お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
honoo no mirage series
自分を助けた直江に、素直に寄り添えない高耶さん。直江は自分ではなく“景虎”を助けただけなのだと、虚勢を張ります。
「おまえが抱きたいのは“景虎“だろう!」
戦いが始まると息の合ったプレイを見せる2人ですが、終わるとまた出現する溝。
身内だった人と戦わなければならなかった闘いの果てに。
「直江」
慰めを求めて、直江の名を呼ぶ高耶さん。気付かぬふりで業務的に事件の報告をする直江。そんな言葉が聞きたいんじゃない、と震える高耶に、
「慰められたいなら、この肉体で慰めてあげましょうか」
露悪的な言葉で高耶を責め、去っていく直江。
高耶が直江を追いかけたくても追いかけられなかったのは、直江の気持ちを受け入れられなかったからではなく、自分に、権利がないと思ったから。
(オレが記憶を封じる前の景虎に戻れば……)
(あいつのことを考える資格が、得られるんだろうか)
そして、高耶の選択。
→9巻につづく。
前巻で選択を迫られていた直江は・・・。
高耶を鏡の中から解放することを選びます。
意識を取り戻した高耶は、綾子も合流して譲が木縛されようとしている日光に向かいます。
千秋、片倉は北条の屋敷に捕まっていましたが、千秋が恙の子供を暗示にかけて脱出します。
以下、景虎な雰囲気の高耶の指揮のもと、VS北条です。
※ネタバレですのでご注意を。
譲の方は蘭丸に信長の「魔王の種」を植え込まれてしまいました。
譲の正体も高耶の感じからだいたい予想できます。(ここではまだ、明言はされてませんが)
譲の力を抑えることが、高耶(景虎)が謙信から与えられた使命らしいです。
風魔小太郎は逃げたよなぁ・・・、後々面倒なことになりそうな予感です。
そして、北条氏照はいい兄さんだったなぁ。
高耶は景虎の感情(想い?)を思い出そうとしてるし。
この先、直江とどうなることやら・・・。なんか不穏な感じの文章で終わってますし。
とりあえず、覇者の魔鏡編(北条編?)はこれで終了。
次が早く読みたくなります!
つつがの漢字が頑張っても出せなかったので、恙で代わりにしました。正しくは恙に獣偏がつきます。