条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
Fall in Heat jinngai ver
こふで先生のオメガバースが読みたくて購入しました。
いかつめな獣人α×身体の弱い人間Ωの、番になりたくてもなれない2人のお話。
すでに心を通わせている2人のお話なので、短いページ数でも物足りないことはありませんでした。
肉食獣人が人間Ωのうなじを噛むことは、危険を伴う行為。だからこそ、番になりたくてもなることができない。
もどかしさや葛藤もありますが、想い合っている2人なので安心して読むことができました。
もの足りないことはないですが、この2人の行く末を見届けられたらいいのになと思いました。
他に良かったなと思った作品は、朝川さい先生と園瀬もち先生の作品。
どちらも天使が出てくる作品でしたが、特色があって綺麗にまとまっていたので読みやすかったです。
人外VerのバースBLも気になったので買いました!!
こちらもオメガバース、Dom/Subユニバースの他にケーキバース、センチネルバースとたくさんのバースBLを楽しむことができました!
個人的には朝川さいさんの『奇跡と運命の箱庭』(オメガバース)、園瀬もちさんの『天使さまの愛し子は無垢な味』(ケーキバース)、山森ぽてとさんの『愛しい嘘』(ケーキバース)、もづ九さんの『K-9BOND』(センチネルバース)が良かったです!!
今回は人外なので、人外BLってあまり読まないんですが、色んな作品を読めて良かったです!
特に最後のセンチネルバースは初めて聞くバースなので他のも読んでみたいなと思いました!!
バースBLプラス人外もの、というニッチながら実に興味深いテーマのアンソロジー。
Dom/Sub1作品、オメガバース3作品、ケーキバース2作品、センチネルバース1作品、コラム1編、計8作品収録。
以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)
Dom/Subユニバース1作品
藤咲もえ「Subエクソシストは悪魔に魅入られる」
一度祓った悪魔(Dom)が今度は自分にコマンドを出してきて、神父はSubスペースに入ってしまい…
これから本当の悪魔とのバトルが始まる。が、神父の勝ち目は無さそう…
オメガバース3作品
朝川さい「奇跡と運命の箱庭」
ヒートが来ると悪い事が起こる。そんな類木の前に降ってきたのは「天使」⁉︎
天使のαと悪魔のΩは運命の相手だった。天界にも魔界にも戻れない2人は人間界でLOVEを育んでいくでしょう。
こふで「日日是好日、愛煌々と」
人気獣人俳優・影光の番は人族Ωのコハク。
肉食類獣人が人族のうなじを噛む行為は危険すぎるため、本当の意味では番えない。その為コハクはいつも体調が不安定。
辛いけれど強い愛と絆の物語です。
由元千子「けもののあいま」
宝くじで10億円当たった男。公園で寝ていたホームレス獣人に声をかけて…
男の長年の願望は「獣人のαに飼われたい」。その願望が今叶う!
由元先生お得意のおじさん受けです。
ケーキバース2作品
山森ぽてと「愛しい嘘」
献血大好きな葵が出会った吸血族のノア。ノア曰く、葵はケーキだから血が甘い、そこで葵はノアと吸活する事に。だがノアはこのままだと君を食べてしまうから、と。
不安を抱えながらも共にいる事を選ぶ2人です。
園瀬もち「天使さまの愛し子は無垢な味」
寛容な愛も味覚もない冷淡な天使・リュシエル。だが、魔族と人間の子供・ノウェだけは目が離せない。
ケーキバースって、ケーキはフォークになら食べられてもいい…という献身愛的なエンディングが多いのかな?フォークはケーキを愛してるから「食べる」のは抑えるので結果ハッピーエンド。
センチネルバース1作品
もづ九「K-9BOND」
センチネルとガイドでバディを組む機動隊に入った触覚センチネルのノア。
バディとなったギルはすぐにセックスするハイエナと言われていたが…
恩人との再会BL。
…という話と同時に、機動隊はみんなケモミミ。
コラム あらた六花
ケモ耳大好き!だけど人外は描いた事無い!色々妄想してます〜というコラムです。
今回はバースものと人外が組み合わさって、贅沢なテーマです。
が!正直ちょっと詰め込みすぎかなぁ〜というのが本当のところ。
どの作品も絵柄良し。
こふで先生作品が良かった。
バースアンソロの人外編
バースで第二性×人外はBLと言えるのか。
バースにも、人外にも、男×男とは離れた繋がりがあるもので、BLしてるは最早感じられなかったので残念。
ただし、バースに人外をかけたことで、バースイメージがつきやすかった。
天使と悪魔(オメガバース)や吸血鬼と人間(ケーキバース)と種族差で性差と特徴が反映されていたのでバースの特徴も捉えやすかったと思う。
人外なのでBL初心者には手を出しづらい、
BLではないといえば手を伸ばしやすい、バース理解もしやすい、どの層向けか分類の難しい1冊でした。
人外と言っても、獣系から人型の類まで混ざっているのも作品で好き嫌いが別れるかもしれない。