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yuuwakushinaide
意外的诱惑
雰囲気的にはほのぼの家族ものなのかな?
舞台はかなり裕福な家なんですが、そこに10人の異母兄弟が住んでいて、主人公の受け様は彼らに囲まれて生活することになります。
この設定だけでこれはコメディなのかな?とは思ったのですが、その後も色々事が都合よく進んでいって、このままハッピーエンドなのかな?と思っているとちょっと切ない展開もあって良かったです。
長兄がこの家族の中では家長のような存在で、冷静で大人な外見なんですが、心中では色々ツッコミを入れているのが面白かったです。
次兄と受け様と同い年の三男、長女もこの話では登場が多く、個性的なキャラなので印象が残りました。
三男は長兄とはまた違った系統で面白いです。
受け様は控えめで健気なんですが、かなり乙女です。私の好み的には乙女度がギリギリOKかな~?という感じだったんですが、後半になるにつれ天然度が上がったように感じて、そこがかなり面白かったので、乙女な所はそれ程気にならなくなりました(笑)。
何でもありだなと感じる展開もあるのですが、全体的には楽しいコメディで楽しめました。
正直、2章を読んで「え??」っと思う事がちょっとあって(例えば、家に住み着いた経緯とか無理矢理な感じが。あと年齢。一章で17歳だったのが、2章になって16??みたいな。)自分が読み落とししたのかと思って、前に戻ってよんでみましたが、やっぱりハニャ?状態です。
本編だけだったら「中立」にしてたかもしれないですが、番外編が面白かったので「萌」評価に。
幹人の天然ボケに対しての滋貴の心の突っ込みがナイスでした。
十人兄弟の長男のヘタレ攻め×性格のいい天然受けです。
遠慮深い受けの健気さがよかったです。
長男・鐘ヶ江利一 ヘタレ攻め×高校二年生・岡田幹人(17)天然素直受け
母親が若い男と出て行ってしまって捨てられた幹人は、自分の父親だと思われる人の家に向かうことに。
長男の利一はあっさりと受け入れてくれ、幹人を兄弟だと認めてくれる。
六男四女の十人兄弟で、幹人みたいな存在には慣れているからだった。
次男の玲司からはまだ兄弟と認めていないので、利一を兄さんと呼ばせる訳にはいかないと言われて。
真面目でカッコ良かったお兄さんな利一が、ミキティー(幹人)の可愛さに壊れていくのが面白かったです。
寝顔が可愛くて、舌まで入れるキスをしてしまって、そんな自分に驚いたりと、ヘタレです。
今回は、嶋田尚末さんのヘタレ攻め×天然受けパターンのカップルでした。
兄弟の中に溶け込もうとして一生懸命で、素直で真面目で控えめで性格のいい受けです。
お嫁さん候補にしたいような子で、見事に利一はその健気さと奥ゆかしさにメロメロに。
おまけの番外編では、ミキティーの天然パワーに笑うしかなかったです。
あれは駄目なのに、フェラさせてくれないと相談するのは平気だなんて!と、のた打ち回りたくなります。
天然が振りきれると、実は一番恥ずかしい事を言っているというか、恐ろしい子です。
鐘ヶ江兄弟の次男が出てくる「キチク王子の優雅な企み」も、オススメです。こちらは、鬼畜攻め×元気受けのパターンです。