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himegimi ga warau toki
環(Dom)×忠臣(Sub)
ほんわかとしたムードが溢れる中、
無自覚に芽生える恋心にドキドキします!
本能を超えた信頼と絆に惹かれて、
ますますうっかり想いが募っていく感じが
最高にキュンキュンして、心がトキメキました!
大学生の忠臣は、
Domばかりの財閥の一家の末っ子で
Subとして生まれた。
一般的なDomの命令が効かないし、
支配されることも望まない。
自分が受け入れるわけじゃないSubを背負いながらも、
心には痛みやプライド、寂しさが溢れている。
おてんぼでDomに暴力を振るうことで、
苦しみを伝えている姿が
痛々しくて、胸が締め付けられました!
そんな忠臣が
兄の親友でDomの環と再会して、
環が年上で幼馴染でお兄さん的存在だった。
昔から仲良しっぷりで、
忠臣が環だけに心を開いていた。
2人だけの世界でのあたたかい雰囲気が心地よさそうです。
環は、
落ち着いた感じで、
環はDomとかSubとか、ない方が良かったと思っている。
Domであるにもかかわらず傲慢さや偉そうな振る舞いをしない。
プレイ経験もないナチュラルボーンプリンス。
忠臣が環の強い支配欲に惹かれていく。
環も忠臣を守りたいという思いから真の愛に気づく。
2人だけにしか命令や支配が効かない強い信頼関係が築かれていく。
その過程で、
環が昔と変わらず忠臣を守り続ける愛護心と優先度には脱帽します!
忠臣の野生な部分とギャップ萌えがたまらない!
環に支配されたくなったり、
環の一言一行で嬉しくて、
無意識に「好き」と口走ってしまったり、
環の前だけはツンツンしている態度を見せるところが、
とっても可愛くて思わずニヤニヤしてしまいました。
環との関係で、
忠臣のSubの本能がコントロールできなくなって、
もっと本気なプレイを求める心の葛藤が
怖くなって泣きながらセーフワードを言い出す姿には、
愛が欲しくて、苦しくて拒否反応を示す切なさが
本当に胸をズキズキ痛めつけられました!
最後に
環が怖がる忠臣の目を手で隠し
「余計なことは考えないで、僕の声だけ聞いて」
そんな怖がっている忠臣を包み込むような
本能を超えた優しさと男らしさが
最大で尊敬を得ているのでしょう!
2人とも自分の性に抵抗があったけど、
忠臣が環に自分を受け入れてもらって、素直になった。
環が忠臣に負けない気持ちから勇気をもらった。
幼馴染の愛と絆は、
ただただ美しく、愛おしいものです!
その信頼関係を通じて、
Dom/Subという本能をを超越することができるのでしょう。
忠臣の兄の貴正はDomらしくカッコいいし、
隠れた弟想いな一面が
ストーリーに魅力を与えているのも素晴らしいです。
正反対の感情を抱く2人の心理描写が非常に丁寧で、
お互いを癒し合い本能を超越する過程が、
少ないエロエロだが絶妙に織り交ぜて
コミカルの中に混じる切なさが心をくすぐります。
胸をキュンキュンさせてくれるDom/Subユニバースでした。
環って、私の理想です。
褒めたい、守りたいの気持ちが強いdomなんて、素敵。
支配したいと言う気持ちと同じくらい、褒めたいという欲求もあるはずなのに、いつもフォーカスされるのは「支配欲」ばかり。
スパダリや溺愛系が好きな私にはピッタリの作品でした。
そして、常に理性的なところとか、清潔感あふれるところとかも好きです。
忠臣はかなりのツンデレさんですね。
デレはかなり少なめですけど、デレを見せるのは忠臣にだけ。うふふ。
環が猫の話題で忠臣を思い出すの、わかります。
気位の高い美人な黒猫ちゃんですもんね。
忠臣は、環にならちょっと酷くされたいと思っているみたいです。
忠臣が望むなら、環は酷くもなれるのかな?
印象に残ったシーンは
忠臣が初めてスペースに入った時に無意識に「好き」と言った時に環が「うん」と答えたシーン。
環がは忠臣のことをどう思っているんだろう。
単なる欲求の解消だけなの?と不安になりました。
この先々で、この気持ちは本能のせいなのか、「好き」という気持ちのせいなのかと悩むんですけど、
最初に気になったシーンでしたね。
忠臣の家族背景気になりますね。
他の兄弟や両親は忠臣の事をどう思ってるのかな?
末っ子だから、甘やかされて愛されてると思いたいです。
続篇ありそうな予感ありありです。
もうちょいページ数ほしかったなと思いました。はじまりは割とワクワクしたのですが、早足に感じて中途半端な内容に感じました。また、タイトルにあるような「姫」の描写も感じなかったです。一回お姫様みたいって言っただけなような…?
Hシーンは本文、描き下ろしで一回ずつ。正直これも印象に残りませんでした。
そして兄とモブがよくわかりませんでした。
ストーリーではいまいち萌えることができませんでしたが、絵が綺麗だったので萌です。
甘めなDom/Subもの。
主人公2人は、Domの会社員・環と、Domばかりの財閥一族に生まれたSubの忠臣。
環は忠臣の兄・貴正の同級生です。
忠臣は自分がSubであることに心の中では色々あるのか、気に入らないDomを暴力でぶちのめしてきた。
環は環でDomの支配欲を良しとしない。
欲求解消として暴力を振るう忠臣を心配する環は、自分とプレイしようと持ちかける…
これまでプレイをしてこなかった忠臣はあまり素直になれなかったけれど、喧嘩っ早くトゲのあった忠臣が環の慈しみを体感して変化していきます。それは同時に自分が弱くなってしまったという自覚に繋がって。
忠臣は環から離れようとします。
…とすれ違い展開もキッチリ押さえつつ〜のハピエンへ。
初めて会った時は環中学生、忠臣小学1年生。それが今愛あるパートナー。イイネ。
各章の扉絵がきれいなお花で、それぞれの花言葉が象徴的に使われています。
忠臣に「お姫さま」感があるかどうかは正直ビミョーだけど、環が王子っぽいのは確か!
あ、ついでに。私貴正嫌いじゃないです。
総合「萌」で。