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「可愛い恋人のこと、躾けないとね」
kyou kara oshi ni shituke rare masu
芸能界あまあまDomSub
単話読んでまとまるのを待ってました！芸能界を舞台にした、俳優同士のあまあまDomSub。
先輩×新人(今回は売れてない俳優)という組み合わせだと、DomSubの甘やかす／躾けるがピタッとはまってこんなに心地良いんだ！というのが発見でした。
今作ではSubくんがDomさんの大ファンなのもあって、憧れと好きの間のモヤモヤが可愛いしもどかしいし萌える・・・！
あと、作画が本当に素晴らしくて！芸能ものを描くのにピッタリの雰囲気だなと思いました。芸能人の皆さんがしっかり芸能人で・・・でも内面は人間的な弱さもあり、ギャップがまた尊い！
鏡の前のご対面♡プレイ(お気に入りのプレイすぎて勝手に命名している)とかエッチなところもすごく良く、一方でSubくんの役者としての成長も見られ・・・！
事件解決方法が鶴の一声な感じなところだけがちょっぴり残念でした。が、すごく素敵な作品です！
ただ、Domに残虐さや突き抜けた俺様感を求める方には期待はずれかもしれません。
明るい雰囲気のDom/Sub
Dom/Subユニバースの良さがイマイチ分からず、普段は進んで読んだりはしないのですが「年下Ωに押しかけ女房されてます」が好きで他作品も少しずつ拝読している作者さんの新作だったので読んでみました。
Dom/Subは今までに4作品位読んだことがあるかな？程度ですが、コマンドって都合良すぎない？お互いの精神的な信頼関係あってこそのSMの方が楽しくないかな？と思ったりしています。
エッチ的にも世界観的にももっとグチャグチャ〜とした、暗いイメージがあったのですが、この作品は明るい雰囲気で読みやすかったです。
冒頭、攻めの人気俳優・柴さんのキャッチフレーズ「全国民が跪きたい国宝級Dom」には、もしDom/Subの世界だったら確かにこんなフレーズが飛び交ったりするのかも！と思ったり、突然の同居展開など好きな展開もあって楽しく読めました。
Dom/Sub好きの人にもオススメなのか、Dom/Subの良さが作品に出ているのか等は 私にはちょっと分かりませんが、私自身はシリアス系が苦手でラブコメや健気受けが好きなので、この作品はDom/Subの中でも私の好みが詰まっていて楽しめる作品だったので読んでみて良かったです。
作品としては面白いけど
Dom/Subユニバースとオメガバースが増えている中で、設定がごちゃごちゃになるものが有りますが、この作品もその1つの様に思いました。
Domである攻めの柴さんは、Domであるが故に完璧イケメン。
Subは、差別されていて、Subだと分かると干されるという設定をされております。
まず、この設定を見た時に、一言、何故？と思いました。Subが差別される理由ってなんだ？Domだから完璧イケメンってなんだ？
別にオメガバースでは無いので、発情期があって仕事に行けなくなる訳でもない。法律で平等にされなきゃいけないって？と引っかかりが取れませんでした。
また、Dom/Subユニバースでなくてはいけない理由は余り感じられませんでした。
サブスペースに入ったやコマンドを使うシーンが有りますが多くはなく普通の有名俳優×若手俳優でやってもいいんじゃないかなって思ってしまうような内容でした。
ゆる～いDom/Sub
Dom/Sub流行ってますね。私はSMは好きではないのですが、Dom/Subは好きです。
今回のDom/Subはかなり緩め。
Dom/Sub設定の良いところが活かされていないなと思いました。勿体ない。
可愛い新人役者の純くんはSubなんだけど、それを隠して役者をやっていこうと思っているのに、推しの柴さんのコマンドっぽいセリフに体が反応してしまう。
コマンドを聞いたら、すぐにエッチになるところが、ちょっと早いかなと思いました。もっと精神的に満たされたかったです。
でも、サブスペースを演技に活かすなんて面白い子ですね。役者魂！が素晴らしい。
柴さんのDomっぽいところがなかったのも残念。
もっと、コマンドして、相手を満足させて褒めたり、甘やかしたりするところが見たかったです。
Subが出演しているだけで映画やドラマが打ち切りになるなんて凄い世界ですね。嗜好じゃなくて本能なんだから、自分の意思には関係ないし、直せるものでもないんだから、そんな差別の仕方はひどいと思いました。
タイトルの躾も、ちょっと弱かったかな。
優しくて甘々なDom/Subっていいなと思うので、今度は柴さんの好きなプレイをしてほしいなと思います。
