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ドSな闇医者×ピュアツンな極道の息子の任侠BL!
inmon kaika
淫紋だのヤクザだの無理やりだの売春だの
ちょっとアブノーマルな単語が乱立してたもんで
ハードな展開を期待して読み始めたわけですが、
思いの外ピュアで甘ラブなお話でした(*´∀`*)
作中にも描かれてるが
もらったライターさわさわしてるの
ちょっと可愛かったよね。
ヤクザな世界にいてもスレてなくて
一般人よりの受。
淫紋に刻まれた力で快楽を享受し与えてしまう
結果が少々甘めなハピエンてのは
少々モヤる部分はあるにせよ
展開、設定は好みで良かったです。
贅沢いうなら腹くくってやってた
ウリのほうをメインで1冊読みたいのよね。
ネトラレ展開読みたい。
ともあれ、物騒な設定のわりに甘めな1冊でした。
予想してたのとは違うけど、これはこれで好
佐崎いま先生+高瀬ろく先生のタッグと言えば。煙草の煙に発情する「任侠の男に飼われています。」や、オメガバースを横目に、独自の発情期を設定した「発情期じゃなきゃ殴ってる!」など。とにかくその「トンデモ」設定に毎度驚かされてしまう作家さん。
本作も「淫紋」というので、どんなエチエチ設定なのかと思ったら。
他の作家さんなら。「淫紋」は、特殊体質で。「そういう性質」の男の腹に浮かび上がるもの、というのが定石だけど。こちらは、特殊な刺青で彫ったものだという。媚薬が盛られ、人肌に温まると咲き、発情を誘発する。人為的なのだ。冒頭からもぅ。逆に「トンデモ」である。ヤクザの家に生まれたハルは、敵対する組織に父を殺され、組は解散させられてしまう。囚われたハルは、「淫紋」の様な刺青を入れられて、ウリをさせられるというのだ。
身体検査を担当した、組の闇医者・望月は、店に出す前の手解きと称して、ハルの最初の男になる。ここで。望月は、ハルを気に入って店には出さないでおいてくれるのかと思えば。
風俗店で名を売って、組長の側に行けば父親の復讐が出来る、などとハルを焚きつける。
えっ⁈ アンタ、ハルに他所の男に抱かれまくれって言ってんの⁈ という驚き。
ハルに絆されている望月もまた。組長に復讐をしたいという仄暗い野心があった。
アンダーグラウンドに生きる、男の、ややシリアスな展開。
「復讐」に燃える黒い焔は、彼らを焼き尽くすのか。否。
佐崎いま先生+高瀬ろく先生の描くヤクザは、どこか。返り血を浴びて尚、生臭い匂いを発しない。この設定の中で、非常に穏便に収束する。これもまた両先生らしいと言えばそうなんだろう。残酷に終わらないというのもホッと安心させてくれる「らしさ」だ、と思う。
そして。「攻め」は、必ずと言っていい、いつもの黒髪のイケメンだ。流し目が色っぽくて、ちょっと悪い男。しっかり引き締まった身体の細マッチョ。
「受け」は、可愛いけれど、綺麗めの男。コレはいつも通りでは無いかも。けれど、いつだって「攻め」よりは細いのだ。
望月がハルを溺愛している、その後の話と、描き下ろしに淡い「萌え」を添えて。
エチはあるものの、行為以外のところにこそ、「萌え」があるというのも、また。