隠されています。
私が購入した時は220円で35ページ、難しく考えずにサクっと読み切りのエロで息抜きしたい時におススメです。