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Fall in Heat
バースBLアンソロジーということで、「オメガバース」「Dom/Subユニバース」「ケーキバース」「ドーズバース」の4つのバースのお話が入ってます。
ケーキバースとドーズバースは読んだことなかったので新鮮でした✨
ドーズバースは名前すら聞いたことなかったので新しい世界が知れてよかったです。
「百瀬あん」と「音海ちさ」という文字につられて買ったのですが、この2人のお話はもちろん、他のお話もとっても面白かったです!!
切ない系やあまあま系、どエロいやつもありました。
私が特に好きなお話は「犬も歩けばドムに当たる(毛魂一直線先生・Dom/Subユニバース)」です。
ギャグ線がある漫画です。1コマ目から面白い。
でもちゃんと最後はエモい!!!
税込990円とちょっとお高め(アンソロジーだとそんなもん?)ですが、買う価値全然あります。むしろ990円でいいんですかというか。
ケーキバース3作品、Dom/Sub3作品、オメガバース2作品、ドースバース1作品、計9作品、プラスコラム1編収録のアンソロジー。
以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)
ケーキバース3作品
百瀬あん「はじめてのお泊まり」
「舌先から愛」の6話と7話の間の話で、CD付録の原案だそうです。私は未読なので正直ちんぷんかんぷんでしたが、寝起きのイチャイチャが可愛くて本編を読みたくなりました。
めがね「先生ってほんと甘いよね」
いじめや素行不良を指導できない気弱な担任。いつのまにかいじめの加害者と被害者生徒が仲良くなって安心していたが…
生徒たちは2人ともフォークで、可愛い担任(ケーキ)を抱く計画を立てていた、という3Pストーリー。
担任先生が幼すぎるかな?
海老之尾「甘い君に満たされたい」
大好きな幼馴染の優に告白したがフられてショックでフォークになってしまった春樹だが、振られたのが早とちりで…
フォーク受けでハッピーエンド。
Dom/Subユニバース3作品
みずい甘(漫画)/柳江(ネーム)「君の好きに躾けて」
マッチングアプリでプレイした従順でMなSubがとても相性が良かったんだけど、そのSubは通っている大学のドS講師で有名な権堂だった…!
結局お互い忘れられず、というお話。「君の声で躾けて」のスピンオフ。
榛名ハル「その手で、その声で、もういっかい」
両親の再婚でできた義兄とのコマンドごっこが大好きだったSubのノブ。久々に会うきよ兄にコマンドをせがむが…
義兄弟とDom/Subのストーリーだけど、背徳感は少なくて可愛らしい。
毛根一直線「犬も歩けばドムに当たる」
幼馴染だが今は犬猿の仲の若社長2人が、DomとSubだった!Sub社長はDom社長からコマンドを出されて屈辱感が半端なかったけれど…
Dom社長はSub社長とまた仲良くなりたかっただけ。急転直下のコミカルさが楽しい。
オメガバース2作品
穂高へき「あの場所で」
一度番のαに捨てられたことがある藤原が「運命の番」に出会ってしまった!しかし過去のトラウマで相手を避けてしまうが…
お相手のαさんがすっごく粘って、藤原も受け入れてハッピーエンド。
比谷「小悪魔Ωに純愛を!」
Ωである事を最大利用してビッチしている小悪魔高校生の三好。だが、同級生αの宗一だけはいくら誘惑しても、ヒートでも、絶対靡かない。意地になっていくうちに本当に好きになってしまい…
生真面目な宗一がイイ!
ドースバース1作品
音海ちさ「境界の庭」
仕事でミスばかりするノーマルの真戸。偶然研究対象のドラッグ・橙李に慰めてもらう日々だったが…
ノーマルがドラッグに触れると中毒になるというある意味バッドエンドな作品。
コラム 参号ミツル
先生の描きたいオメガバースについて。
温厚控えめαと顔コワ系ツンツンのΩ。すぐ番になるわけではなく、本能に翻弄される2人、みたいな。
私はケーキバース、ドースバース初読み。色んな世界観がありますね〜。
全体に良かった。どれも絵柄良し。みづい甘先生、毛根一直線先生、比谷先生作品が面白かったです。
毛塊一直線先生の「犬も歩けばドムに当たる」がやべーです。
振り切ったギャグが癖になるぅ。
何回見ても、カーーーッッッ!!
たまらん!!!!!と悶絶します。
シーモアで読んだんですがシーモア限定特典の漫画1ページも毛塊一直線先生でした。こちらも最高です!!
「ケーキバース」
「Dom/Subユニバース」
「オメガバース」
「ドースバース」
の4種類のバース作品が入っているアンソロジーです。
シーモア
共通特典、漫画、1ページ
シーモア限定特典、漫画、1ページ
※修正は白抜き
YouTubeのBL漫画紹介動画で気になって買わせていただきました!!
アンソロジーなんか初めてなので、どんな感じかな…と思ってたのですが、どのお話もめちゃくちゃ良くて最高でした!!
バースBLアンソロジーなので、オメガバース、Dom/Subユニバースの他にケーキバースやドースバースなどがありました!
特にドースバースなんか気になっていたので読んだのですが…最高すぎて余韻がすごい!
個人的には比谷さんの『小悪魔Ωに純愛を!』(オメガバース)、めがねさんの『先生ってほんと甘いよね』(ケーキバース)、音海ちささんの『境界の庭』(ドースバース)がめちゃくちゃ良かったです!!
『小悪魔Ωに純愛を!』はピュアなオメガバースが読めて心洗われました…!
めがねさんの作品は以前『ピンクチェリーコンプレックス』で読ませていただきましたが、絵がほんと可愛らしく好みで今回は3Pケーキバースの話がやばかったです!!
そして、最後のドースバース!
ドースバースってなんじゃらほい?って思ってたんですが、まさかのドラッグ!
初めてのバースにもう引き寄せられてしまいました!
まだ他に浸透してないようなのでドースバースはもっと出て欲しいと思いました!!
色んなバースBLを楽しみたい方にはオススメです!
百瀬あんさん、参号ミツルさん以外は初めましての作家さんでした。
ドースバースはその存在も知らず、完全初見でした。が、これはなかなか良い設定ですね。
短いながらもストーリーがあってこの先が気になりました。
百瀬あんさんの作品は既刊の番外編です。
そっちを先に読んでいたので私は楽しく読めましたが、知らなかった方はわかったのだろうか…
君の好きに躾けて、は続きもの?シリーズもの?なんですかね。こちらも結構読み応えありました。
オール新作、というのは誤解を生む表現かなと思います。
バース特化のアンソロと気になる作家様がいたので購入
オメガバース2作、Dom/Subユニバース3作、ケーキバース3作、ドースバース1作のアンソロジーになります。
オメガバースはメジャーなので読んでいる方、D/Sもいくつか読んだことはある、ケーキは1作読んだくらい、ドースバースは初めましてでした。
1作目が百瀬先生なのですが、オール新作に新設定の読み切りを想像してたのですが、まさか百瀬先生の先日発売コミックス番外編で、、いきなりついていけず戸惑ってしまいました。
他作品もこれからご活躍されていく先生方なのか、数ページの読み切りでは王道を辿るか画力で勝負するかしかなく、気になる!に変わらなかったので残念です。
海老之尾先生のケーキバースはケーキ×フォークで新鮮でした。
音海ちさ先生のドースバースは、流石ベテランと言いますか、オチまでしっかりしていて見応えがありました。
乱立するバースを手っ取り早く例題で理解するにはちょうどいいアンソロジーでした。