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ikiro nakimushi
余命宣告をされたジュンタ(表紙茶髪の泣いてる方)。
ずっと好きだった親友のマナト(表紙黒髪の裸の方)に告白して、恋人になります。
ジュンタは泣き虫ヘタレワンコ系、マナトは寡黙な男っぽい頼りになる系でお話が進んでいきます。
ですので、ジュンタが攻めでマナトが受けだった時に、おっ?となりました。笑
あらすじや帯に、「余命宣告された攻×絶対死なせないマン受」ってちゃんと赤文字で書いてくれてるのに見逃していました。
自分の中にないと思っていた、受け攻めの固定観念がある事に気付かされ、ちょっと反省しました。
攻めっぽい人が実は受けっていうのもアリですね。
※※以下ネタバレしてしまう箇所があると思いますので、ネタバレされたくない方はお気をつけ下さい。※※
ジュンタが余命宣告されてから酔いつぶれ、秘かにずっと好きだったマナトに勢いで告白してしまうところから始まります。
すぐに後悔して返事を聞かずに終わるのですが、次の日にマナトが会いに来て、病気や余命宣告の事も打ち明け更に付き合う事に。
付き合ってからのマナトは、寡黙だけど彼氏力高くて
ジュンタが照れまくるのすごくわかります!
彼氏力高いマナト素敵。素敵なんですが
ジュンタ視点でお話が進むためマナトの考えとかがはっきりわからず。
寡黙で表情がない故か、わかりづらかったんですよね。そもそも何でジュンタと付き合ったの?同情なの?と疑問が頭の片隅にいたというか。
マナトの気持ちがわかりづらかったので、「死ぬ気で生きろ」とかジュンタに対して言うのが無神経に思ってしまいました(マナトごめんね)。
ジュンタはマナトと付き合えた事でずっと舞い上がっている感じで、そこに対しての葛藤は描かれてなかったので、余命を扱うお話にしては少し軽めかな、と途中感じてしまいました。
だから、かなり後半でマナトが実はずっとジュンタを好きだった事を明かしたり、好きって言うのとかもっと早めに出してくれていたらもっと入り込めたのになぁ萌えられたのになぁ、、、と思いました。
寡黙なのは好きだけど、マナトわかりにくいよ〜。
元々碓井先生のpixivで掲載されていた「余命幾ばもない攻×絶対死なせない受」がベースになっているそうです。
私はこの単行本が初見でpixivの方は見たことがなかったので、読了後に読んでみました。
こちらはほのぼのしたあまい雰囲気で、マナトもわかりやすかったです。すごく好きでした。
元々pixivを読まれていた方は、単行本を読んでも分かりにくさとかもなく楽しく読めるのだろうな、と思いました。
あと、単行本の最終話~その後が、あまくて二人の関係性がわかりやすくてとても好きです。
私は「余命宣告」というテーマで切ない話と思っていたのですが
「死と向き合う」ではなく、死を意識した事をきっかけに恋人になる両片思いの二人の希望のあるお話だったな、と思いました。