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kimi wa boku wo sukininaru
作家さんの新作発表
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田島×遥の第4巻。
ラストです。
夏休みに入ったバスケ部ですが、その中で何故か遥は服を滅多裂きにされたり教科書を捨てられたりというようなイタズラをされていて。
それが、どうやら同じバスケ部員の水野の仕業らしいとわかったのだが。
水野は中学時代の知り合いから脅されているのだと遥に訴えてきて…。
どんなに欺かれても助けたいと思ってしまう遥の性格。
相手に「偽善」だと思われて、その行為が裏目にしか出ることがなくても。
それでも、自分の思うように行動する遥は強いなぁと思いました。
ま、泣いてはいるんですがね。
それでも、裏切られたことで挫ける感じではないので。
相手が本当はSOSを発していたのだとちゃんと気付いてあげることができる。
そして、私が実は本編よりも好きなのが浅見・東編。
浅見にとって東はずっと特別な存在で。
でも、東はそんな浅見の気持ちには気付こうともしないでここまでやってきて。
少しずつ友達との距離が離れていくように、いつか浅見との距離も離れていってしまうのかと不安を覚えたり。
そして、浅見が東に想いを告げたことで2人の距離は…。
ずっとずっと見守り続けてきた浅見。
浅見にとっては東だけが大事で。
だから東が田島を好きだと言った時も動じなかった。
けれど、本心はどうだったんだろう?とも思う。
東はそれまで浅見をそういうふうに意識して見たことがなかったからわからなかったことに、浅見の応援のない試合で気付く。
何があっても浅見だけはきっと自分のそばにいるのだという気持ちがどこかにあったんじゃないのかな。
だから、浅見の好意に戸惑いはしてもホントの本心ではずっと前から浅見のことが好きだったんじゃないかなとも思います。
田島は憧れとか理想とかそんな部分が大きかったんじゃないかな。