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furueru hana
時代は1920年代の日本。
登場人物たちは元華族や財閥といった上流階級の人達ばかりで、華やかな雰囲気が漂う作品です。
ただ、主人公の2人が暗くて重い過去を背負っているために、お話自体はシリアスなものとなっています。
攻め様は執着・鬼畜・腹黒いところもある俺様傲慢な財閥の会長、受け様は華族の血筋ではあるが財政的には没落していて、幼い時に両親を亡くし叔父夫妻に引き取られているという状況。
今回は受け様が典型的なお坊ちゃまキャラで、苛められ役で少しなよっちいところ。でもまぁ、全く女々しいのでもなく、ある程度芯の強さはあるんですが、男前な受け様が多く登場する真山さんの作品では珍しいかなと思いました。
攻め様が受け様に執着しているように見えるんですが、その理由があまりはっきりしないのと、2人の想いが通じてからのイチャイチャが見れなかったので、そこをもう少し見たかったなという気がします。
それでもこの時代のロマンみたいなものが感じられたのと、酷い目にあいながらもそれ程スレない受け様には好感が持てたので、評価は萌にしました。
借金のかたに売られてしまった秋と、買った上総の話。
ストーリーは、王道と言えば聞こえはいいけど、ありきたりとも言える感じです。
なんだかガツーン!とくるインパクトが無かったような…。
上総の秋に対する執着度合いがわかりにくいです。
もしかすると、すごく執着してるのかもしれませんけど、
いまいち伝わってきませんでした。
愛の告白も上総からは結局無かったんですよねぇ…。
もっとラブなところが見たかったー。
コミック化するならせめて後日談とかつけて欲しかったな。
ハッピーエンドというには、ちょっと物足りない感じです。