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極楽院櫻子さんといえばやっぱり某二次から知ったかたですが、
というか過去の私どんだけ二次にはまっていたのか(汗)
10代の時にどハマリしていたその時はそれはそれは相当二次に熱をあげていた記憶があります。
なんとなくいい感じに熱は抜けていきましたが、
いまでも私の中でオリジナルと二次の壁はないのです。
とは言ってもこれも昔からですが、結局二次で好きになった人のオリジナルを猛烈に読みたくなるというクセ?のようなものはありました。
やっぱ商業又はオリジナル同人出しておられるとそっちのほうが読みたいし嬉しいというのはあったりします。
さて、そんな極楽院さんの1996年出版の本です。
今やボイーンなお姉さんのマンガで人気を博していらっしゃる先生でございますが、
その当時はこんな感じの絵でいらっしゃったんですね~。
モロあの当時描いてらっしゃったあの同人の雰囲気が出ているなー(気のせいかな?)と思いながら読み返すのでありました。
内容は兄弟モノです。
ある日、兄・友里の目の前に突然現れた弟、ナギ!
彼の目的は?
というようなサスペンス風な部分のあるシリアスマンガです。
なんか今読み返すと失礼ながら雰囲気マンガちっくなんですが、
弟×兄の絵面が大変ゆりんゆりんしていていい感じなのですよねw
受×受ちっく!これまた美味しいな!
少女マンガから派生した雰囲気の受×受BLもけっこうあった時代でしたよね。
あとショタっぽいのとか平気で闊歩していた時代だったなとか。
まだ作者がBLものを極楽院櫻子名義でやっている頃の作品です。
(現在BLではさくらあしか)
でも個人的にこの頃の作者の絵柄は好きです。
切ない系のシリアスもので、生き別れになった兄弟のお話。
兄は身売りで父親の借金を返しているといった不幸設定です。
そこにある日弟が現れてお話がはじまります。
展開的にそんなに捻りはないけれど、
キャラが美麗だし話の重さもあるしラストもまとまっていると思います。
ラストは読者の見方によって明るくも暗くも感じられます。
また、一冊で完結しているので読みやすいです。
まったく別のテイストの短編も同時収録されています。
ガストコミックス自体がもうないので、本屋で手に入れることは困難かも……?
古本屋か古本取り扱いサイトなどの方が手に入れやすいかもしれません。