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hakugin no outo kuroki miko
すっごくおもしろかったです!
内容はもちろんなのですが、茶柱先生の文字運びが大変好みでした。
僕視点(コウキ)と我視点(エドガー)で語られていくのもよかったです。
情景描写がうまく、すぐそのイメージがわきました。
召喚されたばかりのコウキは扱いがひどすぎて読むのが辛かったですね…“その描写”は無いのにキツイ。
狂狼となりかけていたエドガーと少しずつ、少しずつ、距離を縮め、このまま結婚して一巻はハピエンかー♡と油断させておいてからのドボン…!!!
シリーズ3巻とも用意してから読んでください笑
最後の最後の、これまた最後まで、それはもう気持ちよーく読んでいました。幸せに包まれたほのぼのと甘い雰囲気に満たされて。
ふふふ……良いね、良いねぇ〜♪ってニヤついて読んでいたのに、最後突き落とされました。
8月に2弾が刊行されると帯に書いてあって疑問に思ってましたが、なるほどこのためね、と。
えぇー…酷すぎませんか…。
なかなかページ数ありましたよ。
最後まで良い気分で読んでましたよ。
甘々のふわふわハッピーテイストでしたよ。
次巻で救済がくるとは思うけど、1か月かぁ…長いです。主人公・コウキは『救国の聖女』なんて呼び名が付いてますけど、私の心も救って欲しいくらい落ち込んでます。上下巻記載して欲しかったです。
…to be Continued.
なんてお洒落に書かないで(T-T)
ストーリーは面白いです。ファンタジー・異世界・様々な獣人と人間が混在している世界観の設定。そこに国を救うとされる『救国の女神』・『豊穣の御子』の異名を持つ、足の不自由なコウキが召喚されたところからこの物語が始まります。ロマネーシャ国で酷い屈辱を受けていたものの、その後助け出されたバルデュロイ国の獣人狼・エドガーとその部下や仲間たちに大事にされて、次第に元気と穏やかな気持ちを取り戻していくコウキ。
人間嫌いのエドガーだったけど、次第にコウキを愛するようになり、そしてまたコウキもエドガーを愛するようになります。
苦難の末にやっと幸せを掴んだコウキなんですよ。やっとコウキと気持ちが繋がったエドガーなんですよ…。それだけに最後、またクソ国のヤロー共の手に堕ちるとは衝撃でした。しかもコウキの心が砕け落ちたエンディングでしたので、今日の私の夢見は悪そうです……。
来月、最高のハッピーエンドを期待します。今は再読はしないでおきます。次巻を読んで気持ちがスッキリしたら、また今巻を最初から通し読みしてみようかなと思います。
にしても、超大作!読み応えあります。
設定も作り込まれていて、細やかな描写と魅力的で個性的な脇役のキャラクターたち。とても面白かったです。…最後までは(←しつこい 笑)
次巻まで待てない方は、多少気持ちはモヤりますがこちらの方を先読みして下さい。待てる方は次巻と同時に購入して一気読みすることをオススメします^ ^
茶柱一号先生の『愛を与える獣たち』シリーズが好きな方なら嵌るんではないでしょうか?
今回も受けのコウキが異世界の最初の召喚先で酷い目に遭ってました。ただコウキの一人称でサラッと語られてるので、そういう事があったと分かる程度なので、そんなにキツい印象はありませんでした。
ただ「豊穣の御子」としてバルデュロイ王のエドガーに出会った時は酷い目に遭ってしまう描写があります。
どうしてエドガーがそんな態度を取ってしまったかには深い事情があるんですが、コウキはエドガーの真の姿に気が付いているので嫌悪感は無いのが救いでした。
茶柱一号先生の不憫受けとして、なんとなく『愛を与える獣たち』のチカさんとコウキを比べてしまうんですが、根本的な気持ちの強さが違うんです。
理不尽な目に遭ってるのは同じなんですが、人生の経験値が違うんです。
それが今作のラストに繋がってしまってると思いました。
と言っても「え〜どうなっちゃうの!」って場面で終わってますので、コウキが我に帰るのか?エドガーが助けに入るのかは次巻の楽しみにしたいと思います。
ただ言える事はコウキを召喚したロマネーシャという人間の王国が糞だという事実だけです。
まず最初に。
こちらは2022年8月4日に出る『白銀の王と黒き御子 神狼と僕は永遠を誓う』の元のお話になります。
続きモノになりますので、一気に読みたい方は来月まで待ったほうが良いと思います。
綺麗に一旦終わるならいいんですけど、
うわぁ…!どうなっちゃうの!?ってところで終わっちゃうので
待つのがしんどい方にはしんどいかと…。
私は待てない人間なのですが、いけるだろ!と思って読んで無理でした(*_*)
来月が長い…!!!!
茶柱先生の『愛を与える獣たち』シリーズが大好きで
今回こちらを購入したのですが、
こちらも異世界トリップ&獣人モノです。
受けのコウキが不憫なんです。
ある日突然異世界(ロマネーシャ国)へ召喚されたコウキ。
そこで酷い扱いを受けます。
そしてこの国では獣人は奴隷として扱われていたのですが
その国がバルデュロイ国との戦に負けます。
そしてー…。
バルデュロイ国の王のエドガーが最初何を考えてるかわからなくて
コウキがひたすら可哀想だなと思っていました。
でも、同時期のエドガー視点のお話もあり、そちらを読むとエドガーもエドガーで色んなことを考えていたんだなと思いました。
そこからだんだんとこの国のことを知り、
エドガーのことを知り溺愛されて幸せだなぁと思ってたら
まさかのまさかの展開です…。
早く来月になりますように…。
今回は多民族国家バルデュロイの狼王と
神聖王国ロマネーシャに召喚された日本人のお話です。
受様が「救国の聖女」から「豊穣の巫女」となり
「神狼」と心を通じさせながらも再び絶望に囚われるまで。
受様はピアニストを目指しながらも
親友を庇って足を負傷します。
親友の幸せを見守りながら
子供達にピアノを教える道を歩いていた受様でしたが
親友が突然死してしまいます。
親友の葬儀の日、
自分が代わりに死ねばよかったと思っていた受様は
白い光に視界を焼かれ意識を手放してしまい・・・
次に目覚めたのは
石作の建造物の中の冷たく硬い台の上でした。
なんと受様は神聖王国ロマネーシャの神官たちに
「救国の聖女」として召喚されていたのです!!
ロマネーシャは獣人王の治めるバルデュロイと交戦中で
神官達は聖女の加護さえあれば不浄の獣人を駆逐し、
人族が正しき世を創るはずだったと言いますが
彼らの求めた聖女は金髪碧眼の穢れなき乙女で
黒髪黒目で男で片足の悪い受様はなにかの間違い、
招かれざる客とされるのです。
なのに聖女の体液は癒しの力を秘めているからと
受様は血を抜かれ、身体での奉仕まで強いられ
受様の心はゆっくりと蝕まれていきます。
そして受様の心が絶望と虚無に支配されていくと
ロマネーシャは自然災害や疫病、飢饉に襲われて瓦解し、
バルデュロイに完全敗北します。
受様は唯一の見方だった奴隷の狼獣人によって
神殿から脱出しますが「救国の聖女」として追手がかかり
バルデュロイの将軍に捕獲されてしまいます。
将軍はソレを聖女を保護するためだったと言いますが
狼獣人は「豪嵐の荒獅子」と呼ばれる将軍も
彼の仕える「血染めの狼王」も信用できないと
言い放つのです。
果たしてバルデュロイ王の目的とは!?
そしてこの世界に受様に安住の地はあるのか!?
人間を憎むバルデュロイ王である攻様と
聖女として異世界に召喚された受様の
異世界トリップファンタジーになります。
茶柱一号先生の他レーベルのもふもふシリーズが
気になりつつも1冊が厚いし、シリーズ長いし、
初作家さんの3Pはハードル高いしで
手を出しかねていたのですが
新刊の本作が界渡り、もふもふ、ファンタジーと
MYツボ盛沢山だったので手を出したのですが
正直、私には合わないかも・・・です (^-^A
バルデュロイ王の攻様が人間嫌いで初対面の受様に
「豊穣の御子としてバルデュロイにつくせ」って
乱暴に組み伏せるのはまだ良いんですよ。
受様と攻様が正しく対なら
後先あっても結ばれてハピエンになるはずだし
攻様が初手の一歩を間違えて
受様に好かれるまで右往左往するのは好きなので。
人族、亜人種、獣人が共存する世界、
「神狼」と「豊穣の御子」が対なる存在、
世界を支える大樹が密やかに衰退している状況、
全てが「豊穣の御子」である受様の気持ち次第、
という展開にもとてもワクワクするのですが
受様の逃げ場のなさと虐げられ方と
それによる受様の思考と言動が好みじゃなくて
設定はいいのに~と言うのが一番評価に困るのですが
今回は「萌」評価とさせて頂きます。
続きは気になるので下巻もレビュー予定です。
なんとなく手にとってみたものの、甘くない。軽やかじゃない。攻め受けとも好きになるポイントがなくって、中立です。来月続きが出るらしいので、それを読んで印象変わるといいなと思ってます。理不尽にも召喚された者が手ひどい目に遭わされるという感じの1冊、本編280Pほど。
親友を失い傷心で酒を飲んでいたところ、神聖王国ロマネーシャへ召喚されてしまったコウキ。勝手に救国の聖女と呼ばれ、ありとあらゆる手段で搾取されてしましたがバルデュロイ王国の攻撃で城は陥落、従ってくれる奴隷のリアンと共に逃亡していたものの、ついに追っ手につかまり・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
リアン(受けが救った奴隷)、ライナス(バルデュロイの将軍)、リンデン(樹人、バルデュロイ宰相)、リコリス(受けの側仕え)、バイス(攻め弟)、悪党少々。
++攻め受けについて
攻め:受けがある種鎮静効果をもたらすらしく、いないとだんだん狂暴になるらしい。それ以外は国王らしい国王&多分戦闘能力高そう。(まだ戦闘シーンはない)長剣とかぶん回してそうな感じ。今回受けが搔っ攫われたところで終わってしまったんで、さー2巻どうなることやら。あ、人化はなし、完全獣化あり。母親を人間に殺されたとかで大の人間嫌い。(いやそこで人間嫌いになるなよ、国王・・・ま話成立しなくなるからいいけど)
受け:足が悪いこともあって各種諦めることに慣れてんじゃないかと思うぐらい、様々な状況を受け入れすぎじゃね?!とすごく思う方。抵抗するのにもパワーいるからなあ・・・許容範囲広すぎるんじゃないかとどうしても思ってしまう。最初、爪攻撃で失血死すんじゃね?というい状況になったのに、王様のこと好きになるんだもんな、ちょっとシンクロしにくかったでした。
完全人化がないからかな、攻め受けに惚れられなくって、盛り上がりが少し少なかった一冊でした。お話の世界の根幹となるでっかい樹に関する顛末知りたいから、次も読むかなあ・・