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collar me 2 Dom/Sub universe anthology
カラーミー2 Dom/Subユニバースアンソロジー
表紙は第一弾と同じく『山田ノノノ 先生』
表紙と同じピンナップあり、
色素が薄い美人の陶器のような首に真っ赤なカラーが一段と映えて微笑む姿にゾクゾクします。
DomにもSubにも色々なタイプが描かれていて、DomにもSubにもなれるSwitchのタイプも何作品か描かれていてよかったです。
14作品と、14癖もあるので自分に合うDom/Subのタイプやプレーが見つかるはず。
個人的には、スカーレット・ベリ子先生の続きが欲しいです。
紙本、修正、白刻み海苔。
Dom/Subものが大好きなのと、山田先生のファンなので予約して紙で購入しました。
前回のアンソロ第1弾は山田先生の作品がドストライクだったのでもうそれだけで神評価だったんですが、今回のアンソロ第2弾は総合評価で萌2かな~って感じです。
理由は「収録作品を全体で見た時に、Subたち(受)のドMっぽさが弱いな」と感じたからです。
「支配されたい欲の強い、本能をもて余したドMなSub」が沢山読みたかったのですが、そういう受けちゃんが今回あんまりいなかったのが少し残念でした。
逆に言うと、SM要素が限りなく低いDom/Subアンソロなので、Dom/Sub初心者さんにはとても読みやすい内容になっていると思います。
個人的にはもちゃろ先生の作品と、名原しょうこ先生の作品がツボでした。
受けが「支配されたい欲の強い正統派なSub」って感じがしたので、とても好みでした。
特に名原しょうこ先生の作品は今後のラブ展開や付き合ってからのプレイが気になるので、続編を読みたいです。
ハードめなのを期待しすぎちゃってたので評価は萌2ですが、ボリュームもあるし、絵柄の綺麗な作家さんが多く読みやすかったのはとても良かったです。
初読み作家さんを新規開拓するのには向いているアンソロだと思います。
1冊目は正直、期待外れでした。
豪華な先生方で期待をし過ぎたのかもしれませんが、再読していません。
でも、akabebo先生、あめきり先生がどんな新しいDom/Sub作品を見せてくれるのだろうと期待して、懲りずに2冊目を購入しました。
個人的に今回のアンソロジーは、どの作品も当たりでした!
ただDomとSubの関係だけでなくリバだったり、どちらかがSwitchだったり、Switch同士だったりといろんなタイプのカプがあり、楽しめます。
1冊目よりも先生方のDom/Subの理解度も設定もよくできていると思います。やっと、Dom/Subだからという物語が揃った感じでした。
山田ノノノ先生は前作よりもさらにおもしろくなっていました。攻めの病的にイってしまってる目つきはさすがです。
藤峰式先生は連載にしてもいいのではないかと前回思っていた作品のその後でした。穏やかで激しくないDom/Subもよかったです。
スカーレット・ベリ子先生は今回もDom/Subなのかわからないのですが、Dom/Subの世界に合った物語とエロが素晴らしかったです。
akabebo先生はDom/Subでもリバという少し変わった設定が先生らしくて、攻め受けが変わる時の表情の違いがとてもよかったです。
あめきり先生はかわいい中にDom/Subの激しい感情が上手に表現されていました。受けの子の苦しそうに赤面しながら気持ちよくて泣く顔はサイコーです。
もちゃろ先生とサノアサヒ先生の作品は今回はじめて読みました。おふたりとも絵が美しく物語もとてもよかったです。他の作品もぜひ読みたいと思いました。いい出会いに感謝です。
いろんなタイプの作品や先生と出会えるのがアンソロジーです。人によって当たりも外れもあるので好きな作品に出会えるといいですね。
Dom/Sub最近作品もたくさん出てきましたね!この界隈に足を踏み入れて知った言葉だけど、本当に考えた人天才神宇宙!!!
特に私みたいなドMっ子に刺さる1冊。Domのコマンドにメロメロ(死語)なんです♡♡
コマンドで言うこと聞いちゃうSubっ子も最高にかわい〜!!特に、普段ツンとしてる子がSubでコマンド受けて恥ずかしながらpresentしちゃったりするのほんっと癖に刺さります♡♡
どのお話もDom/Subの子達を扱った作品だけど、全部好みでした!
Dom/Subって何?な人にも分かりやすく説明されてる解説付きで、初心者さんにもおすすめ!
描かれている先生方もDom/Sub初めて描いた方もいらっしゃるみたいで、あとがきでそういう所を見れるのも良かったです。
14作品収録の大ボリュームでDom/Subに浸れるアンソロジー。
2021年発表の前作に続き豪華執筆陣。また、前作収録作の続き的な作品も幾つかあります。
長くなりますが以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)
「本能とその最適解」山田ノノノ
地味Dom・歩xモデルSub・深春。
歩は優しくしたいのに深春が痛いSMプレイでないと満足しない、だから苦しいと思っていたけど…
結局この2人が最高にマッチングしていた、ということ。
「リバ」akabeko
タイトル通り!攻めの秋生はSubなので、時々受けの春人(Dom)にプレイしてもらえないと辛くなってきて…ヤってもらうというお話。
「ノーリミットワールド」ひつじま羊
前作収録作の「ノーカラーワールド」の関連作。
2人組アイドルの1人・昴と、自分が育った施設の先生との関係。
「オリキャラと俺のありえないドムサブ生活」スカーレット・ベリ子
BL作家Shibaruの目の前に、自分の描いた「理想の攻め」そのままの男が現れて、Subになりたいという自分のファンタジーそのままに抱かれるが。これは夢か現実か?
「under the domination」カシオ
Dom同士の同級生。だが堂本は実はSwitchだという。それを聞いてずっと堂本を自分のSubにしたいと夢想していたが…。ちょっと耽美感もあり。
「銀と雪」あめきり
虐待されていたSubの子供を引き取った銀(Dom)。Domに恐怖を抱く瑞雪のためにプレイを封印し体調不良を抱える銀だが…。優しいお話でした。
「ベイビーマイスター」藤峰式
前作収録作の「ハローマイシュガー」の続編。
プレイスタイルが合わないために抑制剤を服用する春木だが…
やっぱり矢斗っていい人!相性って難しいですね。
「パートナー登録しますか?」名原しょうこ
友達の家に行ったらVRでオナニーの真っ最中!声もかけられず…
エロ可愛いハッピーエンディング。絵柄好きです。
「初恋を繋ぐ方法」七ノ日
兄の友人に片想いの奏多。兄のパートナーだと誤解して強引にプレイに持ち込んだけれど…。まあ丸く収まりました。
「スイッチコミュニケーション」溝口ぐる
前作収録作「スイッチエデュケーション」の続編。
Switch同士のCPだけど、ハジメがDomばかりさせられSubの方の欲求が満たされず…。Switchだとこういう不満も溜まっていくんですね。難しいな〜。
「ハッピーバースデーは砂の城で」千野ち
亡くなった姉の子供・颯真を引き取って親代わりとなったユキ(Sub)だが…。
颯真はDomで18才になってやっとユキとプレイが出来る、というまあ既視感のあるお話。
「旅待ちの庭」もちゃろ
抑制剤の流通が難しい世界の設定。大きな街にはゲストとプレイする「緊急抑制剤」代わりの「ヘルバー」と呼ばれる存在がいて…
やはりもちゃろ先生の発想は一味違う。絵柄も美しい。2人、幸せになるといいな。
「馬鹿と首輪は使いよう」サノアサヒ
両方おバカで奇跡的に相性最高マッチングというおバカストーリー。意外と面白い。
「ようこそ、半径少年Aの世界」小松松子
ダイナミクスを知らないままの幼馴染。少し成長した年下Domがやっと恋人として並べる話。DomとかSubとか関係なく大好きな相手というのが伝わる。タイトルはよくわからない。
Dom/Subはとても好きだけど、14作品連続で畳み掛けられると流石にお腹いっぱいです。「萌」で。