条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「爪先にキス」のスピンオフ作品。 「爪先にキス」ではちょっと可哀相なわき役だった恭也君が主人公なので、今回彼が幸せになる過程を見て涙しちゃいました。(前回は攻めだったのに今回は受け!)
いつも片思いばかりの彼はとても真っ直ぐで読んでるこちらが切なくなっちゃいます。
この作品で彼が恋に落ちるのは大学の霧谷助教授。最初は悪い印象だったけど、どんどん霧谷さんを好きになる過程がうまく描かれてます。 しかし、霧谷さんがまたこりゃ可哀相な過去を背負っていて中々人に心を開けない方でして、そんな霧谷さんを好きになった恭也君をみてるのが辛かった分、彼の思いが少しでも届いたときの幸福感がたまりません。
何度読んでも楽しめるお気に入りの作品です。
「爪先にキス」のスピンオフ作品。
「爪先に〜」の炎(ほむら)に一途に恋し、恋に破れるホストの恭也の救済編です。
本作での倉元恭也はすでにホストを辞め、レストランでのバイトにも頑張っている爽やか大学生となっています。
炎に少し顔が似ているレストランの店長にほのかに恋をしていて…
そんな時レストランの客として出会った、態度がデカく感じの悪い客・霧谷耀司。
霧谷(きりや)は恭也の通う大学の准教授だった。
霧谷が捨てられた子ネコを飼ってくれることになり、恭也がネコが少し大きくなるまで毎日出張保育をする事になった…
…という始まりです。
毎日を霧谷と過ごすようになり、霧谷が学生から慕われ、ネコにも優しいと知る。同時に何か言いたくない事を抱えているような様子もわかってくる。
そんな時全く笑わない霧谷が男性と並んで微笑んでいる昔の写真を見てしまい、気になって仕方ない恭也は霧谷の事を嗅ぎ回って霧谷に追い出される。
ところがアパートが火事になり焼き出されて…とかなり急展開。
色々あって結局霧谷の家しか行くところがなくて…
恭也のすぐ言葉や顔に出るところ、一見冷たいけれど本質は優しい霧谷、なぜ恭也と霧谷が知り合い距離が縮まっていくのか、霧谷の過去、恭也の過去、とかなり盛りだくさんですが、すごく読みやすくまとまりよく物語が進みます。
他人との間に壁を作っている霧谷が、若くてまっすぐな恭也に自分の生い立ちを明かすところで1巻が終わり。
さて、「爪先に〜」では炎の浮気相手として「攻め」だった恭也。本作では「受け」臭がニオいますね〜。そういう意味でも「爪先に〜」から読むのをおすすめします。攻めから受けに…!イヒヒ。