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ryu no shakunetsu doctor no jouai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
このシリーズの良さは主要カップル(というか受けね)よりも他にある気がしています。
たとえ氷川(受け)の清和(攻め)へ対する態度が幼児への「いいこ♡いいこ♡」だったり、嫉妬丸出し女の「夜は誰といたの?」であったとしても、それに余りある魅力的なキャラが目白押しなわけです。
清和の舎弟で氷川の運転手兼ボディガードのショウ。
ショウのツレで美形ホストの京介。
清和の腹心の部下、力。
藤堂組が雇った竿師の桐嶋。
優男に見せかけて頭の回る祐。
そしてメインはやはり清和。
寡黙でクールでありながら、二代目の看板を汚させまいとすることと同時に愛する氷川を守るためにも命を張る男。
サクッと書いただけでも、これだけ控えております。
なので前半『これは同人誌的なネタでは?』という温泉旅行編も、まあお約束として笑って流せますし、後半の氷川が桐嶋に拉致られあやうく掘られる危機一髪!な辺りとかはけっこう好きで何度も読んでしまいました。
助けに来る清和くんが鬼のように精悍で美しいので、とりあえず先生は置いておいて(心の中では氷川喋んなよと思っていた)男たちのやりとりにウットリしたのでした。
今回は、ほとんど清和の昔の女に対する、氷川の無駄な(?)嫉妬でストーリーの大半が占められています。
氷川、清和、ショウ、京介、祐、リキの6人は、京介がショウの世話を焼いていることのお礼だといって、温泉旅館に一泊旅行に出かける。
旅館の女将から、次々と清和の過去の女たちの話を聞きだした氷川は、嫉妬の塊になってしまう。
ショウはショウで、性懲りもなく、京介が買ったおみやげをまたまた全部食べてしまって、京介と大喧嘩。
氷川の、清和の過去に嫉妬する女よりも女々しいところや、ショウのバカさ加減に辟易することが多々あるんですが、もうここまできたら諦めの境地に入ってしまったような感じです。
それでも終わり近くになって、藤堂組が動き出したところから話の緊張感が高まりました。
まあ、ヤクザものとしてはお約束の筋書きですが、次巻にいい感じで続いていくといいと思います。