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kokyu ennrenn denn hōō to itsuwari no jiju
武炎、朱夏の2人はもちろん、周りの陛下、雷雷、林明そして何より側室のジャベール様が!とっても素敵なキャラでした!
義賊として貴族たちに盗みを働き、孤児達に恵んでいた朱夏。王宮で働く事になり王宮内で盗みを働こうとした矢先、面を被った男に捉えられ、玉璽を盗めと命じられる。自身のこれまでの出来事から貴族が嫌いな朱夏は、王の子であり正室の武炎とある出来事をきっかけにどんどん親しくなる中で、盗みを働こうとしている事や義賊であった事に後ろめたさを感じ…。
後宮のお話で、ちょっとした嫌がらせや事件などもあるものの、朱夏の周りは良い人達ばかりで安心して読めました。武炎と朱夏のほっぺたむにむになじゃれあいが可愛かったです!
個人的にはジャベール様が大のお気に入り。あの方めちゃくちゃ可愛いです…笑
櫛野ゆい先生で挿絵は沖麻実也先生なので、凄く期待していました。
実際キャラは魅力的だし、ストーリーも凄く面白かったです。
武炎はまさにスパダリなんですが、スパダリと感じさせない軽妙さがとても魅力的でした。そして朱夏ですが根が真っ直ぐで明るくて決して諦めない強さを持っていました。
その他の登場人物も凄く魅力的でした。武炎の母親の女帝が凄く素敵なんですよ。人を見る目と采配に拍手喝采でした。
そんな彼女に後宮があるのが不思議だったのですが、後宮の成り立ちを知ると納得なんです。
その女帝を支える武炎を中心とした一派と貴族と宦官を中心とした政権に戻したい一派との争いがこのお話の主軸なんです。
そこに朱夏が巻き込まれて後宮の下働きに出たことで、聡明な彼が成長するお話でした。
男ばかりの後宮なので当て馬とかは一切登場しません。なので誰が黒幕で玉璽を盗ませようとしてるのかを一緒に推理するのです。
この推理ですが私は外れました。朱夏と同じ気持ちで騙された感じです。
面白さで言えば神ですが上手く行きすぎ感があり萌2にしました。
個人的には全てが側室のジャベールに持ってかれた感でした。最後まで読むと彼の言動が一貫して誰の為だったのかが分かり、一気に好きなキャラになりました。www
今回は皇帝の正室と義賊の大工の養子のお話です。
貴族嫌いで義賊だった受様が
王城で出会った攻様の大切な人になるまで。
受様の父は名の知れた商人でしたが
先帝の重税で商いが傾き服毒死、
受様の母は父の死後に言い寄った貴族の嫌がらせで
心労から身体を壊して亡くなります。
行き倒れていた受様は
子供のいない大工の養父母に助けられて
養父母に感謝して育ちますが
1年前に養父が手掛けた貴族の家の設計図を盗見し
貴族から金品を盗んで孤児院に施す義賊となります。
ところがある夜、受様の義賊を知る謎の男に捕まり、
「玉璽を盗み出せ」と命じられるのです!!
男は受様を下級役人の養子という偽の身分を持って
受様を王宮の後宮に入れる伝手をもつ力があり
養父母の命をちらつかされた受様は3ケ月以内に
国家最大の秘密である帝の印章を探す事になりますが
受様が入る少し前に刺客侵事件があり
警備は一層厳しくなっていました。
しかも刺客を捕縛は先々代の皇帝の側室から
皇帝となった女帝が前伴侶との間にもうけた息子で
今は女帝の正室として後宮を仕切る攻様なのです。
果たして受様は玉璽を盗む事ができるのか!?
前々帝の側室から帝位に着いた女帝の息子である攻様と
前帝の失策で両親を亡くし義賊として盗みをする受様の
中華宮廷ロマネスクです♪
攻様の母である女帝の前の帝は
質素倹約で善政をしいた先々代帝の正室の息子でしたが
生母が幼帝の後見として贅沢の限りを尽くしたため
先帝が病死するまで世の中は荒れに荒れ
先々代の時代から宰相に助言をしていた攻様の母が
当代皇帝となったのです。
母皇帝は40代前半ながらも新たな伴侶を持つ気はなく
外戚が力を持つことを良しとせず
呼び寄せた息子を肩書だけの正室に据ていたのです。
攻様は貴族ですが
受様達下働きの者にも分け隔てなく接し
母のため、国のため、粉骨砕身していて
周りの者には次期皇帝として求められてもいますが
本人にはその気はとんとないという実に砕けた人物です。
受様はそんな攻様に気に入られて侍従にされてしまい
受様はソレを奥宮を探る手篝としようとするのですが
皇帝の命と後継を巡る王宮策謀に巻きこまれていくのです。
後宮勤めが初めての受様に気安く接する下働き仲間、
側室だった女帝の存在を快く思わない先代の生母、
先代皇帝の代から後宮に住まう側室、
攻様の友人だと言う宦官、
受様が身バレしないのか、
受様を送り込んだ人物の目的は何なのか、
そして攻様と受様の恋は実るのか、
ハラハラ&ワクワク、ドキドキMAX♪
受様が攻様の隣に居場所を見出すまで
大変楽しく読ませて頂きました。
沖先生のイラストも良い男満載で
物語世界を盛り上げていて眼福でした (^-^)v
しゅーか、ぶえん!
陰謀策略はひとまず置いといて、朱夏と武炎がとっても良かったです!
武炎がもう男前すぎて今年のベストオブ攻め候補入り確定です。
裏表のなさ(良い意味で)、包容力、心から国を良くしようとしてる所、なにより朱夏に対する態度ですよ!
もう朱夏が可愛くて仕方ない様子や、朱夏が怒っても叫んでも睨んでも朱夏を立てて下手に出てお願いの形をとったりして、可愛がったりやりたいことを通したり。
この心の広さと包容力!
エッチもとっても良かったです〜。
楽しそうで愛おしそうで協力しあって。
お話は中華後宮ものですが、女の人は女帝以外ほとんど出てきません。
朱夏がどんどん後宮の仲間と馴染んで行くのも、武炎や女帝に気に入られていくのも良かったです。
そしてジャベール!あなたって人は!強烈でした。
あらすじから面白そうだし、櫛野先生なら間違いないと思い購入。表紙がかっこいいのは勿論、口絵にワクワクする。この作品の面白さを物語っています。
隠れて義賊をしていた朱夏は仮面の男から「女帝の玉璽を盗み出せ」と脅され、後宮に下働きとして入る事に。働く内に女帝の正室(実は息子)の武炎に気に入られ彼の侍従になる事に‥。
朱夏は利発で優しい子。盗みも、武炎を裏切る事も悪いと理解していてずっと苦しんでる。その様子が辛かった。
武炎は母親思いの優しく強い人。腹の読めない人達と戦ってきた人だから、裏表なく前向きな朱夏が眩しく映ったのかな。
2人の掛け合いは楽しくて、ほのかに交じる恋情にドキドキする。
2人が距離を縮めると同時に、朱夏の期限が迫ってくる。犯人に目星をつけて武炎に真実を話そうとするが‥。
ここから2人の恋の行方と真相解明。犯人は想像通りだったけど、あの人も関わってるの!?すっきり納得の幕引きでした。怪しいと思われてたあの人が、あんなに愉快な人だったとは。
そして朱夏と武炎、この2人大好きです♡
それぞれの愛情深さゆえに生まれたストーリー。キャラも生き生きしていて、すごく楽しかった。
是非是非続編をお願いしたいですパチパチ(。>ω<ノノ゙
櫛野先生買い。攻め受けは「うんうん」と読み終える程度でしたが、一人面白いキャラがいて楽しかったので萌にしました。元気系受けがお好きな方でしたら良いのでは。全ページ2段組230Pほど+あとがき。
皇帝の居城である鳳凰宮で働くことになった朱夏。商家の一人息子だったのですが、商売が傾き父は自死、母は貴族からの嫌がらせで追い込まれ病死。行き倒れたところを親切な大工夫婦に育てられたのですが、その両親を盾に「玉璽」を盗み出してこいと脅され・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
皇帝(攻め母♀)、雷雷(受けと仲良くしてくれる下働き仲間)、ジャベール(側室♂)、林明(攻めの側近)、翆月(芸妓)ぐらいかな。ちゃんとキャラがそれぞれしっかりあるので、どの方も面白いです。一番のお気に入りはジャベール。極楽鳥www
++攻め受けについて
攻めは変態臭なし、立派な皇帝になるやろ!と思う有能な方。イケメン、武術も強い印象、言うことなしな優良物件。
受けは義賊やっちゃうようなやんちゃさん、元気玉。攻めにほっぺたをみよーんといじられて「なにすんだよっ」って吠えるようなタイプです。義理の両親を思って悪党に手を貸そうとするいい子ちゃん。
攻め受けのキャラは、ふんふんという感じでさらっと読んだのですが、面白かったのがジャベール。あとがきによると、沖先生のイラストをご覧になった瞬間に名前、各種設定が変わってお話を書き直されたとのこと。ほんと面白いキャラになっていてとても楽しかったです。極楽鳥を想定していただければ良いかと思います。
苦手ななんちゃってチャイナでしたが、キャラがしっかりあったからか、楽しく読み終えることができました。これ続編書けると思うんだけどな、どうなるかな?
なかなかの見応え。
上下段表記に一瞬ひよりましたが、話の面白さとテンポの良さにスイスイッと読み進めることが出来ました。
一冊のまとまりが非常に良いし、物語の始まりから中継・転機、そして結末までがちょうど良いバランスのストーリー展開。そこに加わる登場人物たちも魅力的で、ひとりひとりの個性や立場・役割がしっかりしていたのも、作品の評価値を上げる大事な要素でした。
内容を軽く説明しながら、作品の推しポイントを伝えていきたいと思います!
舞台は女帝が統べる辛国の後宮(鳳凰宮)。
後宮といえば日本でいうところの大奥で、皇帝やその家族や側室たちの生活拠点。表向きの政の場じゃない裏の部分なので、様々な人間模様や駆け引き、いざこざといった人間臭いやりとりの中心部です。
下働きとして後宮に上がった朱夏は、両親を人質にとられ辛国にとって重要な意味をもつ"玉璽"を盗むよう脅されて後宮に上がりました。
素性と目的を隠し働く朱夏は、その働きぶりと威勢の良さから、皇帝の正室である武炎に自分の侍従になって欲しいとお願いされます。
これはかなりの大出世。朱夏の仕事能力が買われたことと、信用に値する人間性を見込まれての大抜擢。しかもこのポジションは、玉璽の在処を探すのにもうってつけ。
かくして正室・武炎の侍従となった朱夏は、鳳凰宮で巻き起こる事件に関与させられていくのですが、同時に知ってしまった恋心の渦にも巻き込まれていく…っていうお話です。
えーっと。まず気になるポイントを1つ挙げるとすると、武炎が皇帝陛下の正室とは?だと思います。そうですよね、意味分かんないですよね〜
これには事情があって、実は武炎は皇帝陛下の息子です。息子を正室に据えているのは、正室が空いていると宦官や貴族に付けいられる隙を与えてしまうから…ってことで、息子の武炎を形式上正室に据えているだけです。
なので、安心して下さい。NO浮気だし、NO間男だし、武炎と朱夏はちゃんとBLすることができます(*´꒳`*)
武炎は見た目も男前で、しかも武術の腕も立つナイスガイ。高貴な立場にありながらも、感覚的には庶民に近く、気さくで人当たりも良い男です。
仕事も出来る彼の侍従として仕えている朱夏が、彼の貴族らしからぬ生い立ちや、国を思う気持ちに淡い恋心を抱いていくのは当然の流れ。しかし玉璽の件との狭間で苦しむ朱夏は、武炎と気持ちが通じたとしても別れを決意することになります。
さあ、ここからがこの作品の事件パートの山場。玉璽を盗むよう指示した黒幕や、味方だと思っていた人物の裏切りなどなど、この後宮全部を巻き込んだ事件の顛末が明らかになります。朱夏の知らないところで色んな人物が動き回っていたことを終盤で知ると、たくさんの驚きで頭の中が大忙し。
事件パートとBLパートがうまく合わさっていて面白かったです。
前出でも触れましたが本当にキャラ設定が良いです。主人公2人を含めた脇役たちの存在感が、この物語に深みと幅を持たせていると言っても過言ではありません。
蓋を開ければ嫌な人がいなくて、最初嫌なヤツ!と思っていた彼の本当の姿を知ったとき、私はこの作品で一番大好きなキャラクターになりました。
後宮が舞台だけに様々な人の動きが必須だったと思いますが、配置にしても見せ方にしてもすごく良かったです。些細な小ネタも上手に使って、キャラの人となりが分かりやすいように配慮されているなと感じました。
最後はおお!と嬉しくなるボーナスエピソードまで……これは見たかったからヤッターでした♪
ハッピーエンドな結末と幸せな未来が予見できる読後感に大満足です。