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futari no nisemono alpha ha shitsuji alpha ni kashizukareru
四ノ宮慶先生の前作である「偽物アルファは執事アルファに溺愛される」を拝読させて頂き、今作はその続編として作家買いさせて頂きました。
売れっ子作家の多賀谷はアルファと偽るオメガで、アルファの實森とは番の関係にあるが、それも世間には秘密にしている。そんなある日、多賀谷をパパと呼ぶ子供、レイが現れた。實森と出会う前は浮名を流しまくっていた多賀谷だったが、まさかそんな筈は…。しかしどことなく多賀谷に似ているレイを放置することも出来ず同居することになるが、甲斐甲斐しく世話を焼く實森にモヤモヤしてしまうし、パパは最高のアルファだと信じて疑わないレイの前でアルファとして振る舞わなくてはならなくて…。
個人的、各項目5段階で
子育て 3
オメガバース 2
ツンデレ 2
エロ 2
な感じだと思います。
上記の通り「偽物アルファは執事アルファに溺愛される」の続編オメガバース作品です。前作で番になった多賀谷さんと實森さんの前に現れた5歳児のレイ君。読み進めながら、流石に多賀谷さんの子供じゃないでしょと思いながらも、万が一にもその可能性が無いとは言い切れないなとちょっとだけソワソワしながら読んでいました。
多賀谷さんをアルファの王様で、その息子の自分は王子様だと言うレイ君なので、子供ということもあり少し生意気な言動をしてしまいます。だけど實森さんの優しさや諭す言葉に反発したり素直に従ったりするので、どこか憎み切れないレイ君です。でも實森さんが元アルファだということに対してや終盤での多賀谷さんにどう接していいか分からない言動にはちょっとコラコラと思ってしまいやはり生意気さは拭い切れませんでしたね。
しかし5歳児との接し方や子育てでは意外と有り得ることなのかなと、実際の子育てはもっと大変なんだろうなとしみじみと思いました。
レイ君と同居していることもあり實森さんと多賀谷さんの絡みは少なく、レイ君のアルファ至上主義発言はありますが、前作と比べたらオメガバース要素も少ないかなと思います。
オメガバース要素よりもレイ君との生活、子育て要素は堪能出来ると思います。最初はレイ君との接し方に戸惑っていた多賀谷さんだが、徐々にレイ君との距離を縮めていく描写は心温まりますし、オメガだとバレた時はレイ君を傷付けてしまったと、咽び泣いていた多賀谷さんに心苦しくなりました。
多賀谷さんの心情の変化やレイ君の成長、相変わらずの實森さんの優しさと包容力と嫉妬心が垣間見えたギャップなどに萌えました。2人の子育てが最終的にどうなるのか、レイ君は本当に多賀谷さんの子供なのか、気になる方は是非とも読んでほしいです。
続編です。ずっと積んでてようやく読みました。
タイトルからレオはアルファってこと?でも途中で…と色んな意味でハラハラドキドキしました。
アルファじゃなきゃ!オメガなんて…な思い込みが強いちびっ子レオが、多賀谷に「パパ!」と駆け寄って来て。
本当に多賀谷の子供なのか?違うならなぜパパと思い込んでるのか?
レオのアルファへの偏った思い込みが、母親の影響なんだろうなあと読んでて不憫でした。オメガじゃ幸せになれない!って。
頑なにアルファにこだわり、パパみたいなアルファになりたい!って。
實森と多賀谷がしっかり言い聞かせたり躾したり。アルファでもオメガでも幸せの形も人それぞれなんだよって。
だんだん3人と一匹で仲良く暮らせるようになってきて、もういっそレオを引き取ってもいいかも…なところで。
思っていた母親像と違いホッとしました。
生まれ変わったレオと立ち直った母親がこれから幸せになれるといいですね。
そして多賀谷の母親の呪いも解けるといいですね。
執事攻め。基本敬語だけど執着すさまじく、可愛いもの好きで世話好きで。なんだか家事も育児も仕事も完璧すぎて、もう一つ何か個性?があると良かったのかな?
多賀谷の子供かもしれないレオを世話したり躾けたり、實森の心境も描写がもっとあれば良かったなあ。
2人は既に前作で番になってるし多賀谷の性格とかも分かり切っているので、純粋にお話を楽しむことが出来ました。
今回は多賀谷をパパと呼ぶレイという子どもが現れるんですが、お互いに子どもの存在に嫉妬しながらもちゃんと幼子に向き合う姿が凄く良かったです。
母親からの影響でアルファ至上主義が見え隠れするレイの言動を、ただ叱りつけるではなく根気よく話して聞かせる實森の姿に感動さえしました。
そして初めは距離を置いていた多賀谷がレイと自分の過去の境遇を重ね合わせて、段々と情を通わせて行く姿が凄く良かったんです。
なんと言ってもレイが素直でとても良い子でした。多賀谷がオメガである事にショックを受けて拒絶したこともありましたが、元を正せばオメガである母親が大好きで守りたいという思いが根底にあったからなんです。
前作で實森と多賀谷も出会うべくして出会ったと思いましたが、この2人とレイが出会ったのも運命だと思いました。賢いレイと一緒に多賀谷も實森も成長出来たと思います。
そしてレイ母子の運命も良い方向に向くことが出来ました。
これだけ「多賀谷 虹」という作家が成功しているんだから、出来れば続編で多賀谷がオメガで實森と番だと世間にカミングアウトするお話が読みたいと思いました。
それと274ページ13行目の「多賀谷のアルファフェロモンを」は「多賀谷のオメガフェロモンを」の間違いですね。
多賀谷に隠し子!?が現れる続編。
当然のように多賀谷を「パパ」と呼ぶレイに、多賀谷が動揺するのも当然、最初から冷静に対応する實森の本心が解らず、過去を思い出させるレイの存在にモヤモヤしたし胸が痛かった。それでも2人が誠実に対応できるのは、互いへの愛ゆえなのかな。
多賀谷がオメガだとバレてからのレイの態度に腹が立ったけど、個人としての強さや努力を尊重するよう諭して認めさせたのは多賀谷の強さと實森の献身だと思う。
レイの母の無責任さには腹が立ったけど、これがきっかけになって、2人の憂いが消えて前に進めそうで安心した。2人とも優しすぎて泣けた。
あと親の影響の強さを感じて、考える機会にもなった。色眼鏡なしに人を見る事の大事さもね。
奈良先生のイラストが今作も華やかで美しくて眼福。まだまだこの2人の将来を読みたい。
今回は受様専属マネージャーと人気小説家のお話です。
受様を父と呼ぶ子供が巻き起こす騒動の顛末を収録。
男女の性別に加えて発見された
第二の性・バース性はアルファ、オメガ、ベータという
3つの性の総称です。
優れた遺伝子を持つアルファは羨望され
発情期のあるオメガは虐待、性的搾取の対象でした。
現代ではオメガの人権は保護されていますが
多くの人はバース性のヒエラルキーに囚われており
受様はオメガながらも母のためにバース性を偽り続け
アルファ作家として名を馳せることになります。
そんな受様の専属編集者として現れた攻様は
アルファながら抑制処置でバース性を手放していた男で
受様とは何もかもが正反対な男でした。
攻様との出会いで受様は己のオメガ性を受け入れ
攻様の番となり伴侶ともなり、
順調な結婚生活を送っていましたが
新たに親子の愛がテーマの作品に取り組み始めると
受様はスランプに陥っています。
可愛いものや小さいものが大好きな攻様が
子供好きで子供も望んでいるようですが
父に捨てられ、母からは歪んだ愛情を向けられていた
受様には自分が親になる未来が想像できません。
そんな受様に攻様は気分転換を兼ねてと
絵本の読み聞かせイベントに出席するのですが
イベントを終えて帰宅しようとした受様に
突然見知らぬ子供が「パパ」と呼びかけるのです!!
キラキラと輝く丸い瞳は珍しいアースカラーの男の子は
受様そっくりな顔立ちで!?
既刊「偽物アルファは執事アルファに溺愛される」続刊は
攻様の番となり伴侶となった受様の前に
自分によく似た男の子が現れて一騒動となります。
受様は男の子の母なる女性に心当たりがないものの
放置できずに自宅に連れ帰る事になります。
その男の子はアルファが一番!! と思っているし
攻様と受様の関係を主従関係と思っているので
偉いアルファパパの召使=息子の僕の召使として接し
波乱な同居生活となっていきます (^-^A
受様には幼い男の子の言葉は"世間の目"であり
受様母が縛られ続ける実父との関係性をも彷彿とさせ
男の子の存在は歓迎できるものではありません。
しかしながら可愛いもの大好きな攻様は
受様に似た子供に仕えるのも吝かではない・・・
というより状況を楽しんでさえいます。
男の子がアルファに拘るのは自分が
オメガの母を守る存在になりたいという思いであり
パパがアルファなら僕もアルファという願いなので
個人的には攻様というガードの中なら
男の子は受様の意識を変えていく刺激剤として
許容範囲でしたが
この男の子の存在を受け入れられるのかどうかで
本作が楽しめるかどうかがすごく出る展開です。
バース性は自分で選べるものではなく
自ら偽った訳でもない受様の葛藤はまだ続くと思いますが
受様のグルグルも変っていくためのステップとして
楽しめました。
奈良先生なのでマストバイ。前作の続きのものでした!既にくっついているカプのところにちびっこが舞い込むというお話で、ちびっこがなあ・・・巣作り記載あったのは嬉しかったし、挿絵は神中の神なんですけど、ちびっこがちょっとしんどかったので萌どまりにしました。カラー口絵ががちで素晴らしい。攻めの肉体美をご覧になるべく、試し読みだけでも是非。
今までに書いたことのないテーマにチャレンジしようとしたけど、ちょっとしたスランプになっていた虹。気分転換にと、自著の絵本の読み聞かせイベントに出席してみたら、「パパっ」とちっこい子供が抱きついてきて・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
レイ(表紙の子♂、5歳)、マシュカ(飼い猫、しゃべらん)ぐらいかな。
++ちょっとしんどかったところ
ちびっこが育った環境からか、アルファ至上主義的行動をとるんです。それがどうにもこうにも腹立たしくて。子供のくせに、迷子というか押しかけてきた自分の面倒を見てくれる攻め(=執事状態)が、アルファじゃないとわかったら、小生意気な態度をとる。私が傍にいたら拳固で頭こちん☆ってしたくなるぐらい。オメガの母親が苦労してたからかアルファが最高!って思いこんでいるのは、分かるし、子供なんだからしようがないのかもとは思うものの、それゆえ遠慮なくオメガが蔑まれる部分があると、気分が下がっちゃいました。
そういう部分があるから攻めの「今から何にでもなれるんですよ」という温かい言葉が沁みるのかもしんないですけどね。
攻めは相変わらずカッコよく受けに尽くしまくっているし、受けは変わらず傲岸不遜な態度ながら攻めに甘えまくっているし、大好きな巣作りの記載もちょこっとあったので、尽くす執事アルファが気になる方でしたら良いのかも。単独読みはちょっともったいないので1作目からどうぞ。
私は子育てもの作品は割と好んで読む方なんです。なんですけど、でもこの作品は私には合いませんでした…。
ストーリーは、天才作家でアルファだと偽る多賀谷のことを「パパ」と呼ぶレイと名乗る子どもが現れて、母親が見つからないためしばらくの間、多賀谷と實森の家で育てるっていうもの。因みに多賀谷と實森は番です。
前作があるとのことですが私は未読です。でもストーリーは問題なく理解できました。
レイを預かるのがまず意味不明。そして母親が全く現れないこと、母親が多賀谷をパパと子どもに吹き込んでいる事にゾッとしました。
そしてレイと多賀谷と實森の同居生活が始まるんですが、このレイくん。ことあるごとに「さすがアルファ」「オメガなんか…」と、バース性差別がひどいし、オメガをディスりまくる。子どもじゃなければグーパン喰らわしてます。
そして、「實森はパパの召使いだから、僕も「實森」って呼ぶよ」と。ハァーー?!?
このクソガキ…って思いながら、まだまだ前半ですが怒りで頭がどうにかなりそう(憤怒)
そんで實森のこともバカにしたりするし、多賀谷がオメガだと分かったら、睨みつけ舌打ちって…。
作者さん、悪意を持ってレイというキャラクターを作ってませんか?私からしたら全く好感持てません。それなのに、實森も多賀谷も自分たちを責める方向…うう〜ん…全く同調できないし、感情移入できない。ただただバース性差別の激しい厚かましい子にしか見えない。
結果的に母親が見つかり、レイは母親の元へ戻るのですが、この母親の言動がバカっぽくて呆れました(誰も母親に怒らないのも謎…)。あまりにも共感できなくてイライラする理由ばかりでしたので、ここに書くと軽く字数制限オーバーしそう。ぜひ作品を読んで確認してください…。
子育てもの好きなんですよ。漫画も小説もよく読みます。でもこの作品に思うのは負の感情ばかりで、そう思う自分がすごく嫌でした。
続きものなので、このシリーズが大好きなファンの方も大勢いると思います。そしてこの続編を好きな方もいると思いますが…本当にごめんなさい。普通に子育てほのぼのストーリーとして読めれば良かったんですけど、私には無理でした。
オメガもアルファも関係ない、すごい人はオメガにもいる。アルファも努力が必要だ、っていう素敵な言葉も出てくるんですけど、結局レイの母親(オメガ)像があまり好感の持てない描き方をされているあたり、作者さんの方がレイの母親を通じてオメガ差別してない?って思いました。
レイを放置子にしたり、テーブルマナーを教えなかったりetc…。彼女がちゃんとしていて、レイの態度もそこまで悪くなければ、そこまで嫌悪感を持たなかったと思います。
子どもを持つことに前向きになれない多賀谷に、子どものいる生活を想起させたかったのは強く感じました。子ども好きな實森にしたら、レイが数日でも来てくれたことは良いことだったかも知れません。2人の間に子どもを持つことに少なからず気持ちの変化があったようですし、結果オーライとなったことは良かったです。
「中立」と「しゅみじゃない」で迷いましたが、2人のイチャシーンは甘々で好みだったのと、實盛のフリフリエプロンとシャワーキャップ姿が可愛かったので「中立」にしました。