穢された聖域 最強の騎士に転生したはずが暴君に陵辱されています

kegasareta seiiki

穢された聖域 最強の騎士に転生したはずが暴君に陵辱されています
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×25
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
53
評価数
17
平均
3.4 / 5
神率
17.6%
著者
愁堂れな 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784344851603

あらすじ

【イラスト付き】
清水龍一は、自分ではなんの取り柄もなく運が悪いと思っている消極的なオタク大学生。
ある日、龍一は、偶然ヤクザの抗争に巻き込まれ、若頭・神代とともに命を落とすが、異世界転生してしまう。
目が覚めると眼前に儚げな美少女がいたが、なんと、その美少女は一緒に死んだ神代だった。
一方龍一はプラチナ色の髪の美青年に。
どうやら転生先は、陵辱系のBLゲームで、龍一はもと勇者で最強の騎士・リュカ、神代は聖女クリスティーンに転生していた。
ゲームの中で、聖女はリュカの護衛で皇帝ネウロのもとに向かっていて、ネウロに会ったあと凌辱される展開だという。
それを聞いた神代は、代わりに龍一をネウロに差し出す。
ネウロは、龍一に惹かれ、片時も離さなくなり……!?

電子限定書き下ろしSSを収録!!

表題作穢された聖域 最強の騎士に転生したはずが暴君に陵辱されています

若き皇帝ネウロ,19歳
気弱なオタク大学生,転生者,19歳

その他の収録作品

  • 転生聖女のモノローグ【電子限定おまけ】
  • あとがき

レビュー投稿数6

冷酷無情な暴君様の溺愛展開、大好きだー!

BL小説を余り読まない私ですが、表紙の鋭い眼光の皇帝様と薄幸そうな金髪美人が好みすぎて、思わずポチッと購入

暴君だったり冷たい攻めが、受け溺愛へ変化する展開が大好きなんですか、本作も粗筋から「暴君攻様が次第に受けを溺愛していく展開だな!」と感じ、ワクワクしながらページを捲りました。
結果、大正解!期待通り【残虐非道な暴君様が受けの優しさに絆され、溺愛するまで】が描かれていましたよー!わーい‼︎

タイトルに「陵辱」とあったので、超エロエロ展開かと思いきや、意外にもエロは少なめ。リュカ(龍一)の素朴さや優しさに絆されていく描写が丁寧で、暴君だった皇帝・ネウロの心情変化にキュンとします。

序盤、皇帝による陵辱シーンはありますが、陵辱される受け・リュカの中身が気弱な龍一なので、自分の身に起きる事も何処か客観的に受け入れていて、悲壮感はそこまで感じません。
恐怖で無言になるリュカを「プライドから口をきかない」と勘違いして、皇帝から気に入られるコントばりのすれ違いに、思わずクスッとなりました。

また、共に転生するヤクザの若頭・神代もイイキャラで、美少年の聖女・クリスティーンに転生するものの、持ち前の兄貴性分で危機を乗り越える展開にスカッとします!
豪快な若頭・神代と気弱なオタク青年・龍一の凸凹コンビに良き相棒感があって、二人の関係性も凄く好みでした♡

コミカルな展開であっという間に読めるので、普段は漫画派の方も読みやすい作品かと。
暴君の溺愛展開がお好きな方に、是非!

只、ネウロとリュカのクライマックスえっちで終わる為、その後の甘々エピソードをもっと楽しみたかったのが正直なところ。
是非とも、後日談でリュカ溺愛なネウロ様を堪能したい…

▶︎Kindle/電子特典SSは聖女(神代)視点の後日談

7

思いがけずハマっていました

最近の異世界転生BLの勢いって凄いですよね。ここ最近で何冊読んだことか!その中でもこちらの作品はお気に入りの1つになりました。

まず、サマミヤアカザ先生の描かれる皇帝ネウロが凄く素敵でした。愁堂れな先生じゃありませんがカバー表紙のネウロにノックアウトされたクチです。そして最強の騎士のリュカのビジュアルも美しくて2人並んだ時の絶妙さに感嘆さえ覚えました。

お話は陵辱系BLゲームの世界なのでその手のシーンは多いのですが、ネウロが段々とリュカに優しくなって行く様子に激萌えでした。不器用さが凄く良い!不器用さが可愛いとさえ思えるんです。

それとあらすじに聖女クリスティーンがリュカを皇帝に差し出したとあるので、てっきり聖女も敵かと思ってたんですが全然違ってて、良い意味で裏切られました。

どちらかと言うと愁堂れな先生の作品は個人的に当たり外れが多いのですが今回は当たりでした。買って本当に良かったです。

そしてこちらの作品は愁堂れな先生のルチル文庫99冊目に当たるそうです。コレって凄い事ですよね。

そして記念すべき100冊目は「たくらみ」シリーズだそうです。私が唯一読んでないシリーズでした。泣。

個人的には途中で止まっている「unison」シリーズを書いて欲しいです。先生、編集者さまずっと待っているので、私が元気なうちに早く書いて下さい。

1

スラスラ読めた!面白い!

暴君の棒が大暴れ?はしたないことを書いてしまいました。

いわゆる陵辱系BLゲームに異世界転生ものです。
正直異世界転生はもうお腹いっぱいです。読み始めはちょっと買ったことを後悔しかけました。
でも読み進んでみたら…。

帝国最強の騎士に転生したリュカ視点です。
前世は全然運が良くなくて19歳でヤクザの抗争の流れ弾に当たってあっさり死んじゃって。

皇帝ネウロがすんごい怖いんですよ。少しでも気に入らないとすぐ切り捨てる、物理的に。
見かければ犯す!ひぇ〜!!しかも屈辱的か?とか毎回聞いてきて…。なんでそんなにアソコがいつも臨戦態勢なの?

一緒に転生した聖女が実は殺されたヤクザの若頭で。お人好しのリュカはなんとか聖女が陵辱されないようゲームの内容を思い出すのですが…。

なぜか気に入られたリュカ。怖いからです!なんですがネウロにはそれが違って伝わって。
ネウロの愛情表現なのか?すねてるのか?とかわかるところが萌えます。

皇帝のネウロは父や兄たちに虐待されて育ってきたので愛し方も愛され方もわからない可哀想な子なんですね。国の為に頑張ってるし暴君というより賢君だし。リュカもだんだんそういうことがわかってくるとネウロに惹かれていき…。

ネウロがリュカのために変わるのがとても良かったです。まるで別人で(泣)
まさかあんな形でリュカを感じさせる方法を学ぼうとするなんて〜!

リュカも今度こそちゃんと生きよう!愛そう!とネウロと向き合い。最後のエッチはとても良かったです。まさかあのネウロがこんなに変わるなんて。

こういうゲーム転生ものは、ゲームではこうだった、だから…ばっかりでちょっとお腹いっぱいなんですが。それも必要なのかなあ。

リュカ視点でしかネウロのことがわかりません。もっとネウロの描写があればなあ。

3

おすすめ!小学生みたいなノーテク暴君攻め(向上心あり)を楽しむ作品

完璧なスパダリ攻めを読みたい人向けではありません。
タリナイ系とか、受けのために不器用に成長する攻めとか、カワイイハートの攻めを「こいつ、こんなことしちゃって。もう、おばかさんね暴君ちゃん。しょうがないにゃあ…」と楽しむ方向けです。
理想のありきたりなみんな大好き系ダーリンもいいけど、個性的で面白い&可愛い攻めはマジで愛しいと思うんですよ。

そして…コミカルでライトで結構楽しいです。ノリとテンポがいいんだ、これ。
ふんふんふーんって読めるの。面白いよ。

この作品は個性的な暴君攻めです。俺様に近いかな?
イラストが神ですよね、挿絵も神です(カラー1枚と致してるシーンのモノクロ挿絵も数枚あってガチで神)
絵が好みでレビュー見て迷った末に購入したんです。
結果…「よかったですっ!」

●凌辱モノだけどエロくないんだコレ
実質エロはラストの愛されエロ一回だけって私はカウントしています。
それより前の描写ってエロシーンとしてカウントできない一瞬の通り雨みたいな描写なので(毎日ヤられてますーみたいな説明的な)
エロを楽しむ作品じゃないんだこれ。
これね、「可愛いな、なにやってんの。ふふっ」って楽しむ作品だわ。
ラストのエロも愛情たっぷりで一生懸命な暴君かーわーええーなーお前ー!!って。

●じゃあ何かというと面白くて可愛いんだコレ
この暴君、男の抱き方しらねええ!
愛撫をしらねええ!!
ベッドに臣下の男2人連れてきて目の前で実践させてお勉強始めるううう!
攻教師役「陛下、性感帯を愛撫すると気持ちよくなるのです。こんな感じです」
陛下「なんで乳首触るの」
攻教師役「受教師役は乳首が好きなんです」
陛下「まじ?お前乳首好きなの?」
受教師役「はい陛下。私は乳首噛まれると興奮します」
陛下「主人公、お前の性感帯はどこだ」
主人公「わかりません、初めてなので」
陛下「まじ?(大歓喜)」
こんなノリィ!(台詞そのままじゃないけど大体こんな趣旨の会話ぁ!笑)

●暴君を楽しめるかどうかで評価が分かれる!
愛を知らない、愛し方を知らない、誰も俺を愛さないとわかってる、そんな攻め様です。
令和の攻めとかに慣れてる方は「なんだこの攻め様ありえないわ」ってなるかもしれません。
ですが「こいつ実は小学生男子レベルの情緒なのでは?」って思ってみてください。そこからキュンです。受け付けない人はそれでもNGかもしれませんが。

●おまけ/サブキャラの聖女(少年/転生仲間)
めっちゃいいキャラ~!

Q:この小説おすすめ?
A:おすすめ。笑 たのしんで!

3

想定外

先生買い。想定外なストーリーだったので覚えてそうだなーと思うのですが、如何せん、最初の方の攻めが酷い(笑)そのため中立寄りの萌にしました。凌辱?、甘くないエロはぴっとでもムリって方は回れ右で。

気がついたら超美少女と二人で馬車の中。歌舞伎町で暴力団抗争の流れ弾に当たって死んだ…?はずなんですが、自分は騎士姿だし、目の前の美少女は聖女感満点。話をしてみるとどうやらこれは、生前あんまりだーと思っていた凌辱系BLゲームの中みたいで…と続きます。凌辱系…、あるんだ。そんなの(笑)

攻め受け以外の登場人物は
クリスティーヌ(聖女、中身は一緒のタイミングで死んだ暴力団若頭w)、女神、あとはモブでは?少ないな…

++攻め受けについて

攻めがあかん(笑)。最初、風呂場覗いて(皇帝だよ?!)、入浴してたのが想像してた聖女と違うじゃないか!とご立腹、いきなり四つん這いにさせた受けに突っ込む!!!おいこら待てや!とびっくり!!!いや、これヒール役か?!と思いきや、どうやらほんとに攻めらしい。なんとまあ、攻めの酷さは一昔前のアラブ級では?

とんでもない攻めやなあと思うんですが、受けは好きになっちゃうんですよねえ…絆されとでも言えばいいのか?まあ、心開いたあとの攻めは可愛いもんでしたので、不快感でいっぱいっという読後感ではありません。

受けは、最強の騎士に転生してますが、そーんなにバリ強いと思わせるシーンは少なめ。細マッチョ、しなやかな肢体の、国民に人気あるキラキライケメン。中に入ったのがコミュ障引きこもり?な人生ついてなかったオタクだったからか、もともと超お人好しなのか、ゲームのヒロイン聖女が凌辱されないようにあれこれ頑張り、自らが凌辱されちゃう、えええ…という冒頭(笑)でもそんなに腹立たしくなかったんですよね。このお人好しキャラにシンクロしたのか、皇帝があまりに凶暴冷酷で怖かったからか…?

面白かったのが聖女(中身がヤクザ若頭)。凌辱を回避するやいなや、さすが若頭、国盗ったるとばかりに、自らの力でもりもり未来を切り開いちゃうんです!男前ー!このキャラ、なかなか面白かったので、このキャラを受けにして話できないかしら…とちょっと夢見ちゃってます(笑)

ながなが申し訳ありません。割と異色作では?と思うので、たまには毛色の違うものを…と思う方、よろしければ是非是非。

2

暴君が溺愛に。

今月のルチル文庫さんは、2冊とも異世界転生モノ。
プロローグで、運命を掌る女神フォルタナ登場で、そうくるか( ^_^ ;)で始まりました。


受け様は、ヤクザの抗争に巻き込まれ、不運のうちに死んでしまった龍一。
運命の女神フォルタナに導かれ、生前プレイしたことのある陵辱系BLゲームの、聖女を守る『最強の騎士リュカ』として異世界転生していた。
一緒に亡くなったヤクザの神代は、目の前に聖女として転生していて。

この、聖女がですね、元がヤクザの若頭ってだけあって、堂々としていて威勢がいい。
好きだわ~(≧∇≦)

で、大事な攻め様は、聖女を陵辱しまくるハズの皇帝ネウロ。

聖女の代わりに皇帝に陵辱されちゃう龍一ですが、いまだ他人の身体って感じでどこか他人事な受け止め方なので、あまり悲壮感は強めではないような。
皇帝が怖くて、龍一は恐怖のあまり抵抗もしないし、気を失うまで我慢、みたいな。
もちろん、最初皇帝は問答無用で陵辱なさるので、ホント暴君。

なるほど、皇帝は愛を知らず不器用なのか、とわかるのですけど、こんだけヒドイ事しかされてないのに、龍一っては、皇帝を理解しようとできるなんて、どんだけお人好しなの。
底抜けにいい人って、ホントそれな( ̄▽ ̄;)

てか、もう惚れたの!?
皇帝ネウロも龍一もチョロいのでは。

なんて感想も抱いちゃいましたが、リュカに対して不器用ながら気遣いをみせるネウロは可愛かったです。
最後は溺愛でしたしね(≧∇≦)


イラストはサマミヤアカザ先生。
いつ見ても麗しくて眼福でございました(*^^*)


1

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