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kodoku no oujisama
作家様買いです。
誰とでも寝るサラリーマンの最上は、
謎の男と寝て付きまとわれることになります。
誰とでも寝るのには理由があって
その理由が切なくて悲しくて辛かったです。
でもそんな最上の元に毎晩来る謎の男。
いつしか毎晩お花をもって来るようになります。
二人の謎の関係に何とも言えない気持ちになります。
ある日、最上さんが酔って帰ってきて
玄関にいる謎の男を「藤代」と呼ぶんですね。
(謎の男の名前は藤代じゃないです)
それをきっかけに二人の関係に変化を迎えるのですが
ほんとに最上さんのこと幸せにしてあげて欲しい気持ちでいっぱいになりました。
最上さんの気持ちはすぐにかわることはないだろうけど
きっと彼なら最上さんを幸せにしてくれるんじゃないかな。
最後のページの最上さんは眠り姫のようで可愛くて
でも切なくて複雑な感情になりました。
謎の男の気持ちを考えても少し切ないし
なんだろう…なんとも言えない気持ちの作品ですね。
でも悪い感じじゃなくて、これからパーーっと明るくなっていきそうな
そんな前ぶりがありそうな雰囲気なんです。
(上手く言葉に出来なくてすみません)
このお話、是非続きモノとして読みたいなぁって思いました。