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カラダだけじゃなく、ココロも君のものーー？
美人ツンデレ受け様とワンコ攻め・・・
タクミくんシリーズの中でも、ギイと並んで大好きなキャラである三洲が主役の今作！！
おおや先生の美麗な絵で、動く三洲をたっぷり堪能できて幸せです。
受けキャラとしてはかなり私好みの、美人ツンデレな三洲。
疲れから珍しくタクミにちょっと愚痴をこぼす姿や、そんな自分自身を反省する三洲の姿から漂い溢れる色気、たまりません。
無防備に寝ている姿も、過労から倒れてしまう姿も素敵です！！！
ストイックで、真面目で、秀才な美人キャラが、無理してよれよれ～っとなる姿が萌えるんです！！！
受け様のはなしばかりになってしまいましたが、それぐらい三洲が好きで・・・正直攻め様のワンコな真行寺には萌えを一切感じません・・・決して嫌いとかではなく・・・ただ萌えを感じないだけです。
でも、真行寺がいてこそ、三洲の色気が生じるので、実はとても大切な人物なのですけれどもね・・・
三洲カップルが主役ですが、ギイとタクミのＨシーンもちゃんとあります。
サイドストーリーですが萌えます!
『Pure』は2巻まであります。これはその第1巻目です。
もともと全寮制の男子高校・祠堂学院を舞台にした崎義一(ギイ)と葉山託生(タクミ)とのラブストーリーなんですが、今回はギイとタクミの同級生・三洲新と1学年下の真行寺兼満とのサイドストーリーになっています。
入学試験の監督として3年生にただ一人入って活躍していた三洲新。
受験しながら、その姿を真行寺は心に深く焼き付けていました。
思えばこれが一目ぼれでした。
念願かなって入学したあとは押しの一手で三洲に迫り、何とかそばにいられるようになっています。身体の関係もあるようですが、他の生徒の意見は「身体だけ許してもらっている」という辛らつなもの。
実際、どんなに真行寺が三洲を心配しても、三洲は絶対に真行寺を頼りません。
どんな困難も、忙しさも、たった一人で耐えようとする三洲に、真行寺の言葉は決して届いていないかのようでした。
そんな折、毎年恒例の生徒会主催の音楽鑑賞会があり、三洲はスペインからアーティストを招きます。その間に入って仲介をしたのが三洲の2年上の憧れの先輩・相楽でした。
音楽鑑賞会は大成功に終わりましたが、祝賀会で過労がたたって倒れる三洲。
そして、その身体をとっさに受け止める相楽。
真行寺はそっと席をはずしてしまいます。まるでそこに自分がふさわしくないとでも言うように。
相楽が三洲の憧れだと知っていて、見守ることしかできない真行寺。
そんな苦しい恋に、何とか尽力できないかとタクミはギイに相談を持ちかけます。
報われない真行寺の思いは、三洲に届くのか?
やきもきしながら、ストーリーは次回へ持ち越しです。
お楽しみに!
いつも元気な真行寺君が…
原作小説既読です。
小説では1冊に満たない長さなのですが、コミックスでは2冊に跨って描かれているようです。
今回も原作を忠実に漫画化されている印象でした。
おおやさんの美麗な絵で、小説では文字だけだった世界が更に華やかになっている印象を受けます。
3年生の時の7月の七夕の頃のお話です。
ギイと託生も登場しますが、メインは真行寺ｘ三洲カップル。
生徒会主催で毎年開かれる音楽鑑賞会の準備で忙しい三洲君は真行寺君との時間を作る暇もないようで、珍しく真行寺君が元気がありません。
三洲君の同室者としても真行寺君の友人としても心配な託生君は…。
まるで三洲君から離れていこうとしているような真行寺君の想いが切ないです。
三洲君も全く本心を語ってくれないので、2人の間の溝は深まるばかり。
気になる所で次巻へと続きます。
