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kamisama no ude no naka
神様の腕の中①の新装版です
寮長さんたちの会議1が描き下ろしで追加されています。
第一節
ジンジャー×マリウス
イスラム教徒といわれ、孤立したマリウス。
そんな色あせた世界を変えたジンジャーに恋をして、
使いもしない薬を彼から買っていた。
ただ、彼に会いたくて―――
そんなお話から始まりました。神様の腕の中。
1巻は一番宗教色が濃い作品だと思いますね。
ラブというよりはストーリー重視な作品で、非常に心揺るがされました!!
第二節
黄×聖なる君、シオ
イエス・キリストが十字架にかけられたときに受けた傷、
いばらの冠をつけられた額、釘を打たれた手足、槍で突かれた脇腹。
それらに生じる神秘の傷を持つシオの周りで起きるさまざまな事件のお話。
シオはずっとその傷があるがために一人で、
そんな中怖がりもしない黄に出会えて本当に良かった~><!
なかなかに切ないです;;
ただ、一番最初の黄の受け姿にはビビるw
エミリオは攻め気質なのね^^;
そして、エミリオの方ですが、神父様とのお話はまだ続いていて、神様の腕の中②で描かれています!
ねこ田さんのコマワリがすごく好きです!
絵がすごくリアルなタッチなので、アニメーションというより
完全なるドラマを見ている感覚で、より作品に入り込めると思います。
神様の腕の中シリーズでは特に!!
マリウスのお話。
さりげなく優しいジンジャーが好きです。
終わってしまったけど、どこかすっきりとしているマリウスの表情が印象的。
黄×シオのお話。
いきなり黄がエミリオ相手に受だったのでちょっとびっくりしたり。
まぁ、その後、エミリオは神父さまにも攻だったしなぁ…。
キレイな顔してるからなんだか受だとつい思ってしまう。
そんな黄もシオに対しては攻ですが。
自分の周りで起こる自分のせいだと言われる事象に怯えるシオ。
最初はどこか強引な勢いで黄のベッドに潜り込んでいくけれど、だんだん黄もそれを当然のように思うようになって。
気持ちが通じ合って、シオがその戒めの意味もちゃんとわかって無事抱き合うことができてよかった。
なんでもないシーンなんだけど、ジンジャーとシュトラウスが話してるとこも好き。
あと、4コマもステキだった。
シオ、頑張って下剋上してしまえ!!(笑)
怖い!ひたひたと怖い!夜中に読むと、目が冴えてしまう程怖くて。
ビビリーの私には中々再読しきれませんでした。
昼日中、のんびりと読むことをお勧めしたいです。
全寮制のカトリック教会の学園。生徒たちは揃いも揃って美形ばかりとくれば、これはもぅ、カップル大量発生の予感しかしない。
幾つかのカップルが織りなすオムニバス方式で展開します。
◆ ジンジャー × マリウス、そして雨蘭。
熱心なイスラム教徒を母に持つマリウスは、異教徒だというので、学生たちから疎まれていた。マリウスも皆んなに馴染めず孤立している。そんなマリウスに興味を持ったジンジャーは、目立つ上級生であるのに、マリウスに構う。
マリウスは、迷惑がっている様だったが、その実、ジンジャーの熱が忘れられない。
そんなマリウスを見兼ねて、追いかけて行く雨蘭。
マリウスの孤独は誰にも埋められないが、その孤独を乗り越えて行くのもマリウス自身。
毒親の身勝手で学園に放り込まれたマリウスは、まだ子供だが、精神的に親との決別をする。彼が卒業する頃、雨蘭が側に居てくれたらいいなと思う。
◆ エミリオ × 神父。
見境の無いヤリチン・エミリオに翻弄される童貞神父。
結構な確率で学生に見られてるけど、大丈夫なのか。
◆ 黄(ウォン)× シオ
そんなエミリオの家の従者であるウォンは、ある時から下級生のシオに懐かれてしまう。
シオにはイエスの聖痕があり、シオに危害を加える者には神の制裁があると恐れられていた。実際に生徒たちの前で、シオを叱責した寮長のシュトラウス(超美形)が、原因不明の事故による大怪我を負う。(この辺からメチャ怖くなって行きますよ〜。)
そんな事件がシオには纏わりついていて、やはり彼も孤独だった。
ウォンの前でだけ、普通の生徒の様に伸び伸びと振る舞えると、安心しているシオ。
しかし、そんな2人にもひたひたと不穏な空気は近付いて来て。
きゃー‼︎
本巻では一番恐ろしかったです。めーっちゃゾッとさせられました。
まだまだ10代の子供たちの、惑いや孤独、そして恋。カトリックは同性の恋愛や性交を禁じているので、背徳感も伴って、中々のダークネスさ。
おまけ漫画で少しホッとさせてくれますが、読後感はそんなものでは癒されません。
主人公は、ページの多さから言っても、ウォンとシオなのかと思いきや、次巻ではまた新たなカップルのストーリーになるみたい。
ところで、ウォンはエミリオの家の従者だけど、エミリオの性欲処理にも付き合っていた。
互いに恋愛感情は無いけれど、ウォンはシオと付き合ってからは、エミリオと寝てはいない。エミリオには抱かれる側だったウォンは、シオを抱く。ウォンはつまりどちらもイケる口。シオが性的にも成長したらリバりそうな予感というおまけが付いている。
美形の寮長、シュトラウスの恋も期待したいなぁ。堅物の彼の心を射止めるのはどんな生徒だろうか。
読もうか読まないか、ずっと悩んで手にとっては止めていたこちら。
ショタ色が強いように感じていたので、抵抗がありました。
…けれど結局買ってしまいました。立ち読みでは済まなくなった(笑)
2組? 2パターン? のお話です。
【ジンジャー・マリウス・雨蘭】
このお話を読んだ時、「何て切なくて悲しいんだろう」というのが最初の感想。
マリウスは大好きな母が亡くなり、この作品の舞台となる全寮制の学校に入れられる。
同じく大好きな父からの連絡は疎遠となり、違う女性と再婚をするという事をたった数行の短い父からの手紙で知る。
マリウスはジンジャーから買っていた薬物を吸い、トランス状態になって、自分が慕っていたジンジャー、自分を慕ってくれていた雨蘭に対して、全てをゼロにしようとする――という感じのお話でした。
雨蘭は3年生、マリウスは5年生、ジンジャーは6年生と皆学年はバラバラ。
とあるキッカケでマリウスはジンジャーから薬物を買う事を続けるのですが、それは薬物目的ではなく、恋心を寄せるジンジャーに会う為。
雨蘭はそんなマリウスに懐いている内に、きっと恋心を抱いていったんでしょう。
…ジンジャーって…いい人に思えない。裏ありそうだし何で薬物売ってる訳(-公- )
と言う印象でイッパイだった為、雨蘭ガンバレな私でした(笑)
でもきっと、ジンジャーもマリウスの気持ちに気付いて居たのかな。最後の表情がとても寂しく見えた。
マリウスの言う通り、本当、誰も悪くはないんだよな…切ない。
【黄(ウォン)・シオ(…と、エミリオ・神父様がちょびっと】
おっとイキナリ攻められてる姿を拝む事になるとはね…黄の。
黄はエミリオに従事する男の子。そのエミリオに攻められてるなんて…エミリオ、本当に見境がなさすぎる(笑)
シオは聖痕示現者と呼ばれ、特に信仰心の強い人間から一目置かれてしまう。
悪夢に魘される事が多くて、お祈りをすると落ち着く為度々部屋を抜け出すのだけれど、それを黄に見つかってチクられて…という出会い方です。
最初はお互いの印象なんて良くないんだけれど、シオが少しずつ黄に甘えて素を出すようになって、最初は嫌がっていた黄も頼られ甘えられる事が心地よくなる。
けれど、神父様との情事をシオに見られたエミリオは、「本当は黄だってお前を嫌がっている」なんてイジワルをする。
それを真に受け遠慮をするシオを見て、いじらしく可愛く、守ってあげたい気持ちが芽生える黄。
キスをされ、その先も…となる時に、精神的な物から来る【いけない事をすると来る手首の痛み】を感じ倒れるシオですが、その後、黄の気持ちによって、それはいけない事じゃないと分かる。
「幸せになっていいと神様は言ってくれた」と。
子供で幼稚なシオも、黄と一緒に居る事が幸せだと自分で気付く事が出来るんですよね。
とても宗教色の強い作品。
でも、幸せになっていいのは皆同じだと、この漫画を読んでいると思う事が多いです。
ただ、【貴・シオ】編にチラリと出てきたジンジャー。
『とある生徒の持ち物から薬物が見つかったけれど、売り手の生徒は見つからず』と言うのは、やはり見つかった生徒は、マリウス…?
そして売った側のジンジャーは、素知らぬ顔をして夜な夜な見回り…?
やっぱりジンジャーの存在が気になる。いけ好かないです。