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ようやく迎える愛する人との結婚。
hanma no ryuukishi ha henkyouhaku ni shuuchaku sareru eien wo kimi ni chikau
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
凄く好きなシリーズの続編でした。
今作ではアルフレートとカイルだけでなく、その周りの人々にもフォーカスされている点が凄く面白かったです。
アルフレートは姪のクリスティナに爵位を譲る事になってますが、そのクリスティナの結婚式をキッカケに色々な物事が進むお話でした。
テオドールファンの方は彼が幸せになってて良かったのではないでしょうか?ちゃんと彼の思いは昇華されててオリビエという素敵な女性を愛するようになってました。
このオリビエという女性は全てを分かってて、テオドールを愛してました。彼等の間に産まれた可愛い双子ちゃんと、カイルの異母姉であるイオエのエピソードにホッコリさせて貰いました。
そして何と言っても面白かったのが番外編の「文官騎士は猫かぶり神官に誘惑される」でした。こちらではカイルの幼馴染で家族同然のキースと、アルフレートのもう1人の腹心であるユアンのお話でした。
辺境伯領と魔族の里との境目の村に魔物が出た事から2人が派遣される事になるんです。
キースの過去は知ってましたがユアンの過去に驚くと共に、彼にも幸せになって欲しいと思いました。ユアンの義理の娘のエマが心配する気持ちが痛いほど理解出来ました。
ユアンは過去の出来事から諦観に満ちた生き方をして来ましたが、そこに風穴をあけて新しい風を吹き込んだのがキースでした。
この番外編で私のお気に入りキャラでカイルの異母兄である、魔族の里の長であるキトラが登場してました。イオエといいキトラも異母弟であるカイルをどんなに愛していて、カイルが世話になったテオドールやユアンにとても恩を感じている事が分かります。
冷酷で冷徹なのにカイルに関わると急に優しくなるこの兄姉がとても素敵なんです。
カイルの周りの人々も幸せになったところで終わってました。
個人的にキトラから贈られた幼竜とユアンのエピが良かったです。もしかしなくてもその竜は…と妄想が捗りました。
あと個人的にキャラ紹介ページにキトラが居なかったのが不満です!