桜の園の蜜愛 ~強面の旦那様は絶倫でした~

sakura no sono no mitsuai kowamote no danna sama ha zetsurin deshita

桜の園の蜜愛 ~強面の旦那様は絶倫でした~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×211
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
8
得点
100
評価数
23
平均
4.3 / 5
神率
43.5%
著者
西野花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784773063721

あらすじ

神子・紫蘭は王弟吉祥に望まれ彼の妃になった。逞しい見た目通り絶倫な彼に溺愛され無垢な身体はたちまち淫らに開花して……!?

表題作桜の園の蜜愛 ~強面の旦那様は絶倫でした~

桜苑国国王の弟で将軍,30歳
元神子で,吉祥の伴侶,20歳

その他の収録作品

  • 喧嘩の仲裁
  • あとがき

レビュー投稿数8

No Title

複数といえば西野花先生!なんだけど、その西野花先生の書かれるマンツーマンがこれまた良いのですよ♡
そして挿絵は笠井あゆみ先生。
もう言うことなしのタッグ。

今作はのっけから強面攻め様の「好きだ」にやられました。
ウブな神子あがりの受けでなくともきゅんーーー♡と心を鷲づかみ。
タイトルにもある通りの絶倫男子をあの細腰で!!まさに字の如く"心身共に"受け止める紫蘭。

途中プチトラブルもありますが、基本すけべな感じで明るく楽しい読後感。
さすが西野花先生。
これぞエンターテイメント。

1

ヒヤリも無く甘々〜

久々に西野さんの小説が読みたくて購入。甘いことしかなくてそういうのが読みたかったので良かった〜
紫蘭はおぼこいのだけど踊るものとして恋という感情を考えたり割としっかりした性格で、吉祥は強面でバツ2だけどずっと紫蘭に恋焦がれて一途な二人のギャップが良かったです。とにかく話が進む度にエロがあるのだけどそれが自然というか、新婚だし吉祥はずっと好きな人だった紫蘭を可愛がられるのが嬉しそうだしで良かった。毎回挿入しただけでいく紫蘭が開拓されてくのも、言葉が甘々で溺愛の吉祥も良き〜。でも意地悪な姑の嫌味とか他国の王が攫いに来たりとか、もっとヒヤッとしても良かったな。

1

清々しいまでの執着愛

紫蘭は恋も欲も知らず解らず育った神子。王弟の吉祥との結婚も戸惑うも立場的に断れないのが辛い。また吉祥が強面でバツ2、悪い噂もあって不安しかない。
だけど吉祥からいきなりの告白、誠実に全身全霊で愛を伝えられたら絆されるの解る。夜の相性も抜群で恋なのか性欲なのか悩む紫蘭が可愛い
国王の命で舞を披露し数多の求婚を避ける為に2人が引き裂かれたのは切なかった。けど離れた時間が愛を育てる、互いに居ないと生きていけないと実感できたのが良かった
吉祥の執着愛を好ましく受けとめる紫蘭が最高。エロくて可愛いくてとても楽しかった

4

色んなイき方を覚えさせられてて、ニヤニヤ

西野花先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 5
絶倫 5
攻めフェラ 4
健気 4
な感じだと思います。

勇猛果敢な武将×清らかで美しい神子のカプです。受けの紫蘭くんは「芍薬」と呼ばれる国の祭祀を取り仕切る機関に神子として、奉納の舞いなどを務めていた。しかし20歳になると神子の任を解かれてしまう。俗世と切り離されて生活していた紫蘭くんは、このまま芍薬に残りたいと思っていた矢先、自国の王弟である吉祥さんに見初められ、婚姻することとなった。断ることは出来ず、強面で畏怖の念すら抱く吉祥さんと対面した紫蘭くんだったが…。

強面な吉祥さんですが、紫蘭くんと対面した時に「好きだ」と率直な想いを告げたり、紫蘭くんに対して優しさや気遣いを見せるので、紫蘭くんも最初に抱いていた印象が少しずつ無くなり、代わりに徐々に吉祥さんのことが気になる様になるので、無垢な紫蘭くんが吉祥さんに染め上げられるシーンにはニヤニヤが止まらなかったです。
吉祥さんは過去に2回も奥さんと離縁していて、その理由が閨での扱いに耐えられなかったと、まさにタイトル通りの旦那様です。

神子を務めている任期中は清らかでなければならない。その為、紫蘭くんは他者との触れ合いも自ら慰めることをしてこなかった。それなのに、吉祥さんのことが気になりだして、キスをされる様になり、初めて自慰をします。自分はふしだらだ、はしたない、と思いながらも吉祥さんとの濃厚で濃密な夜を過ごす内に彼を求める様になる。

優しく接していた吉祥さんのキスが徐々に深いものになり、いよいよ夜を共にする時は攻めフェラや後ろを舐めてきたり、執拗に指で後ろを解されて、紫蘭くんは吉祥さんのものを挿れたれただけで達してしまう程、淫らな身体になっていきます。
更にはなかなか果てない吉祥さんなので、その間に紫蘭くんだけが何度も果ててしまい、酷い扱いは受けてないのに色んな意味でめちゃくちゃ啼かされます。他にも乳首イキやシックスナイン、腋舐めなどのシーンもあります。因みに今作ではモブレはありません。

脇役キャラの吉祥さんの兄である浅沙さんとその妻の月下さんは紫蘭くんに対して貶める様なことはしないのですが、個人的にはどうも苦手意識を抱くキャラでした。特に月下さんは普通にイヤだった。吉祥さんと紫蘭くんの間では悲しいことや辛い展開は無いのですが、浅沙さんが余計なことをする所為で、少しだけ切ない展開になります。でも吉祥さんと紫蘭くんのお互いを想い合う甘さが再確認出来てやっぱりニヤニヤします。

絶倫な吉祥さんからの愛撫や想いに思わず「虐めないで」と甘く啼いてしまう紫蘭くんに対して「愛しているだけ、可愛がっているだけだ」と返す吉祥さんの男らしさと性欲に絡みシーンがどれ程凄艶なものなのか、是非とも読んでほしいです。

1

吉祥殿下の重い純愛

インパクト強い題名で、本屋で買うには勇気がいる、
蜜愛~官能的な純愛物語。

紫蘭:美貌の「芍薬の神子」 黒髪に紫の瞳
5才から神子、20才の後も奉仕を希望。性に奥手。
神子は性別は無い扱い。
吉祥に「紫蘭が16才の時から好きだった」と告白されトキメク。

吉祥:桜苑国の王弟 勇猛な武人 絶倫
先の妻を離縁
紫蘭の舞姿に一目惚れ。愛が重い。
紫蘭の舞で鍛えた体力を見込んで神子の紫蘭に伴侶として縁談を望む.

浅沙:桜苑国の王 吉祥の狡い兄

紫蘭は見かけによらず頑丈で、吉祥との相性抜群、ハピエン。
官能場面多め。

4

攻が良い!

どうしても西野花先生のイメージがエロ過多なので、エロ過多作品が苦手な私は購入を避けていました。

今回は笠井あゆみ先生のイラストとカバー裏表紙のあらすじに惹かれて購入してみました。ちるちるさんの情報欄のあらすじではありません。

カバー裏表紙のあらすじから吉祥の人柄に惹かれたんです。それは当たっていて読み始めて吉祥の紫蘭に対する愛情と溺愛ぶりにノックアウトされていました。
紫蘭を間近で見た時の感動してる様子とか、「好きだ」と思いが迸ってしまうところとか、強面なのに可愛い人なんですよ。

急に嫁がされた紫蘭を慮って大事にする様子に凄くキュンと来ました。そんな真っ直ぐに愛情を向けられて、紫蘭が吉祥に好感を持つのは当然だと思いました。

エロが苦手な私ですが吉祥と紫蘭が初めて結ばれるシーンには感動さえしました。
ただし、3回目のエロ辺りまででした。

数えはしませんでしたがページの半分以上はエロだったような気がします。エロシーンに繋げる為にストーリーがあるのかなぁと穿った考えさえしてしまいました。

デビュー16年のベテラン作家さまでこれからも需要があれは書き続けたいとあとがきにありました。西野花先生ファンの方も応援してる事と思います。

ですが私は西野先生にエロは2回までで1エロ10ページ以内の縛りで書いて欲しいと思いました。(誰も賛同してくれないと思いますが)
こちらの作品凄く萌が多いんですよ。キャラも素敵でした。ですがエロが多すぎて紫蘭が多くの国から望まれて、桜苑国の傾国になるかもしれなかったピンチがおざなりになっていました。あの騒ぎをもう少し詳しく書いて欲しかったです。

4

伴侶になる

笠井先生なのでマストバイ。西野先生通常運転、どろどろん濡れ濡れ長めですが、攻めが単純で可愛いかもなと思ったので中立寄りですが萌にしました。本編200Pほど+その続き30P弱+あとがき。笠井先生の挿絵は絶好調です!

桜苑国で祭祀を取り仕切る機関「芍薬」で神子を務める紫蘭。まもなく20歳になるので、神子の務めを解かれる予定だったのですが、なぜか王弟の吉祥に望まれ嫁ぐことになり・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
浅沙(桜苑国国王)、月下(王妃)、側に仕えるもの少々、茶々入れてくる外国の方ぐらい。あ、攻めは×2です。

++攻め受けについて

攻めはつよーい強面将軍、駆け引きなんかは出来なさそうな方。絶倫、もちろんあそこは超でかサイズ。受けのことが好きで好きで、大切にしているから、前半なかなか抱きません。いざ抱き始めたら、すごいですけど。

受けは神子、なんで私が嫁ぐんだ?なぜここにいるんだ?と不安に思っている方なんですけど、いざ愛され始めたらもうどろどろ、恥ずかしながらもずっと濡れてます。清い正しいというタイプの方と思います。今後はしっかり攻めをコントロールしていくんじゃないかという気がします。

攻め受けとも捻りなし、どろどろんシーン長めで、うーん・・と思うのですが、受けが好き好きという攻めが単純でちょっと可愛いかもなと思ったのと、笠井先生の神挿絵(花魁みたいな衣装)があったので嬉しかった一冊でした。

1

シリアス…、かと思いきや。

西野さん×笠井さん、という、個人的神タッグの今作品。
タイトルも相まって、うんうん、これはエロエロな作品なのでは…?と鼻息も荒く発売日を心待ちにしていました。

笠井画伯の今回表紙はですね、ちょっぴり受けちゃんの胸元がはだけてはいますが、(笠井画伯にしては、という注釈は付きますが)肌色率はさほど高くはありません。そして何より背景の色がピンク。あらまあ、なんと可愛らしい表紙なんでしょうか、とかいろいろ思いつつ読み始めました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




桜苑国で神子として清廉な日々を過ごしている紫蘭が主人公。表紙で手前にいる黒髪の男の子です。

神子は20歳になると神職を解かれるのが常だ。20歳を過ぎてもそのまま居残る神子もいれば、神子としての立場を解かれ下界に戻っていく人もいる。紫蘭は、できればそのまま神子として残りたいと思っていた。

が、20歳を目前に控えた紫蘭に告げられたのは桜苑国の現国王の弟で将軍の吉祥のもとに嫁いでいくように、というものだった。吉祥は2度の結婚歴があるが、いずれも妃に去られているのだった。将軍という立場に相応しい厳つい見目と、「性が強い」(正妃に去られている理由は閨が辛いというものらしい)という吉祥との婚姻に戸惑いを隠せない紫蘭ではあったが、それでもその要求を断ることができずに吉祥の伴侶となることを決意するー。

というお話。

笠井さんが描かれているからでしょうかね。
吉祥という人物が強面ではなくイケメンにしか見えなくてですね。カッコよ!としか思えなくてですね、うんうん、それでどう話は進んでいくの?とページをめくる手が止められませんでした。

紫蘭という男子は、まあ見目麗しいです。
そして神子という立場にいたからでしょうか、純真無垢、という言葉がぴったりの男の子です。

そんな紫蘭が吉祥にあんなことやこんなことをいたされてしまうのか…?と期待、もといハラハラしながら読みすすめたわけですが。

うん。
一言で言うならば、

甘ーい!

吉祥がデロ甘です。
溺愛とはまさにこのこと。
紫蘭が怖がらないように、不快に思わないように。真綿でくるんで、壊れ物を扱うかのように大切に接する。吉祥が紫蘭にベタ惚れだというのは序盤から透けて見えているわけですが、でも、王弟の吉祥と神子の紫蘭との接点は?なぜ吉祥は紫蘭を娶ったのか?という謎も浮き上がってきます。

が、さすが西野先生です。
二人の出会い、吉祥が紫蘭に惚れ切っている理由、そして2人の前妻さんたちとのやり取り。そういった部分がきちんと描かれているので、吉祥が紫蘭を求めてやまない、その理由が見えてくる。もう吉祥という男性が可愛くって悶絶しました。

しいて言うなら、吉祥はともかく、紫蘭が吉祥に惚れていく過程が若干甘かったかな、という感も。

とはいえ、吉祥の一途な思いに加え、無垢な紫蘭に快楽を与え、紫蘭の身体が徐々に拓かれていくその過程は西野さんらしい濃厚なエロも読みごたえがあり、そのバランスが秀逸でした。

あと、西野作品なのでね、甘々なだけじゃないでしょ?
もしかしたら紫蘭が無体な目にあっちゃったりするんじゃないの?と思いつつ読破しましたが、シリアスになりそう…、でならないので終始甘々な展開でした。個人的にはもう一波乱おきてほしい!と思ったので評価で悩みましたが、西野さん×笠井さん、というタッグには抗えなかったので、ちょっぴりおまけして神評価で。

スパダリの、溺愛、執着、一途な思い。
そんなワードにビビッときた方にはお勧めな1冊かと思います。

8

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