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toraware no kokoro
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
3巻連続刊行の第二弾になりますが、文句無しで面白かったです。
前巻の残党が関わって来るとばかり思ってましたが、全然違う方面からのアプローチで終盤まで事件の背景が見えて来なかったのが凄いと思いました。
クレーンのヒントでスティーブンをはじめとした審犯者たちが事件の真理に近付いて行く過程が凄く面白いのです。
オカルトホラーが好きなら堪らない展開だと思います。
同性愛者は罪人となる時代なので、思い合いながらも人目を忍ばざるおえない関係に凄く萌えました。
2巻ではついにスティーブンが相棒のエスターにクレーンとの関係を告白して、彼がカササギ王の末裔であることを共有してました。スティーブンとエスターの信頼関係も凄く素敵でした。
クレーンにはメリックが居るけど、スティーブンにも同じように信頼できる人が居て安心したんです。
翻訳本なので訳者さまが原文の良さやテンポを凄く活かそうと努力されてるのが伝わって来ました。ただ、細かいことを言うと接続詞とか不思議な感じがするのと、途中で登場人物が逆じゃない⁉︎と思った箇所が1つありました。
もちろん日本語に無い言葉もあると思いますので、近い単語を選択するセンスは凄いと思います。
3月に発売される最終巻を予約したので楽しみに待ちたいと思います。
yoco先生のイラストは今回も素敵でした。
翻訳本なら個人的にライラ・ペースの「ロイヤル・シークレット」と「ロイヤル・フェイバリット」が好きです。
クレーンはランプの魔神だったか。
前巻のおまけ『刺青に纏わる間奏曲』で「我々はあと数ヶ月で中国へ戻る予定じゃないか。」と宣うクレーンにヒヤッとして、今作冒頭で「道義的に見て、〜逃げるわけにはいかなかった。責任があった。」と。ふむ、まだ情熱に動かされて選択する段階ではないと。まだ出会って4ヶ月ですからね〜。でもこの後クレーンがイギリスに残る流れが見ているし、案の定でした。夢精する攻めの滑稽なことよ。
「スティーヴンが汚い言葉を使うのは必至な時に限られていて〜」というくだりが大変エロティックで良いです。そういう描写は割と淡白よねこの作品。どっちかというとこういうことをするぞと着衣で話している2人の方が過激なことを言っている。
今回は1巻と逆で攻めの顔が見えるアングルになってます。yocoさんのイラストが素敵!攻めのルシアンは190センチの大男(でも欧米にはわりとそれぐらいの人多いよね)で受けのスティーヴンは160センチもないらしい…これは欧米人なら女性よりも小柄なのでは?という可愛いらしい感じです。しかし能力的に中身は強強ですからね。
えっちのシーン、相変わらず甘々えろえろで良いです。「僕を飛ばして!〇〇を飛ばして!」っていうのが萌ええ。実際バサバサ飛んでいきますしね。今回は仲間達へのカミングアウト。同性愛が法律で禁止されてる時代だから打ち明けるのも打ち明けられるのも今よりずっと勇気がいると思います。
来月も第3弾が連続で読めるなんて楽しみすぎる。翻訳者様、体に気をつけて頑張って!と応援したいです。来月ならもうさすがに完成してるかもですが延期になりませんように。他のモノロマ名作シリーズもどんどん続きが出ますように。版権取れますように。
カササギの魔法シリーズ2作目。1作目怖かったですが2作目も絶好調にダーーーク!ただ1作目より面白いと感じました。続きが気になって読み止められなかったでしたので、萌2にしました。1作目読んでないと、ちとツラいと思うのでダークファンタジー好きな方は是非是非1作目から。本編230頁ほど+小編40頁弱。
いつもは恋人から追いかけられることが多かったクレーン。スティーブンは過去の恋人たちと異なり、神出鬼没、どちらかというとスティーブンの訪れを待っているような様子。そんなある日、知人のラッカムから借金の申し入れがあり・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
メリック(攻めの側近)、エスター、ダニエル(受けの仕事仲間とその夫)、セイント、ジャノッシ(受けの仲間)、クレーンの知り合い(貿易商など)複数。結構多く、あんた誰・・と感じることも少々。名前の呼び方でちょこっと苦戦することあり。クレーンとヴォードリーとルシアンは同一人物。
++
スプラッタな箇所はありましたが、今回はそんなに怖くなかったです!前作は「・・・うぷ・・・」といっぱいいっぱいになってしまった箇所があったのですが(個人的弱点だったのかも)、今回は怖いところをスルーするスキルが身に付いたのかもしれません。隅から隅まできちんと読むべきなのかもしれないけれど、そのスルーができたからか、事件の犯人捜しがどきどきスリリングで面白かったなあと感じました。
二人の気持ちの動きも、良かったでした。
攻めはお金を持っていてイケメンで、怖いものはあまり無いけど、受けは孤独で能力を生かして機構で働くしかなくて、ゲイと周りにばれるとどうなるかと考えてしまう方。(ゲイが法的に違法だとなっている時代)
二人の関係を周りに言えず、でも攻めは受けを求め、受けは攻めを恋しく思い、お互いを失うかもとハラハラする、そのドキドキ感情がこちらにも伝わって、引き込まれたと思います。良かったなあ・・・
事件はスリリングだし二人の心情にシンクロしたし、お話として大変楽しかったでした。1作目終わった時は無理かもと思いましたが、2作目読んでよかったー。3作目も読もうと思います!メリック好きだし!今回活躍されたエスター(♀)も良かったし!
唯一「うーん」と思ったのは、やっぱり翻訳もの、????と思うところが何点かあったこと。きっと韻を踏んでいるのか有名な文章をリスペクトしたものなのか、分かんないなあと思うところがどうしてもあります。そればっかりはしようがないですね。個人的にはBLというカテゴリより、ハ●カワミステリでのファンタジーと言われた方が納得する気がします。タ●ス・リーなんかお好きな方にはきっと楽しいと思ってもらえるんじゃないかと思うんですけどねえ。どうかなあ。
またしても表紙買いしてしまったシリーズ第二弾。
だって、このyoco先生のイラスト(手袋を口で外す伯爵)は素敵すぎ!
というわけで、恋人同士になったクレーン伯爵と審犯者スティーブンの周辺で、またもや奇妙な事件が起こります→でっかい鼠に食い殺される人続出!想像するだけでキモ怖いです。んでもって、その事件に平行して、当時同性愛が違法だったイギリス社会の事情を背景にして、伯爵とスティーブンの関係を暴露するという脅迫者が現れたことによって、ふたりがそれぞれに今後の関係性について考えちゃうターンでした。
第一弾よりは読み易かったですけど、やっぱり読解力が足りなくて(涙)、途中で相関図とか事件の流れが整理できなくなって何度か読み返してしまいました…。というわけで、中国のシャーマンがなんでジャワの鼠呪術?っていまだにちょっと消化しきれないところがあったり…。でも世界観がいいので、むしろ映像化向き作品なんじゃないのかな!って思いました。(スティーブンはトムホでw)
オカルトホラーは結構好きなので、キモ怖についてはわりと面白く読んでしまいました。んでもって、相変わらずの主従萌えと、おせっせするたびにタトゥーのカササギが二人の間でわっさわさするって設定は最高で、一羽は受けの身体が気に入って住み着いちゃうって設定も天才だなって思います。もう、攻めがタトゥーの場合は、漏れなくこの設定いれてほしいくらいです。
今回、伯爵が捕らわれて、縛られちゃう!場面があるんですけど、、yoco先生のイラストもあって、めちゃくちゃ性癖にささりました。さらに、そのピンチを切り抜けた直後に、伯爵がメリックの手を数秒間!握るという描写があって…めちゃくちゃ萌えました。そんなメリックに結婚歴があった(しかもバッドエンド)っていう、同時収録の短編でも主従萌えが著しかったです。