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dakasetekurerumade akiramenai
大事な傘を盗まれたところで、雨宿り先のアパートから出てきた大学生と運命の出会いを果たす。そんな少女漫画みたいな恋愛をしている攻・陽彦。
元気で人の良さそうな大学生のお兄さんから、どこにでもいるような通勤途中のリーマン、かと思いきやお洒落な、ウブな大学生にはちょっと刺激的なバーテンダーとしての顔ももつ受・伊織。
再開からの、陽彦のもだもだしつつの賢明なアタックと、大人だからと壁をつくりつつ、突き放すことはしない狡さをもった伊織とのやりとりが、甘酸っぱくて、良かったですね〜!!!!
二人がくっつくまで、壁をつくって、陽彦を遠ざける伊織が、けど陽彦を手放したくない、という矛盾した感情に気づいていくところが、めっちゃえもかったです。
本編中、どこか大人としての対応を意識していたように見えた伊織でしたが、193ページ4コマ目からの伊織の台詞と表情がとても好きでした。このコマを読んだ時(あ、このキャラクター、凄く魅力的だ)と思いました。
大人として、やっぱり陽彦の思いを受け止めて、宥めてあげるような台詞としぐさでありつつ、伊織自身も自分に言い含めるような、そうだったら幸せだと言うような笑顔が最高に可愛かったのです。
これから二人で、沢山の嬉しいを共有していってほしい、そんなカップルでした!
表紙と中の絵柄が違っていて少し驚きました。
お試し読みをオススメします。
ノンケ大学生×サラリーマンでゲイの受け視点。
あと表記はないですが、受けの方が身長低め。
どちらかというと受けの方があどけない顔をしていて、最初は受けだと思っていましたが実はリーマン受け。
また、攻めは「他人の夢に入れる」という特殊な能力を持っているのですが、せっかくいい設定も活かしきれていない気がしました。
出会いのシーンが中盤でくることが多い構成の中、こちらは最初に中学生のエピソードがありそれから突然7年の月日が経ってからのスタートで急な展開に少し戸惑いました。
萌えきる前に終わってしまった物足りなさもありました。
う〜ん、他人の夢をのぞける設定と、7年間片想いして生き方にも影響を受けた人と。
どちらかに絞れば…と思ったけど、伊織の夢をのぞかなければ告白しなくて、その後の展開もなかったのかなあ。
あんな数回会っただけで伊織も…。まあ決断を迫られてたしなあ。
なんかどっちも中途半端な感じかな。夢に入って介入できるなら、そこから広げてみても良かったし。7年間の片想いからの再会で色々あっても良かったし。
ただ、伊織が仕送りしてた弟が受けの親友で楽しく大学生してたとかはびっくりでした。
まあ、タラレバを考えがちですが、こうなったから二人は出会えたわけですしね。