条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
noukin ha β okubyou Ω no osewa yaku
オメガバース
芸能事務所の新人マネージャー司馬(β)と人気モデル奏(Ω)
司馬に対してキツイ態度の奏。司馬は嫌われていると思っていたが、Ω故に辛い経験をしたせいだった…
脳筋のβが攻め、というところに興味がわいて購入。
恋愛面は、割とすんなり惹かれ合った印象。
βだけどフィジカルが強くて、βだからΩのヒートにも耐えられるという司馬のキャラクター性は好き。
ヒートにあてられそうになりながら強引に理性取り戻すシーン良い。
自宅に乗り込んできたαに奏が襲われるシーンは、控えめ描写だけど司馬が全く「間に合ってない」のが辛いところ。
恋人同士になった後、奏が大丈夫になるまで待つ司馬は良かった。
ただ、二人がΩとβである以上は番にはなれないので、今後も奏がαの脅威に曝され続けることは変わらないんだよなぁとは思ってしまった。
それこそ、四六時中ずっと側に居て守らないといけないのでは…
そのあたり、スッキリ解決したと思えないので、深く考えて読むには向かない作品かなと思う。
最初に感じたのはオメガバースちゃんと理解してます?です。
オメガバースは割と自由な設定が認められる世界観ではあります。ですが「威嚇(グレア)」はどうなんだと思いました。グレアはドムサブの設定ですよね。それをなんの説明もなく使うのはもやもやしました。あと、うなじに淫紋が出るというのも…こちらは子宮の位置に淫紋が出る設定を商業で見たことがあった気がしますし(もしかしたら二次創作等では良くあるのかな)、許容される範囲かなと思いますが、流石にグレアは…
私が知らないだけかもしれませんが、オメガバースでグレアは聞いたことないですし、しかもそこそこ重要なシーンで使ってるので、余計もやもやしました。
せめて説明書きはあってほしかったですね。
次にストーリー展開というか話の枠組み的な部分がちょっと雑かなと感じました。まず、せっかく淫紋出る設定にしたならもう少し淫紋を見せるような構図にすればいいのにそれがないです。何のための淫紋設定?
あとは奏のツンが抜けるのがなんか早い?何のために人を信じられない設定にしたんだ…もう少し掘り下げればいいのに…と思いました。
それ以外にも伏線をうまく生かしきれてない気がしたのと、あとは展開もいまいちテンポが良くないというか話に入りきれない感じがしました。
最後に絵が若干気になりました。絵の綺麗さとしては話が面白くて引き込まれる作品なら全然気にならないし、神評価もあり得るな!ぐらいの絵と言えばいいでしょうか。気にするほどのことでもないってレベル。ですが、先述の通り設定がよくわからない感じですし、話のテンポもあんまり良くないので、絵もだんだん気になってきちゃいましたね。
ただ絵は今後何作が出されるようであればどんどん良くなりそうな絵柄なので、今後が楽しみだと思います。
本当は中立評価つけようかと思いましたが、オメガバをちゃんと理解してれば「萌」ぐらいのレベルかなと思うので、応援の意味も込めて「萌」にしておこうと思います。