狼くんが可愛すぎてHできない

ケモ耳。軽めなすれ違いの可愛らしいお話

獣人たちだけ、という世界観の中での可愛いお話。

主人公はリス獣人の啓太とオオカミ獣人の壮吾のカップル。
ケモノとしてのイメージとは違って啓太の方が「攻め」なんだけど、実はこの2人、まだHで最後までいってない。
というのも…

…というストーリーなんですが。
その理由が、「可愛い」と「切ない」と「笑える」がぐるぐるしてて、そこが本作の面白さなのかな。
啓太は壮吾が好きで好きで、すぐ鼻血が出ちゃいます。
するとその「血」に対する本能的反応で、壮吾は牙をむいてしまう。(噛み癖)
すると今度は啓太がオオカミの牙に対しての恐怖で、ボンッと「本当のリスの姿」に獣化変身しちゃって…
…の繰り返しなんですね。
なんとかしなきゃ、と啓太が目隠ししたり壮吾が口輪はめたりするんだけど、それでもうまくいかない。
壮吾はムリにHしなくても、というスタンス。
でもそれを聞いて啓太が怒り出し。「俺のこと面倒だって思ってるんだろ‼︎」
それを聞いた壮吾もムッとして…
頭だけがオオカミに獣化！
すると、その姿を見たリス型啓太がヒト型に戻り、ついに…！

どうやら壮吾が顔がヒト型なのに牙が出るのが怖かったみたい。
どう見てもオオカミの顔の方が怖いと思うんですケド。
まあ、やっと想いが叶って良かったね、です。
可愛らしいお話でした。